こんにちは!パート主婦のミホコです。
パートを始めて4年。もうすぐ5年目に突入します。
パートを始めてから節約に目覚め、少しずつ資産を増やしていきました。

パートで働くようになってから、何か買おうとしても(労働をしてまで欲しいものか?)と考えるようになり、物欲がなくなったのも資産が増えた要因かもしれません。
仕事がない日でも、疲れて出かけることもほとんどないので、服を新調する機会が極端に減りました。

それが意外にもそんなことはなく、仕事がきついお陰で、家で過ごす時間がパラダイスに感じられるようになりました。
仕事中は水も飲めないくらい忙しいので、労働後の冷たい水が本当においしく感じます。
過酷な労働現場ですが、無理やり生活レベルを下げたことにより、幸せを感じる感度が上がりました。
結果的に貯金ができるようになり、体重も落ちました。
せっかく働くのなら好きな仕事を探したいという思いもありましたが、過酷な仕事であるがゆえのメリットも感じられるようになりました。
こんな方におすすめ
- お金を貯めたい方
- もっと自分に合った仕事があるのではと彷徨っている方
私が今のパートを始めた理由は、コロナ禍で夫の給料が一気に減ったからです。
それまでは、子育て中の専業主婦でしたし、実家が離れているので自分が働くのはもう少し先かなと考えていました。
しかし、家のローンもあるし、そんなことも言っていられず、、
とりあえず条件が良かった今のパートを始めることになりました。
飲食店の仕事は想像以上にハードで、夏は40℃超える厨房での調理に大量の仕込み、そして大量の皿洗い、、
重い荷物を運ぶことも多く、腰を痛めて辞めていく人が続出しました。
毎日疲れ果てて、家に帰ってからも横にならないと夜ごはんが作れないほどでした。
あまりにも過酷だったので、他の仕事を探そうとしましたが、条件に合ったパートが見つからず我慢して働いていました。
それがいつの間にか、気付けば4年も続けてしまい、もうすぐ5年目。
しかも先ほども言ったような恩恵を受け、結果として今の仕事を続けてきて良かったと思っています。
これでお金は貯められる!元浪費家が節約家になれたわけ
私は元々浪費家で、根がパーリーピーポー。
「なんとかなる」が口癖で、稼いだお金はほとんど使っていました。
お金は使ってこそ価値があると思っていましたし、買い物をする楽しみを得るために仕事も頑張れました。
家計簿をつけたこともなく、借金をしていなければ大丈夫だと思っていました。
それが、結婚し仕事を辞めて一変しました。
子どもを産んで子育てをしているんだから、仕事をしなくてもいいという甘い考えだったんですよね。
当たり前ですが、自分のお金が底をつき、自由になるお金があっという間に無くなってしまいました。

ママ友さんはお金にも余裕がありそうで、ランチにも誘われたりしたのですが、自分だけがひもじい人間のように感じられ、人と関わるのが嫌になってしまいました。
お金は増やすことよりも、減らさないことを重要視する
お金なんかまた稼げばいいじゃない、と安易に思っていると、あっという間に貯金が底をつきます。
私もそんな甘い考えを持っていましたが、一度仕事を辞めてしまうと、なかなか次の仕事が見つかりません。
しかも、今度は子供もいるため条件が狭まり、仕事どころではありませんでした。
まあ、働くのはもう少し落ち着いてからでもいいかと思っていましたが、支出が増えるたびに不安になっていきました。
外食代もじわじわを値上がりしていて、1人分なら大したことないように見えますが、家族4人分だとかなりの打撃です。

それまでできていたことや買えていたものを我慢するのは、なかなか辛い。
生活レベルが一度上がってしまうと、下げるのが苦しくなります。

お金を稼げるのならその方がいいに決まっていますが、収入を増やすのはそれほど甘くはありません。
稼げる人は、もう既に稼いでいるはずです。
今の生活から貯蓄を増やすためには、支出を減らすことが最優先なのです。
今まで外食は月に2回だったのを、1回にする。自炊を工夫する。
無駄な出費を減らすためには、無駄なものを食べないようにする。

子どもが小さいうちは子供料金でよかったのが、段々と1人前の料金になっていくので、出費もかさんでいきます。
今まで当たり前にできていたことが、少しずつ減っていくようで、苦しい時期でもあります。
お金を増やすために絶対的必要なこと
ひもじいと言っても、何も食べられない戦後のような状況でもあるまいし、無駄なものを食べないだけでも出費はかなり減らせます。
私たちはいつの間にか、食べ過ぎていたのです。
そして、私たちは服や物を持ち過ぎています。
その大きな理由は「情報過多」にあるのではないかと思っています。

【テレビやSNSで流行っているもの=大多数の人が欲しがっている物=価値のあるもの】だと、信じて疑いもしませんでした。
家にいても情報が入ってくるわけですから、物欲が止まらないのも無理はありません。
ある日、実家に帰ってテレビを観ていた時のこと。
何気なく観ていたCMのほとんどが、健康サプリや健康器具のCMだったのです。

これを飲めば体の不調が改善されるかも、定期購入だとお得だし、今注文すれば2箱プレゼントなんて!
私でもそのサプリを購入したくなるほどでした。
お店に出向いて売り込まれるならまだしも、家にいてリラックスしている状態でも、潜在的に商品を売り込まれていくという、、
現代社会において、節約するのは至難の業だということを実感しました。
現代社会は、購買意欲を搔き立てられるような情報で溢れています。
その情報に振り回されないために、自分にとって必要なものを見極めることが重要です。
今年こそ100万円貯める!いつの間にか貯め体質になる3ステップ
子どもがベビーサークルや幼稚園に行くようになると、ママさんとの付き合いが発生します。
この時期の交流が苦手だと感じる人も少なからずいらっしゃると思いますが、私もその一人でした。

情報交換の場として大いに活用できる支援センターですが、同じような境遇の人が集まると、自分と比較してしまうんですよね。
同じような家族構成に、同じような子どもの年齢、同じような年収世帯のママさんが集う場は、私にとっては若干の恐怖すら感じてしまいました。

無意識に他のママさんと比較してしまい、自分もオシャレな育児グッズをそろえなければと躍起になっていました。
そして、気が付けば独身時代に貯めたお金は、あっという間に謎の育児グッズに変わっていきました。
結局、子供は気に入ったものしか着てくれないし、遊ばない。
私が貯金をはたいて買い揃えた育児グッズは、自分のエゴでしかありません。
見栄を張らなければ、お金は自然と増える
新しい環境で、少しでも自分をよく見せたいと思うのは、人間なら当たり前のことだと思います。
「人は見た目が9割」といった書籍がありましたし、その人の内面を見る前に情報として入ってくるのは、どうしても見た目。
しかし、自分の身の丈以上の見栄を張ってしまうと、結局は自分の首を絞める結果になります。
見栄を張るためにはお金がかかります。こんな格好してダサいと思われるかな?と心配しても、気にしているのは自分だけだったりします。

どうせ誰も見てないし、気にもしてないということに気付いてから、職場にはほぼ毎回同じ格好で出勤するようにしました。
休みの日のコーディネートも毎回同じ。
そうすれば、何種類も服を買いそろえる必要がありませんし、出費を落とすことができます。
そして、これは子供たちの服装でも同じことが言えます。
我が家は毎日洗濯をするので、小学生の娘の服でも2パターンあれば回すことができます。
旅行用にもう1パターンあれば十分。
中学生の息子用の服も、どうせ気に入った服ばかり着るので、数着しか持っていません。
服を何種類も揃えても、身体は一つしかありませんし、大体いつも同じような服装になってませんか?
毎回とっかえひっかえ変えても、他人は気付いてくれていないことがほとんどです。
最低ランクから試してみる
いつもはスーパーのアイスを食べていたけど、サーティワンのアイスを食べてみたらめちゃくちゃ美味しかったという事はありますよね。
最高の味を知ってしまうと、その味がスタンダードになってしまい、ランクを落とせなくなってしまいます。
たまにはいいかと思って子供たちとスタバになんか行った日には、ランチ並みのお金がぶっ飛んでびっくりしたことがあります。
しかも、たまには贅沢してもいいよねと思っていても、子どもはそうはいきません。

自分にご褒美を上げてしまうと、次もご褒美が欲しくなる、、
もはやご褒美がないと動けない体になってしまうのです。
子供が小さい頃は、外食が唯一の楽しみでした。毎週末に回転すしや食べ放題、ラーメン屋にファミレス。
冷静に考えたら月に5~6回も外食していたのですから、お金なんか貯まるわけがありません。
厄介なのが、それが当たり前だと思っていたんですよね。
みんなそうしていると思っていたし、普段頑張って自炊しているのだから、たまには外食してもいいだろうと思っていました。
一度生活レベルを上げてしまうと、下げるのは本当に大変です。
たまにのご褒美が「当たり前」になってしまっているので、外食できないと思うと不満すら感じてしまうからです。
ここから脱却するためには、自炊のハードルを下げることです。
我が家では、業務スーパーを駆使して、ただ揚げるだけとか温めるだけで本格的な料理が楽しめるものを大量にストックしています。
一から調理するよりも断然楽ですし、味も決まっているので家族も大満足です。
はじめに先取り貯金をする
給料でやりくりした残りを貯金に回そうとしても、なかなか残らず貯金ができないという事はあります。
特に私のようなザル家計の人は要注意。
計画的に貯められないという人は、先に3万円ほど貯金してしまいましょう。

容赦なく引かれるように定期預金がお勧めですが、余裕がある方は積立投資がお勧め。
積立投資の良いところは、無理なく続けられて、しかもお金を増やすことができるところです。
老後資金の2千万円を貯めるには、月に8万円貯蓄して20年以上かかります。
毎月、社会保険料に年金保険料、家賃や生活費を支払って、さらに月8万円も貯蓄できる人はいますか?

不安を煽りたいわけではありませんが、政府は「自分の老後は自分で何とかして」と言っちゃってるんですよね。

今は働くことができるけれど、老後は働き口も極端に減ってしまうでしょう。
今のように身体も言う事を聞いてはくれませんし、いつ寿命が来るかも分かりません。
年金を支払っているのだから老後は国が守ってくれるというのは、もう過去の話です。
自分や家族を守るためにも、貯蓄をしていくことが重要です。

先のことより今が大事じゃない?
もちろん、先々の不安なことを考えていても意味がないかもしれません。
しかし、今の自分も将来の自分も、同じ自分の人生です。
将来の自分が困らないように、今できることをしておけば、未来も人生を全力で楽しむことができるはずです。
今日、暑かったからスタバでフラペチーノを頼んじゃったけど、それを冷たい水に変えて将来の自分に投資する。
新しい服を着なくても、実は今あるもので十分だった。
世の中の「売らせる戦略」に気付いて、自分にとって本当に必要なものか判断していくと、貯蓄体質になっていきます。
超浪費家から節約体質に!未来のために今できること
私は元浪費家で、お金の心配をしたくないという気持ちから、お金と向き合うことを避けてきました。
しかし、お金の価値を感じられるようになってから、少しずつ貯蓄ができるようになりました。
仕事の後に飲んだ冷たい水が本当に美味しくて、ありがたいなと感じたことは今でも忘れられません。
毎日贅沢なものを食べるより、たまに食べる回転ずしが本当に美味しく感じます。
これらは、今の過酷な職場だからこそ得られたのかなと思っています。
お金があれば、欲しいものを我慢しなくてもいい。
今食べたいものや欲しいものを我慢していたら、人生を楽しめないんじゃないかと思っていた頃は、お金を使っても満たされないという気持ちに悩まされていました。
お金を使っても使っても、どんどん欲しいものが増え、他人を羨ましがってばかりいたんです。
人を羨んでばかりで、いつまで経っても自分の人生に満足できていませんでした。
いつも中途半端なご褒美を自分に与え続けてきた結果、幸せを感じ取る感度が完全にマヒしていたんだと思います。
貯蓄が増えていくと、いつでも欲しいものは手に入るし、得体の知れない不安から解放されていく感覚が湧いてきます。
私はまだまだですが、与えても欠乏感がぬぐえなかった頃よりも、人生がどんどん楽しくなっています。
今こそ貯蓄体質になって、自分の人生を豊かにしていきましょう。