こんにちは! 元パーリーピーポーで、今は節約家のパート主婦です。
パートを始めて、節約に目覚めました。
子どもが生まれたのをきっかけに仕事を辞めてから、長い間専業主婦をやっていました。
専業主婦って仕事をしなくていいから羨ましがられたりもしますが、実際は子供の世話と生産性のない時間の繰り返しで、自己嫌悪の日々でした。
一番辛かったのは、お金が稼げないこと。

仕事をしていた頃よりも過酷な生活スタイルになったのにもかかわらず、頑張った成果が見られないことに不満を感じていました。
お金が稼げない自分を、過剰に責めていたんですよね。
子育ては想像よりもはるかに過酷で、睡眠が取れていなかったせいか精神的にもかなり追い詰められていました。
たぶん育児鬱とかになっていたんだと思います。
その頃に始めたのが、ポイントサイトとブログです。
生産性のある活動ができるようになって、少しずつ育児鬱から解放されていきました。
その後も、オンラインで仕事をしたりハンドメイド作家になろうとしましたが、長くは続かず、子どもが小学校に入ったタイミングでパートに出ることにしました。
こんな方におすすめ
- 専業主婦は肩身が狭いと感じている方
- 働きたいけど、働けない方
私自身は、専業主婦の頃は働いていないことに罪悪感を持っていたのですが、なかなか働きに出る勇気が出せませんでした。
専業主婦も立派な仕事だけど、誰かに依存しているという気持ちがぬぐえず辛かったです。
専業主婦が自信を失う、たった一つの理由
出産と同時に専業主婦になったのですが、まさかその後10年近くも専業主婦でいるなんて思ってもいませんでした。
子どもが幼稚園に通いだしたタイミングでパートに出ようと思っていましたが、子どもが急に体調を崩すことも多く、仕事に出る勇気がありませんでした。
子どものいざの時のために、いつでも駆け付けられるようにしておかないと、と思っていました。
しかし、このいざという時のためにスタンバイしているという状況も、子供中心で自分のことは後回しだったんですよね。
生産性のない日々に、次第に無気力になり、自分の存在価値を見出せなくなっていました。
仕事をするのが怖い
10年も社会から離れてしまうと、いざ働こうと思ってもなかなか一歩が踏み出せません。
これは私だけではなく多くの専業主婦の方が言っていますが、新しい世界に飛び込むのが怖くなるのです。
学生の頃、次々とバイトを掛け持ちしたり、辞めてもすぐに新しいところで働いたり、そんなことが当たり前だと思っていたのに、です。
謎の責任感や、できなかったらどうしようという気持ちで、組織に属するのが怖く感じてしまいます。
私自身、パートに出てお金を稼ぐことはできましたが、嫌なこともたくさんありますし、お金をもらうのは本当に大変なんだと改めて感じています。
ずっと専業主婦でいられるなら、無理に働かなくてもいいんじゃない?とまで思っています。

私も散々家でできるお小遣い稼ぎ的なことを試してきましたが、本当にお小遣い程度しか稼ぐことができませんでした。
専業主婦は立派な仕事?
専業主婦になった人が、罪悪感をなくすために家事を全力で行っているという話を聞いたことがあります。

毎日、部屋の掃除を完ぺきにこなし、拭き掃除までやってたら、時間がいくらあっても足りません。
私は、せっかく専業主婦になったのだから、家事は今まで通りにして、自由な時間を楽しんでほしいなと思ってしまいます。
しかし、数年前は私も同じでした。
お金を稼げない罪悪感から、自分は楽しんではいけないと思っていたのです。
家事は終わりがなく、永遠に湧いてくる作業なわけですから、やろうと思えばいくらでも仕事が出てきます。
この、厄介な「家事」を、いかに効率よく終わらせて、作業の取捨選択をすることが大事なのです。
専業主婦だろうが、ワーキングマザーだろうが、家事は最小限で十分という意識改革を起こす必要があります。

先ほどの専業主婦の方も、「せめて家事ぐらいは完ぺきにこなそう」とおっしゃっていましたが、一日中家事をし続けていても罪悪感が消えないのは、対価があまりにも少ないからです。
もちろん、家事をする人がいなくなったら、その人のありがたみが分かるのでしょう。
しかし、家事に自分の存在意義を見出そうとすると、ますます苦しくなります。
というのも、家事はどんなに頑張っても1円ももらえませんし、家族も誰かがやってくれるのが当たり前になってきます。
何より家事は完ぺきにこなしても、次の日にはまたリセットされてしまうからです。
家事を最小限にすることで、専業主婦は価値が上がる
専業主婦業を年収換算すると、約1,000万円になるという話を聞いたことがありますが、私はこれに対しても、あまり納得していません。
今は家事代行という仕事もありますし、主婦業を全て代行したらまあまあな金額になるというのは理解できます。
しかし、これはあくまでもサービスを受けた場合の金額であって、自分でやったらその代金を支払わなくてよいというだけです。
外食をすればお金を支払いますが、家で自炊をするようなものです。
自分たちのために作業をしただけで、そこに対価は発生しないということ。
そうだとわかっていても、自分たちの頑張りをお金に換算するとこれだけになるんだぞ!と負け犬の遠吠えのように聞こえてしまい、なんか違うよなぁ、と思ってしまうのです。
そもそも家事なんて誰がやってもいい
家事なんて誰がやってもいいと思う理由は、「同じ作業の繰り返し」だからです。
それなのに、毎回完ぺきにこなしてもどうせまたリスタートするのだから、わりに合わないと思ってしまいます。
さらに、家事という作業に主婦の存在価値を見出そうとすると、ますます他の人が手を出しにくくなるという現象が起こります。
毎日の作業を自らの手で増やし、余力がなくなっていないか?ということです。
反対に、家事が楽になれば主婦だって自分の時間が作れますし、働きに出ることだってできるのです。
お金を稼ぐことができたら、自分の好きなことにお金をかけるという選択肢が広がります。
専業主婦が肩身が狭いたった一つの理由は、「お金を稼いでないから」だと思っています。
ならば、稼げばいいのです。

稼げるようになったら、今度は稼ぎが少ないと言われるという話も聞きますが、どんなに頑張っても何かしら言われ続けるでしょう。
周りの雑音よりも、自分の力でお金を生み出すことが大事だと思っています。
節約は副業と同じ
「働きたいけど、勇気が出ない」という場合、節約をしてお金を貯蓄してください。
そして、ある程度お金が貯まったら、積み立て投資をしてお金に働いてもらいましょう。

実は、お金はパートで働くのと同じかそれ以上の働きをしてくれる場合もあります。
ただし、ある程度の資金と、生活防衛資金が必要です。
私のロードマップはこうです。
- パートで働き種銭を作る
- 節約も並行して行い、生活防衛資金を確保する
- 資産運用を始める
- コツコツと積み立てていく(切り崩さない)
これを10年~20年と長期投資を続けることが大事です。
短期投資では元本割れするリスクがありますし、そもそも長期投資は時間をかけて複利の力でお金を増やしていくからです。
こちらの記事に詳しく書いています。
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200円が12年後に100万円!?小さな節約が未来のお金を作る
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パートで稼げたとしても、生活費であっという間になくなってしまったら、「やっぱり自分は正社員じゃないから給料少ないし」と再び自分を責めてしまいます。
それは、自分で頑張って稼いだお金を有効的に使っていないからです。
生活費で精いっぱいという方は、無理してまで積み立て投資をしないほうがいいですが、コツコツとでも資産が作れるようになれば、やがて自信につながっていきます。
主婦は、自分の時間を家事や育児にも割かなければいけないですし、子どもが大きくなっても送り迎えやお弁当作りなど、作業は減らないんですよ。
更に更年期も重なり、体調の変化を訴える人も多くいらっしゃいますので、無理は禁物です。
【まとめ】専業主婦は肩身が狭い?その解決策
結婚や出産など、自分で選択してきたはずなのに、結果としてお金が稼げない今の自分に自信を失っていました。
それなら、「仕事に出て働けばいいんだ」と安易に考えていましたが、家事や子育てと併用して仕事をすることに疲れてしまいました。
家事も子育ても大事にしながら、お金を稼ぐことも諦めたくないと考えたときに、自分が働かなくてもお金を生み出す方法の一つとして「投資」を始めました。
投資というと、難しいとかギャンブルのようだと思われがちですが、積立投資はむしろ堅実な方法だと思っています。
自由な時間がなかったり、働きに出られなくても、お金を増やす方法は結構あります。
節約もその一つです。ぜひ、節約をして種銭を作っていきましょう。