こんにちは! オタク主婦のミホコです。
息子が幼稚園の頃から、公文式を始めました。
公文を続けてきて5年。宿題をするという習慣が身につくまでは、親子共々、地獄の時間を味わってきました(笑)
そんな息子も小学4年生。今でも公文を続けていますし、ここに来てやっと公文式の効果が発揮されるようになりました。
公文式の宿題で疲弊しているお母さんに向けて記事を書いています。
我が家も、小学1年くらいまでは公文を続けようか辞めようか悩んでいましたので、当時のことなども思い出しながら記事にしたいと思います。
【公文式】宿題を嫌がるときに心掛けたこと
公文式は、家でやる「宿題」かなりの負担でもあります。しかし家で勉強をする習慣を身に付けておくと、自発的に勉強をする子になるというのです。
そこで我が家でも無理のない程度に宿題を進めてきましたが、時に宿題のことでイライラしてしまうこともありました。
そのようなときに心掛けたことを記事にしたいと思います。
習慣化するまでは宿題を続ける
公文式は私が子供のころから習い事としては人気がありました。公文を始めるか、そろばんか書道かピアノか、、
小学生の頃に始める習い事としては、公文はポピュラーなものですよね。
私が小学生の頃に選んだ習い事は「そろばん」でしたから、宿題というものもなかったし、そろばんは好きでしたので楽しく通っていました。
その感覚もあり、公文もその子が楽しいと思うから通うものだと思っていたのです。
それがまさかの修羅場になるとは、、
息子は幼稚園の年中から公文を始めました。
教科は国語と英語です。(のちに算数も追加)
私にはどうしても幼少期から習わせたい科目があったのです。それが「英語」。
もちろん英語塾でネイティブな先生と英語で話そう!みたいなスクールにも通ったこともありますが、当時の息子には全く合わず。
そこで、知り合いのママさんからの情報で「公文の英語はなかなかいいよ」と教えてもらい公文に通うことに決めました。
それまで公文に対する情報を一切持ちわせていなかったのですが、自分の子供が通うようになって初めて知ることも多く、その一つが「宿題」だったのです。
公文式では
- 毎日やる宿題が出される
- 基本的には国語に力を入れている
- 英語は「Eペンシル」というネイティブな発音をしてくれるペンで学ぶ
- 月謝はなかなか高い
- 兄弟割引はない
- 教室によって先生の技量の差は否めない
- オブジェと呼ばれるものがある
最後の「オブジェ」に関しては、息子がどうしても欲しいとやる気を出すきっかけとなったものです。
のちにこの「オブジェ」が、私たち親子の公文生活を変える目標となりました。
何より、毎日出される宿題をやりこなせるかどうか、というのが公文の最大の難関でもあります。
毎日出される宿題をこなしていくことを重要視している公文式にとって、「毎日コツコツ」ができないと、かなり苦しい習い事になってしまいます。
反対に「毎日コツコツ」を習慣化できたら、学校の授業なら自分で理解できるレベルをキープできると思います。
自分にとって楽しいと思えないもの(例えば計算問題など)は、どうやったらヤル気を出せるか?というのが最大の課題でした。
しかし、ある程度習慣化されたものに関しては、ヤル気がなくても無意識にやろうとします。
習慣化されるまで半年から1年くらいかかりましたが、習慣化されたら子供が勝手に宿題をやるようになりました。
習慣化されるまではモチベーションを保つというのが必要になってきます。
息子の場合、そのモチベーションアップに一役買ってくれたものが「オブジェ」でした。
宿題を毎日こなすための方法
公文で出される宿題をこなすということが、どれだけ大変なことなのか、私も初めは全く理解していませんでした。
毎日たった数枚の問題集をやり始めるのに1時間はかかるのです。
始めてしまえばわけないのに、、どうしても始められない。
そりゃあ面白くもないものに食いつくわけないんですよね。宿題をやらせるこちらも、つい甘えが出てしまいます。
たった数枚の宿題でしたが、先生に相談して量を減らしてもらいました。すると、俄然やる気を出し始めた息子。
例えば、宿題を毎日5枚やっていたのを3枚にしてもらうだけでも、子供の心の負担はかなり減るようです。
何枚もらっても同じ月謝だし、せっかく通うのなら多い方がいいよね!と始めは欲張っていましたが、それがよくなかったみたい。
嫌がることを無理やりやらせても意味はない、と辞める方向で考えていたのですが、少なくてもいいから続けたいという本人の気持ちを尊重しました。
子供が嫌がる場合は、無理やり続けても意味はないと思っています。
ちなみに私は、公文はもう辞めたいと思っていました。
月謝もなかなか高いし、週に2回もあるし、送り迎え大変だし、、
でも、息子はなぜか「辞めたくない」と。その理由がオブジェ、、
公文では、ある一定の条件満たした生徒さんを称え、オブジェや記念品などが授与されます。
高進度学習者賞をとるとオブジェがもらえるのですが、これに息子が反応したのです。
国語や算数で条件を満たすには、宿題をかなりの枚数こなさなければ難しいのですが、英語ならなんとかいけそう!
ということで、英語のペースはそのままにして国語と算数の宿題を減らしてもらおうかと思ったのですが、、
ポイント
早くからスタートしていた英語は、小学2年の時点で中学レベルに達していました。
もしオブジェを狙うのであれば、早い段階で英語をスタートするとよいです。
とはいえオブジェをもらうための公文ではないので、英語の宿題を減らしペースをキープしていきました。
息子がどうしても欲しい!と目標となった「オブジェ」
公文の教室でオブジェをもらった小学生のお兄さんに現物を見せてもらったというのです。
オブジェをもらっている先輩を見て、「頑張れば自分もオブジェをもらえる!」と思ったようなのです。その日から、宿題をすぐに始めるようになりました。
すると思いの外、早くに宿題をこなせるということを自分で実感したようです。
今までは、どうやったら早く宿題を始めるのか?ということばかり考えていました。
しかし「子供を操作しよう」と考えている限り、子供は思い通りには動いてはくれないものです。
子供だって、自分にメリットがあることじゃなければ動こうとはしませんよね?
しかし、自分にメリットがあると感じた瞬間から一気にヤル気が加速しました。
公文式で「自宅学習」を習慣化!
公文のメリットは「自宅学習の習慣が身につく」ことだと思っています。
しかし、習慣化されるまでには、なかなかの努力が必要です。
そのサポートをしてくださるのが、公文の先生だったり、宿題を提出しなければならないというシステムです。
公文は、家で勉強をするという習慣が身につく
もう辞めたい、と思っていた公文。ですが、ひょんなことからやる気を出し始めた息子。
本人のやる気が前向きになったので、無理やり宿題をやらせなくてもよくなり、気が楽になりました。
公文の宿題をやらなきゃいけないと思っていた頃は、私もイライラしていたんだと思います。
「やってもやらなくても、どっちでもいいよ~」となってからは、子供が勝手に宿題を始めるようになっていました。
宿題を勝手に始めるようになってからは、私が急かすこともほとんどなくなり、ストレスも感じなくなりました。
そして、いつしか息子も「公文の宿題をやってから」自分のやりたいことをする、という習慣が身についていました。
息子がヤル気を出したきっかけは「オブジェ」でしたが、習慣化されてからは淡々と宿題をこなすという形にシフトしていきました。
もはや「オブジェ」のことを忘れてしまっているのでは?というくらい、当たり前のように宿題をこなしていくようになったのです。
「宿題=やるもの」というのが当たり前のようになり、ついでに(笑)学校の宿題も同時にこなすようになりました。
毎日、歯を磨くように
毎日、宿題をする
そこに葛藤もなければ、やる理由もいらないのです。習慣化とはそういうことです。
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今どき小学生の勉強時間はどのくらい?
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公文式をやれば勉強ができる、とは限らない
しかしここまで来るのには、なかなか宿題を始めない子供についイライラしてしまうこともあり、何度もやめようと思いました。
ちなみに家でコツコツと積み上げられれば、何も公文じゃなくたっていい、と思っています。
もっと楽しく続けられるものがあるのなら、その方が絶対に良いと。
公文は家で宿題をやらなければならないし、月謝も高い。
息子が公文の宿題をこなせなかった時期には、お家で勉強ができるタブレット教材を探していました。
こちらの教材は、私の姪っ子が小学校から続けていたもので、姪っ子は塾にも通わず公文も行かず、こちらのタブレット教材のみで学力をキープしてきました。
スマイルゼミなら教室に通うこともなく、すべての教科が一つのタブレットで学べます。
子供のタイプに合わせて、タブレット教材でチャレンジするのもありだな、と思っています。
大事なことは、お家でコツコツと学ぶ習慣を身に付けることだと思うからです。
スマイルゼミの良さは、子供が無理なく継続できることだと思います。どんなに素晴らしくても、続けていけなければ意味はありません。
その点、タブレット教材は、子供の興味を引く内容が盛り込まれています。
今なら詳しい資料が無料でもらえます。
しかし気になるのは「タブレット端末代金」ですよね。結構高いと聞いて躊躇されてしまう方もいらっしゃるかと思います。
スタサプでしたら自分の端末で分かりやすく楽しい先生の授業が見放題です。
小学4年~中学3年までの授業が見放題です。
【まとめ】公文式のメリットは習慣化
公文を始めて1~2年は、お家で宿題をこなしていくことができずに苦戦してしまいました。
この間にも、公文の先生には相談に乗っていただき、何とか続けることができました。
そのおかげで、今では学校から帰ってくると自分で公文の宿題を始め、更には学校の宿題も一気にこなしてしまいます。
こちらが何も言わなくても「自ら行う」のです。
そして、息子があれほど欲しがっていた「オブジェ」は、3つ目になりました。オブジェを眺めるたびに、親子で頑張っていた日々を懐かしく思います。
どんな習い事でも、やるのは子供であって親ではありません。きっかけは親が与えたとしても、それを継続するのは子供です。
子供がどんな目標を持つことができるか、その思いに寄り添っていけたらよいですね。