こんにちは! 元パーリーピーポーで、今は節約家のパート主婦です。
パートを始めて節約に目覚めました。


「毎日たった50円くらいなら…」と、何気なく使ってしまうお金。
でも実は、その小さな差が積み重なると 10年、20年後には大きな金額になることをご存じでしょうか?
この記事では、具体的なシミュレーションを交えて、日々の節約がどれくらいの資産差になるのかを解説します。
100円の差が10年後にどうなる?
例えば、毎日ついつい買ってしまう 缶コーヒーやお菓子。
「1日たった50円くらい」と思うかもしれません。
でも、この50円をコツコツと節約し、投資に回したらどうなるのかをシミュレーションしてみましょう。
シミュレーション:50円の節約→投資
まずは1日50円節約して貯蓄していったら、10年後にはいくらになるでしょうか?
1日50円 → 1か月で約1,500円
1年で約18,000円
10年で18万円(元本)
これをもし、年利5%で運用できたら… 10年後には 23万円 になります。
(ただし、条件により金額は変動します。)



では、もう少し頑張って、毎日150円(ペットボトル飲料1本分)節約していったらどうでしょう?
1日150円 → 1か月で約4,500円
1年で約54,000円
10年で54万円(元本)
これを 年利5%で運用すると… 10年後には 約70万円 に!
さらに、毎日200円なら10年後には 約93万円 まで膨らむのです。
1日200円 → 1か月で約6,000円
1年で約72,000円
10年で72万円(元本)
運用すると 約93万円 に!
1日あたりの節約額 | 元本(積立のみ) | 10年運用後(年利5%) |
---|---|---|
50円 | 182,500円 | 232,923円 |
150円 | 547,500円 | 698,770円 |
200円 | 720,000円 | 931,694円 |
さらに12年運用したら118万円になる計算です。

「たった数百円」でも、積み重ねと投資の力で、10年後には 何十万円もの差 になり、100万円を超える資産がつくれます。
日々の節約は確実に効果がある
シミュレーションの結果を見て、毎日の節約が無駄ではないということがお判りいただけたかと思います。
毎日、何気なく買っている缶コーヒーやお菓子。
「たった100円」が、10年後には「36万円」になるのですから、チリツモのパワーを感じますね。

普段、50円や100円なんてあまり気にせず使っていましたが、日々の積み重ねで大きな資金が作れるんです。
さらに投資の力(複利効果)で、小さな金額でも積み重ねていけば大きく育てることができます。
「大きな節約は意識していたけれど、小さな節約は気にしていない」という方は多いと思います。
固定費や大きな買い物を我慢したほうが、一気に節約できますし、効果が目に見えるので頑張りやすいんですよね。
反対に、日々の細かな節約は、やっても効果が分かりにくく意味がないように感じてしまいます。
ですが、毎日コンビニでコーヒーを買っていたり、自動販売機でジュースを当たり前のように買っていたら、少しずつ財布からお金がこぼれているようなものです。
コーヒー1杯、ペットボトル1本を買わないだけで、確実に未来が変わるということですね。
毎日200円を積み立てて100万円を目指そう!
先ほどのシミュレーションでは、毎日200円を積み立て投資で運用すると、12年で118万円になるという計算が出ていました。


いつの間にか習慣になっていた、コンビニでの買い物や毎晩の晩酌。
楽しみを全て諦める必要はありませんが、上手に節約すれば、将来のために積み立てられる金額でもありますよね。
毎日200円節約する方法
毎日何気なく買っているお菓子やジュースなどは、健康面からも買う頻度を減らしてみましょう。
大抵のものは、なくてもさほど困りません。
なんとなく、ないと不安というものは習慣になってしまっているだけで、実はなくても良いものが多いです。
私もこれまで、なくても困らなかったものを買わないようにして、貯蓄を増やすことができました。
毎日200円節約する方法
- コンビニに寄らない
- 水を飲む
- あるものを使い倒す
- 嗜好品を減らす
- 複利の力を知る
毎日、何となく買ってしまっているお菓子や、ご褒美と称して毎回甘いものを買っていたとしたら、買う頻度を減らすだけで、貯蓄を増やすことができます。
毎日、習慣化してしまっているコンビニでの買い物やスタバなどは、いきなり絶つのは難しいと思います。
しかし、普段買うものを「200円ほど」減らしてみることならできるかもしれません。
ここでのポイントは、「200円」浮いたお金を、お財布から抜いてしまうことです。
自分の欲望は満たしながら、少し間引きすることで、いつの間にかお金が貯まっていたという現象を引き起こします。
知らないと損するお金の真実
節約を始めた頃は、効果もほとんど感じられず、努力のわりにはあまり効果を感じられませんでした。
ですが、節約で得たお金を投資して、そこで得た利益をさらに投資するという手法なら、少しの金額からでもお金を増やすことができます。
これが複利の力で、「利息に利息が付く」=雪だるま式に増えていきます。
例:毎月3万円を年利5%で20年間積み立て→約1,240万円(元本720万円)
→知らない人は「貯金720万」、知ってる人は「資産1,240万」。差は520万。
富裕層は節税や資産運用を徹底していて、収入が増えても浪費をせず、賢くお金を運用しています。
そして、実は我々庶民も、「守る&増やす」を意識すれば資産が作れるのです。


【まとめ】小さな節約が未来のお金を作る
毎日の節約は、本当に大した金額ではなかったので、果たして意味があるのかなと思っていました。
頑張って電気代を節約したり、少しでも安いスーパーをはしごしたり、値下げシールを狙ったり、、
周りの人たちを見ていると、生活に余裕があるように見えて、自分はどうしてこんなにカツカツなんだろうと思うこともありました。
ですが、今回のシミュレーションの結果を見て、分散投資でコツコツと積み立て長く運用すれば、必ず自分を助けてくれる資産になるということが分かりました。
「複利は人類最大の発明だ。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う。」とは、あの有名な物理学者アインシュタインの言葉です。
資産運用において、複利の力を知っている人は、コツコツと積立投資をして資産を築いていったんですね。
毎日の節約は大した金額ではないかもしれませんが、年月をかけて確実に大きな資産になっていきます。