こんにちは! 主婦ブロガーのミホコです。
公文の記事への反響が大きく驚きを隠せませんが、それだけ公文の宿題がストレスだと感じていたお母さんが多かったということでしょうか。
そして我が家も、子供たちが公文を辞めてまだ2週間ではありますが、開放感半端ないです、笑
何より私のストレスが減り、心に余裕ができたことだけでもプラスになったのでは?
子供たちの様子はというと、、、
小学1年生の娘は、自ら算数のプリントを始め
小学4年の息子は、まさかの「投資」の本を読み始めるといった行動を、勝手に始めました!!
まだ2週間ですしね。どちらにしても人間てのは楽な方へ流れ、そして慣れるので、公文の宿題をしなくてもよいという状態にはすぐに慣れてしまうと思います。
その空いた時間をどう過ごすのか?ということですが、時間があるから「じゃあゲームだね」となってしまったら本当にもったいないことです。
ですので、これからの我が家の自宅学習について記事にしていきたいと思います。
公文とタブレット、自宅学習で効果があるのはどっち?
数年前のこと。公文を3教科にしてすぐに感じたのは「こりゃあ大変だわ」ということでした。
当時は子供もやる気になっていたので、勢いのままに2教科から3教科に増やしてしまったのですが、これが大きな誤算でした。
まずお金。3教科で2万円越えです。
そして子供も家でやらなければいけない宿題が増え、学校の宿題と公文の宿題を家でこなすのは相当大変でした。
そこで、公文の1教科を減らして、代わりにタブレット教材ににしてみようかな?と思い立ち、公文の先生に相談してみたんですよね。
勝手に勉強してくれるのならありがたいじゃん!
その時に公文の先生から言われたのが「教育は、人ですよ。」というお言葉。
私の安直な考えを、軽くかわされてしまったわけですが、確かに教育は人から学ぶものか、、。
自分の考えを見透かされたような気持で、当時は楽な道を諦めて、公文を3教科続けていく決意を固めたのでした。
今更ながら公文のメリット、デメリット
公文の宿題がどうしてもできないという場合は、宿題の量を減らしながら無理なく進めていくという方法で何とかこなしてきました。
しかし、公文の宿題はそもそもやる気が起きにくいです。(ズバリ!!)
特に算数は、計算問題が永遠に続く場面が多く、大人から見てもかなり大変そう。
ですが、子供のうちから習慣化することで、難なくこなしてしまうお子さんも多くいらっしゃいます。
公文での計算は「暗算」で行うため、かなりの訓練になりますし、集中力がなければ一つの問題すら解くのに時間がかかると思います。
難しいということが分かっているからか、なかなか気持ちが乗らず始められない、、
息子の場合はこのような感じでした。
バンジージャンプのようなイメージと言ったら分かりやすいかもしれないですね。飛んでしまえばあっという間。でも怖くてなかなか飛べない。
そして崖を前にして何時間も「飛ぶか、まだやめようか」ともじもじしている状態が続くといった感じです。
この状態は
- 公文の宿題は自分にとって大変なことで
- 始めるのには大きな壁があり
- 全く面白くはない
ということを物語っていました。
それでもバンジージャンプを飛んだあとではいつも「やり切った感」を感じ、今日も頑張った自分で終えるということを欠かさずやってきたんですよね。
自分はやればできる!しかし、公文の宿題はとっても大変!
これを毎日植え付けていたわけです。
自分はやればできるのだけれども、公文の宿題ってめんどくさいし難しい。
これをどうにか楽しいものに変えられないか?と試行錯誤を繰り返してきましたが、なかなかうまくはいきませんでしたね。
でも、もしこれがタブレットだったら?
少なくともバンジージャンプのような大変さは無かったと思います。
今までの経緯も記事にしていますので併せてお読みください。
【公文の宿題が毎日ストレス】イライラするなら辞めたほうがいいです
続きを見る
【公文式】公文の宿題でイライラしないために取り組んできたこと
続きを見る
公文を続けて分かったこと。要領のいい子こそ落とし穴がある
公文は「反復練習」が多く、基礎をしっかりと身に付けることができます。その代わりに何度も繰り返し行うので、面白みはないのかもしれません。
そしてもう一つ、子供たちはそれぞれ自分のレベルに合わせてプリントをこなしていくので、自発的に行う力が身につく反面「子供に委ねられる部分が多い」ということでもあります。
ひとりの子供に対して先生が常に張り付いてくれているわけではないので、とりあえずプリントをこなしていればよいわけです。
すると、小学1年生の娘なんかは、適当にこなしちゃうんですよ。
漢字の書き順はバラバラだし、しかもその癖がなかなか直らず、、小学1年の娘の漢字の書き順を直すのにも一苦労でした。
もしタブレットなら、間違った書き順をすればその瞬間「ブー」って教えてくれますよね?
まだ身に付ける前から間違いを正していかなければならないのに、気付いた時には時すでに遅しとなってしまうのです。
かと言って、漢字の書き順を毎度チェックするのは本当に大変です。
家でお母さんが毎回子供の宿題を張り付いて教えられるのなら、もはや公文に通う必要はないのでは、、
自分で書き順を丁寧に、しかも正しく書こうとするお子さんなら良いのですが、我が家の娘は「とりあえず終わらせよう」といった投げやり感がすごかったです、苦笑
確かにタブレットだけ与えておけば、子供が勝手に勉強をしてくれるのでは?といった考えは安易だと思います。しかし公文だって、プリントさえ渡しておけば、、という状態ならどちらも同じことが言えるのです。
そうなると、必ずしも今は「教育は人」とは言い切れないようにも思います。
お子さんの好みに合わせて、できるだけ楽しく取り組めた方がよっぽど効果はありますよね。
一番おすすめなのは家庭教師なのかもしれませんね。余裕があればですが、笑
その子に合わせて、教え方や環境を選択することは本当に大事だったな、と今更ながら反省点です。
自宅学習の習慣を身に付けよう!
私は「自宅学習の習慣」はあった方がよいと考えています。
その習慣を身に付けるための方法の一つとして公文を続けてきたわけですが、公文の宿題は家でこなすのが大変だ、というのが実感です。
もっと楽しく続けられて、しかも勉強にもなるといった方法があれば試してみたい!
子供でも大人でも、楽しければ自らやろうと思いますよね?
反対に、楽しくなければどんなことでも続かないものです。
ではどんなことが楽しくて、もっとチャレンジしたいと思えるものなのでしょうか?
公文を辞めたら、勝手に勉強を始めた
公文を辞めたら、当たり前ながら公文の宿題もなくなりました。
家でやらせなくてもよいことが減ったおかげで、私のストレスはだいぶ減りましたが、子供たちも伸び伸びとしているのを感じています。
私からの圧を感じないからだろうか、、
やらなければいけないことが単に減ったからなのか、、
息子は、余った時間に本を読んだり、工作をしたり。
公文をやっている時も本を読んだり工作はしていたのですが、今では夢中になって取り組めているように感じます。
そして娘は、なぜか「算数のドリル」を勝手に始めていたのには驚きました! 本人に聞いてみると「楽しいから」だというのです。
楽しいと感じながら算数のドリルを進められるのなら、絶対にこっちの方がいいじゃない!
家にあったドリルは、レベルの低いものでしたから、一人でも理解できて「できた!」といった気持ちを感じられたからなのかもしれません。
先取り教育が合っているお子さんもいますし、娘のようにちょっとでも難しいと分からない、、となってやる気を閉ざしてしまう子もいます。
その子に合わせた「できた!」を用意してあげられたら、お家でも学習の習慣が身につく
自分が楽しい!と思うことは勝手に始めますから、達成感を味わえるような教材を用意してあげることが大事なんだなと思いました。
それがどんなに簡単なものであっても、自分でチャレンジしたという効果は絶大です!
それでは、我が子に合ったレベルの教材は、どこで用意すればよいのでしょうか。
公文の代わりに、毎日楽しくできる教材は?
子供のタイプがそれぞれ違うように、万人に合った方法というのはないと思っているのですが、すべての子に言えることは「どの子も向上心がある」ということです。
一番になって褒められたり、みんなの前で表彰されたりした経験はありませんか?
きっとどの子も褒められればうれしいでしょうし、自分に自信が持てたりもっと頑張ろうと思えるものです。
息子も、公文の教室では褒められたり表彰されたりしていたようで、その経験があったから今まで公文を頑張ってこれたのだと思います。
(勉強なんて楽しいことばかりじゃないよね、、)
そう感じていた頃は、多少辛くても乗り越えることが大事だと思っていました。しかし中には「勉強が楽しいからやっている」という子もいるのです。
反対に、家で勉強をしたがらないというお子さんは「勉強はめんどくさい」と思っているのかもしれませんね。
ポイント
学習の習慣を身に付けるには、、
- 勉強はつまらない→勉強は面白い!
- 勉強は難しい→勉強は簡単!
勉強へのイメージを変えていくことから始めてみよう!
算数が苦手なお子さんは、計算のやり方が理解できないという状態になっています。そのようなときに計算ミスを怒ってしまうと、もっと算数嫌いになってしまいます。
しかし計算の仕組みさえ分かれば、どの子も計算ができるようになるはずです。
「できた!」という喜びを感じる前に「難しい、分からない、怒られる」といったイメージが、子供の勉強嫌いを増長させてしまうのではないでしょうか。
ですので、分からないときはできるだけ手前に戻り「簡単にできた!」という気持ちを味わう方がよいです。
子供は常に新しいことを学んでいきます。
新しいことは「楽しい」ことばかりではありません。新しいことなので「むずかしな」と思うこともあるでしょうし、躓くこともありますよね。
そして、躓くタイミングは人それぞれです。
「え?こんなことも分からないの?」と思ってしまうこともあるかもしれませんが、本人にとっては分からないのだからしょうがない。
こんなことも分からないなんて、、と子供本人が一番思っているのかもしれませんよね。
そのようなときに素直に先生やお母さんに質問することができるでしょうか。
そのようなときにタブレットがあれば、自分で理解するきっかけにはなるのでは?
お子さんは、お母さんには自分の良いところを見せたい!んですよね。だから、できないところは隠そうとします。
こっそりと勉強することができるのも、タブレットの良いところだと思っています。
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【まとめ】勉強を嫌いになってしまったらもったいない!
公文の宿題を淡々とこなせるお子さんもたくさんいます。集中力があり無駄な時間がなく、毎回きちんと量をこなせるお子さんです。
しかし、我が家の場合は、かなり波がありました。
自分が簡単だと思っているプリントなら簡単にできていたのですが、次のステージに上がると俄然やる気をなくしてしまい、なかなか宿題に取り掛かれず大変そうでした。
やっとできたとしても、達成感というよりは疲弊していましたね。そうなってしまうと勉強に対するイメージを悪くしてしまいます。
せっかく頑張っているのに、勉強が嫌いになってしまったらもったいないことです。
勉強に対するイメージをネガティブなものにしないためにも、楽しく続けられるものを取り入れていきたいものです。
メモ
勉強に対するイメージをネガティブなものにしないためにできること
- 勉強は、楽しみながらできるようなものを取り入れる
- できた!という達成感を味わえるように
- 誰かに教える喜びを知る
息子は知識を増やすのが好きで、うんちくを語りたがります、笑
私でも知らないことをよく知ってるもんだ、と感心してしまうのですが、それがとっても嬉しいようで、さらに知識を増やしています。
娘は、少し前までは「自分は算数が苦手」だと思い込んでいたのです。それが今では、算数のドリルを解くのが楽しくてしょうがないと言い出しました!
二人とも共通しているのは「自発的に行っている」ということでしょうか。
まだ公文を手放して間もないので、これからどうなるのか楽しみでもあります。