こんにちは! 主婦ブロガーのミホコです。
子育て主婦ってなんだかお気楽な感じがしていましたが、実際は仕事をしていた頃よりも過酷な日々でした。
今は子供たちも大きくなって、自由な時間も持てるようになりましたが、子育てが始まったころは「これは地獄か?」と思うほど疲弊していました。
子育て中はどうしても睡眠不足になりがちで、そのせいで悲観的にもなりやすく、落ち込みやすいのです。
それに輪をかけて、体調も崩しやすい。
あの頃は、どうしたらいいのか全く分かりませんでしたが、今振り返ってみると「こうすれば良かったな」ということもたくさんありますので、記事にしていきたいと思います。
こんな方におすすめ
- 地獄の子育てが始まった方
- 子育てが辛いと思う方
事実、私の子育ては地獄のような辛さでした。
その理由は、スキル不足とかそういう理由ではなく「睡眠不足」にあったのかなと思います。
少しでも「睡眠時間」を増やそう
そうは言っても、寝る暇がないのが育児ですよね。
育児は「睡眠不足」とセットになっています。ですから、赤ちゃんが寝ている時に、いかに自分も寝られるかがポイントとなります。
赤ちゃんのタイプが、、
- 寝つきが良い
- ミルクを飲んでくれる
- 敏感ではない
- うんちの回数が少ない(夜中にうんちをしない)
なら、かなりラッキー!
母乳は、腹持ちが良くないんですよね。だから、夜中に何度も授乳が必要になることも。
赤ちゃんのタイプによっても寝つきは違い、そこらへんに転げても寝ている子もいれば、そぉーっと寝かせても「ビクッ」と起きてしまう子もいて、様々です。
ちなみに、我が子は2人とも「ミルクを全く受け付けず、布団で寝ない子」でした。
するとどうなるかというと、お母さんはほとんど寝られないのです。うとうとしていてもすぐに起こされてしまい、疲れが取れない状態が続いていました。
この時期に、お母さんが睡眠を取れるかが育児を楽しめるカギとなります。
というのも、育児を楽しめるかどうかは「お母さんの体力」によるからです。
乳幼児期にお母さんが睡眠を確保する方法
睡眠は、自分のペースで取れないと疲れが溜まっていきます。
乳幼児期にお母さんが睡眠をしっかりと取れていれば、もう少し楽しい子育てができたのかも、と今になって思います。
育児が辛いという原因の一つは「睡眠不足」にあります。
しかしこの時期は、全てにおいて自分のペースではできないので、ストレスも半端じゃない。
やらなきゃいけないこともできず、トイレやお風呂も一人で入れず、徐々にフラストレーションが溜まり、、
何もかも投げ出してしまいたいという気持ちになるのは、しょうがないことです。
お母さんの睡眠を確保する方法は2つ。
- 1つ目は「誰かが代わりに赤ちゃんの面倒を見る」
- 2つ目は「赤ちゃんをぐっすり眠らせ、一緒に寝る」
赤ちゃんが起きている間は、驚くほど何もできません。
おむつ替えが一日に7~8回。1回のおむつ替えに3~5分。更に服にまで漏れることも多く、そうなるとプラス10~15分かかります。
その他に授乳があります。授乳は1回に10~15分。
その後ゲップを出してあげてそのまま寝てくれればよいのですが、母乳が足りていないと授乳時間が長くなります。
授乳回数は母乳の出にもよりますが、1日に7~8回はあったんじゃないかと。
今思うと、1日のほとんどが「授乳とおむつ替え」でした。
乳児期ではこのような生活を送らなければならず、お母さんも自分のペースでは動けません。
赤ちゃんが生まれたその日から、突然このような過酷な生活が始まるわけですから、ストレスが溜るのも無理はないのです。
しかし、こんな生活が待っているなんて情報は、ほとんどなかったように思います。
SNSでは、楽しくオシャレに育児を楽しんでいる人々でいっぱいです。自分だけが赤ちゃんのお世話に四苦八苦しているように感じてしまいます。
育児を楽しめていない自分が情けなくも思えてきます。
しかし、先ほどのスケジュールが現実です。1日のほとんどが授乳とおむつ替えなのです!
その合間に自分の睡眠も確保しなければならないのに、家のこともやることは山のようにあります。
まずはこの現実をパートナーにも共有してもらい、出来る範囲で手伝ってもらいたいところ。
ですが、この実態を知らない人からしたら「1日中何やってたの?」となってしまうのです。
方法としては、1時間でもよいのでお母さんが赤ちゃんから離れる時間を作ることです。そして、この実態をパートナーにも体験してもらい共有する必要があります。
お母さんは、強制的に赤ちゃんから離れる時間を作る
私はこれができていませんでした。赤ちゃんのお世話は全て自分の仕事だと思っていたのです。
すると、育児ノイローゼになる可能性があり、復帰に時間がかかることがあります。
お母さんが、この時期には必要なのは「睡眠」です。そして、子育ての実態ををパートナーと共有することです。
「楽しい育児」は幻想だと思った方がうまくいく
ズバリ言いますが、楽しい育児は幻想だと思っていた方がうまくいくと思います。
朝も夜もなく、1日中授乳とおむつ替えをするという育児が楽しいはずがありません。
それでもやらなきゃならないというのが育児なのです。
そして、ほとんどの人がこの時期には大変な思いをしているはず。決して自分だけではないと思って間違いないです、笑
今まで普通に生活していた人が、ある日突然1日中赤ちゃんのお世話をするようになって、育児を楽しめる余裕なんてない。
そんな時に、つい誰かと比較してしまい、全くできていない自分のことを情けないと思ってしまうこともあります。
睡眠不足が続くと悲観的になり、体調を崩してしまいます。やるせない思いが爆発して、涙が止まらないこともありました。
自分に育児なんか向いていない、とその場から逃げ出したくなっても逃げることすらできず、、
と、ここまで追い込まれてしまうこともちょくちょくありました。
このほとんどは、睡眠不足からくる疲労が原因です。
周りは楽しい育児ができている、というわけではない
我が子が特別手のかかる子、というわけではない
自分の子だけが特別に手がかかり、大変すぎると思いがちですが、今思うとそれなりに皆さん大変な思いをして育児をしていたように思います。
確かに、よく寝てくれる子だと楽だなと思いがちですが、どの子にもそれなりに悩みは尽きないものです。
赤ちゃんをぐっすり眠らせる方法
我が家の子供たちは、2人とも完全母乳で育ちました。
「母乳神話説」を信じていたわけではなく、ただミルクを飲んでくれなくなったからです。
ミルクを用意するのは、結構手間がかかるんですよね。
- 哺乳瓶を消毒する
- ミルクを作る
- 適温にする
しかも、ミルクや消毒液をあらかじめ用意したりと、準備も必要ですし、お金もかかる。
しかし、母乳ならただ差し出すだけです、笑
夜中の授乳は眠いし、ミルクを作っても飲んでくれないとがっかりします。
母乳がほとんどいなかったのですが、ミルクを飲んでくれないのでしょうがなく母乳を与えるしかありませんでした。
母乳育児の弊害
しょうがなく母乳育児となってしまいましたが、はじめの1~2ヶ月は母乳が足りていなかったのか、夜中に3~4回も授乳していました。
しかも母乳だと、うんちが緩いんですよね。
夜中に授乳をしておむつを取り替えているうちに、気が付けば朝になっていたということの繰り返しでした。
この頃は、自分の何が上手くいかないのか全く分かりませんでした。どうして眠れないのか、赤ちゃんはいつ寝ているのか、不思議でしょうがない。
今思うと、生後数ヶ月の赤ちゃんというのは、朝とか夜とかの感覚がまだなかったのかもしれません。
まあ、これも個人差があると思いますが。
少しづつ、夜に多く寝るようになりますが、このリズムを付けようと必死になっていたのもこの頃です。
しかしそんなことはありません。成長とともに夜はしっかりと寝てくれるようになりますよ。
ただ、母乳育児だったお陰で、その後も一切ミルクは飲んでくれませんでした。
ですから、夫や誰かに預けて出かける、ということができなくなってしまいました。
母乳育児の弊害
- 母乳しか飲んでくれなくなってしまい、どこにも預けることができなかった。
- 腹持ちが悪いのか、授乳時間が長い
- お母さんに、やたらと執着している
- うんちが緩い
与えるのが楽だからと、母乳ばかり与えてしまった結果、お母さんである私にばかり執着するようになってしまいました。
体力的にも限界が来ていたため、早々に断乳したのですが、その後も執着は続きましたね。
ミルク育児のメリット
もし仮に我が家がミルク育児だったら、もう少し楽だったのかもと思います。
ミルク育児だったら
- 夜はぐっすり眠る
- うんちが固い
- お母さんに執着しない
ミルク育児だと便秘で悩む方もいらっしゃいますが、毎回漏れるのも辛いところ、笑
赤ちゃんも、お腹が満たされればぐっすりと寝てくれたと思うし、赤ちゃんの世話を誰かにお任せすることだってできたのです。
1~2時間、何も心配することなく、ぐっすりと眠れるだけでも体が回復します。
もしミルクを飲んでくれるのなら、母乳とミルクの混合でよいと思います。
子育て中はどうしても「赤ちゃんが中心」になりがちです。
赤ちゃんの泣き声はお母さんを呼ぶサインですから、赤ちゃんにギャン泣きされると戸惑ってしまうのも無理はありません。
ですが、すべての要求を叶えることは不可能です。
お母さんと赤ちゃんの折り合いを見つけることが、楽しい育児につながるのかなと思いました。
【まとめ】睡眠さえ取れれば、辛い育児は乗り越えられる!
一番良いのは、誰かに赤ちゃんを見てもらっている間にゆっくりと休めればいいのですが、結局気になってゆっくりもできなかったりしますよね。
見てくれる人がいないというお母さんだっていると思います。
私がこの時期に一番つらかったことが、睡眠不足でした。
睡眠不足でフラフラなところに赤ちゃんのギャン泣きがひどいと、その場から逃げ出したくなるのも無理はないです。
(こんなに頑張っているのに、、)
やりきれない思いで一緒に大泣きしたこともあります。
普段の自分なら大したことじゃないことも、睡眠不足で追い詰められていると、自分のことすらコントロールできなくなってしまいます。
本当に辛かった乳幼児期の子育てですが、そんな我が子も小学生になり、頼もしく育ってくれました。
今振り返ると、あの時大変だった分、子どもたちへの愛おしさは格別です。
そう長くない未来にこんな幸せが待っているんだと、あの頃の自分が知っていたら、気持ち的にもっと楽だったかなと思います。