こんにちは! 子育て真っただ中のミホコです。
とはいえ子供たちも小学生になり、私の時間も取れるようになってからは、子育てのストレスは皆無になりました。
子供が小さい頃は、常に睡眠不足で疲労が溜まり、心も体も常に不安定な状態でした。
その理由は、たくさん挙げられるのですが、今思えば、もう少し楽な育児ができなかったのかな、と反省点もありますので、記事にしていきたいと思います。
子育て中に疲弊する、本当の理由
あれだけ睡眠不足になれば、誰でも起こりうる育児ノイローゼ
子育てに「これ!」といった得策はほとんどありません。なぜかというと、子供の数だけ方法があるからです。
ですので、私の方法も一つの選択肢として見ていただけたらと思います。
子育てで疲れてしまう本当の理由
子育て初期に体力を奪われる
子供を産み、育てる。
多くの人がしてきたことだし、私もそのように育ててもらったのだから、自分にだって出来て当たり前!という根拠のない自信があったことは確かです。
しかし、現実はそんなに甘くはありませんでした。
産むのだって相当な体力を使い、出産直後はハイになって眠れず。授乳に時間を取られ、赤ちゃんにゲップをさせるだけでも四苦八苦していました。
当たり前ですが、育児本に載っているような方法では、全くうまくいかないのです。
「ゲップをさせてあげないと、赤ちゃんが苦しむから」と、ゲップが出るまで背中をさするのですが、これがなかなか出てこない。
こうして2~3時間おきの授乳+ゲップが出るまでさすり続けるという、地獄のループが始まりました。
この時期は、ただただ疲労が溜まる時期です。この時期に体力を温存できるかどうかは、その後の育児生活を左右すると思っています。
今までの常識が覆される
赤ちゃんが生まれるまでは、自分のペースで生活ができていますよね。これが一気に覆されるのです。
今まで当たり前だったこと
- 一人でトイレに入る
- 両手を使ってご飯を食べる
- 朝まで眠る
- 心を無にする(リラックスする)
など。上げたらキリがないのですが、今まで一人で行動できるのが当たり前でしたが、それらが全てできなくなったという感じです。
赤ちゃんが寝ているときぐらいはゆっくりできるのかな、、なあんて安易に思っていましたが、期待もむなしく終わりました。
注意ポイント
全ての赤ちゃんがそうとは限りません。
我が息子は、背中にセンサーがついていただけです。
抱っこで寝かしつけても、布団におろすと起きてしまいギャン泣きの始まりです。
おくるみでぐるぐる巻きにするとよいと聞き、巻いてみましたが、結果は散々なものでした。
新生児期に布団やベッドでぐっすりと寝てくれる赤ちゃんだったら、超ラッキーだと思っていいです。
子育て中に心の底からしたかったこと
体力を回復できたら、もっと育児を楽しめるのに
この時期は、慢性の睡眠不足で、ただただ眠かったです、笑
まったく眠れないというわけではないのですが、1~2時間おきに起こされるのは、本当に地獄のようでした。
きっと息子だってもっとぐっすりと寝たかっただろうと思うのですが、かなり繊細だったのか、それともすぐにおなかが減っちゃうのか、、
理由が分からないというのも、ストレスです。
そして、このような生活がいつまで続くのか分からないということも、地味にストレスを感じていました。
完全母乳だったことも疲労の原因だと思います。
完全母乳育児を目指していたわけではないのですが、はじめに母乳に慣れてしまい、ミルクを飲んでくれなくなりました。
飲まないミルクを用意するのも、だんだんと面倒に感じるように。
だって母乳なら出すだけです、笑
すると、息子も母乳を出せる人=私しか受け付けないようになってしまいました。
私への執着に、私の方が追いつかない、、
ちょっと一人になってボーっとする時間が皆無となってしまったのです。
やっと一人でカフェに行けたときは、息子が8ヶ月くらいの頃でしょうか。緊張の糸が切れ、思わず涙がこぼれたのを覚えています。
自分の代わりはいないと思いこんでしまった
赤ちゃんにとって「母乳」とは、生命です。その生命線が母乳を出せる人=お母さん(私)となるんでしょうね。
私は専業主婦でしたから、寝たいときに寝る時間はあったんです。赤ちゃんとともに寝ることだってできたのに。
それでも体力が回復せず、とうとう疲労から帯状疱疹を患います。
自分のペースが崩されると、ストレスになる
睡眠は質が大事
赤ちゃんの面倒はぶっちゃけ誰だってできるのですが、赤ちゃん側が受け付けてくれません。
生命線である母乳を出せる人(私)を求めて全身で泣き叫ぶ姿を見て、誰もが根負けしてしまいます。
結果、赤ちゃんの世話は母乳を出せる人で、それ以外をサポートしてもらうしかありませんでした。
子育ては少しでも多くの人と共有しよう
家族に手伝ってもらいたくてもできない場合
夫や家族が育児に協力的でなかったら、第三者に協力を求める方が良いと思います。
保育園でもよいですし、保育園に預けられない場合は、一時保育でもよいと思います。
我が家では、赤ちゃんが母親以外の人を受け付けてくれなかったので、自ずと私が育児をしていたのですが、結果として私の疲労がピークになりメンタルも不安定になってしまいました。
どんな人でも、十分な睡眠がとれていないとメンタルが不安定になる
メンタルが不安定になり、一時保育をお願いすることになったのですが、そのたった数時間の一人時間がどれだけ貴重なものだったか、、
子供のことは大事だし、親が面倒を見るのは当たり前ですが、親が不健康では子供に悪影響を及ぼしかねません。
そしてその時、思ったことは「子供も成長する」ということでした。
子供だって、生命線である母親の状態を感じ取っているのでしょうね。案外あっさりと一時保育に慣れてしまいました。
ポイント
子供の方が慣れるのが早い
環境を変えるのはたいへんですが、子供はその辺の柔軟性もあります。なによりお母さんのメンタルを回復させてあげましょう。
ホッとする時間ができただけで、状況は改善
私はこの時期にメンタルについて学び、資格を取得しました。
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私の場合、疲労から心のバランスを崩してしまいましたが、原因が分かり不安が解消されるのと同時に、身体も回復してきました。
常に子供に追われて、神経が休まらなかった状況から、ほんの数時間でもホッとできる時間が確保できたことで、自分を取り戻すことができたようです。
そしてコミュニケーションを学ぶことで、自分がどうしてほしいのかを適切に伝えられることができ、家族内の仲もよくなっていきました。
育児の本当のしんどさは、それを共有できないことだと思います。
原因はそれぞれ違っても、お母さんが一人で抱え込んでしまう現状はあると思うからです。
自分さえ頑張れば、、
私がやるべき、、
という「我慢の育児」は母も子も苦しいだけです。
子育てを共有できる人が多ければ多いほど、お母さんの心の負担が軽くなります。
私は「自分が我慢すればよい」といった自己犠牲の元に育児をしていたので、体もきつかったですが、心も不安定となり悪循環に陥ってしまいました。
まとめ
一人目の経験をもとに、二人目こそはミルク育児を、、と思っていましたが、さすが我が子。
第二子も全く同じ、完全母乳育児となってしまい、また一からのスタートです。
しかし今回は、私の場合メンタルがしなやかになり、多少は楽しい育児ができるようになっていました。
コミュニケーションを学んだことで、周りにもきちんとヘルプが出せるようになりました。
そういうことがあっても、折れないメンタリティーです。これがあれば大丈夫!
誰だって本当は助けてもらいたい
気持ちがうまく伝えられないだけ
上手く伝えられたとしても、嫌な顔をされるかもしれない。
しかし育児は一人では正直きついです。少しでも多くの人にヘルプをしてもらって、母子共々、楽しい育児をしてほしいと願っています。