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育児が辛いと感じるのは、当たり前だったという話です

こんにちは! 主婦のミホコです。

子育てをしながらブログ運営をしています。

 

子育てをしながらブログ運営をしているだけなので、今はほとんど家にいます。それでも買い物や、子供の学校や習い事の送迎など、マスクをする機会が増えました。

 

新型コロナウイルスの予防のためにマスクをする機会が増えたのですが、先日、衝撃的な事実を知ったのです。

 

日本人がマスクをする理由

→みんながしているから

 

この思考は「なぜ育児が辛いと感じるのか」との答えとつながるのでは?と感じたので、この辺りを記事にしたいと思います。

 

育児が辛いと感じてしまうのは、しょうがない

育児は総じて「辛い」と断言します。もちろんその分の幸せも感じられますが、寝不足は辛い!自由な時間が全くないのは本当に辛い!

周りの冷たい目も辛い!

 

何よりこの「辛い」っていう気持ちを理解してもらえないことが一番辛かったですね。

 

なぜ育児が辛いと感じるのか?

先日も、Eテレの「すくすく子育て」で、こんなことを言われていました。

お母さんが育児をしているときに辛いと感じる時

  • 電車の中で、子供が騒いでしまわないか心配
  • SNSでの周りの人たちの投稿が気になる

 

辛いと感じる瞬間はここには書ききれないほどたくさんありましたが、特に逃げられない状況の場合は感じやすいです。

 

子育てで疲れてしまう本当の理由

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電車や公共交通機関で子供が騒いでしまう状況を回避するのに、お母さんも試行錯誤を繰り返しているんですよね。

お菓子を持っていったり、絵本やシールを持っていったり、、

 

音の出ないもので子供の興味を引かなければならないので、お母さんも頭を悩ませます。

 

メモ

育児とは、想像を遥かに超える事の繰り返しです。

 

それなのに、持っていった絵本に思いのほか興味を持ってくれなかったとか、シールも秒で使い終わっちゃったとか、、

 

お菓子はけっこうなパワーがあります。しかし、そのお菓子も何でもよいわけではなく、電車内ではにおいがきつくないものとか、ボロボロこぼれないものです。

 

そして時間を稼ぐものをチョイスしなければならないのです。

 

ここまで考え抜いたお菓子なのに

「お菓子は体に良くないから、あまり食べさせない方がいいよ」と言われた日には、無気力感に襲われます。

 

これほどまでに準備をしてきたのに、結局 子供に騒がれたり指摘されたり、、という状況に心が折れてしまうのです。

 

育児は楽しまないといけない?

そんな時に他の育児中のお母さんのSNSを見て、自分と比較して落ちこんでしまう、、という状況。

辛い気持ちが本当によくわかります( ;∀;)

 

この時期の私の生活なんてひどい有様でした。そういう時に限ってインスタとか見ちゃうんですよ(笑)

 

当時私は一日中パジャマ姿で、外にも一歩も出ないような生活をしていたのですが、SNSを見ていると、他の人は子どもと充実した生活を送っている(ように見える)んですよんね。

 

今思えば、服に着替えるのも大変でした。そこで私が編み出した方法が「パジャマは着ない」という方法でした。

 

今では想像もできませんが、育児中は大袈裟でなく着替える時間も自由に取れませんでした

 

よく、動物園で赤ちゃんを抱っこしながら移動している猿のお母さんを見たことありませんか?

育児というのは、大袈裟でなくそんな感じなのです。

 

抱っこばかりしていたので両手が使えないことが多く、着替えるのも億劫でした。

 

育児が辛かった時に私がやってきたこと

寝不足で疲れているとストレスが溜まってきます。しかし育児は休みがないのです。

そんな時、自分の気持ちを言葉にして発信していました。

 

ブログを書いてみた

そういう時によく言われた言葉が「お母さんが手をかけすぎだよ」というものでした。

 

いや、私は1分でもいいから一人でホッとできる時間ができたら、泣いて喜びます。

(しかし、そんな時間はほぼありませんでした)

 

母親というのは赤ん坊が泣いている声に反応しないわけがないのだから、自分と同じ覚悟をもって我が子と向き合ってくれる人がいてくれたら、私だって休みたかったです。

 

育児中に、安心して我が子を預けられる人や場所があるか?と聞かれたら、なかなかないというのが日本の現状です。

 

注意やアドバイスをしてくれる人はたくさんいました。

 

そんな中、息子が2歳の頃チャレンジして台湾旅行に行ったんです。

台湾では、電車に乗っていても温泉に入っていても、近くにいた人が私たち親子に手を差し伸べてくれました。

 

電車がどんなに混んでいても席を譲ってくれるのです。ましてや「うるさい」だなんて怒鳴られることはありません。

その場にいる人みんなが育児に協力してくれました。

 

怒られるのではないかとビクビクしながらの育児か?

みんなが協力してくれる育児か?

 

この差は一体、何だろう、、

そう思うようになり、育児で感じたことをブログに書くようになりました。

 

台湾では共感してくれる人がたくさんいてくれて、ただそれだけで安心できたんですよね。

日本にだって育児の大変さを共感してくれる人はいると思うのですが、それが育児中のお母さんにまで届いていないのです。

 

だから育児中の大変さや、その時感じたことなどを発信していこうと思うようになりました。共感してくれる人を増やすためです。

 

当時は片手でもできるアメブロで発信していました。

 

アメブロをスマホで始めよう!

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未来を変えると決めた

台湾で経験したことは、私の中で育児を見直すきっかけとなりました。

 

日本では、私たちは迷惑ばかりかける親子でしたが、台湾では「育児は尊いものだ」ということを気づかせてもらったのです。

 

台湾では周りの人たちが温かい目で我が子を見守ってくれた

 

しかしこれは、日本人が冷たいというわけではなく、気持ちを表現するのが得意ではない人種だということです。

 

そして優しい人ほど「迷惑かな」と遠慮して、あえて声をかけずに遠くから見守ってくれていたりするからです。

 

そこまで気付くのには時間がかかりましたが、育児中に自身が感じていた「迷惑ばかりかけてしまう」という被害妄想から、徐々に解き放たれていきました。

 

たまに怒鳴られたりもしましたが、怒鳴る人が正しいと思っていた頃に比べたら、だいぶ強くなりましたね。

 

これも台湾で「育児は尊い」ということを教えてもらったからです。

 

当たり前なことを手放す

子育てをしていく中で、私はたくさんのものを手放してきました。そうしなければ、耐えられなかったからです。

みんなと同じにすることを諦めた

日本では「みんながしているからマスクをする」という人が多いと言います。

 

注意ポイント

マスクをすることは、新型コロナウイルスを広めないためには有効です。

 

マスクをつけることは、新型コロナウイルスを予防するためには有効ですが、だからマスクをつけるというわけではなく「みんながつけているから」という理由の方が強いということです。

 

それだけ日本人って周りの目を気にするのかと納得してしまいましたが、私自身も育児中は「周りの人に迷惑をかけないように」と、周りの目ばかり気にしていました。

 

だから公共の場で暴れない子はいい子だし、騒ぐ子は悪い子としてしまうんですよね。

 

確かに公共の場では人の迷惑になってはいけないのだけど、日本では、うるさい子供やそのお母さんに寄り添ってくれる人は少ないものです。

 

台湾では、子供がぐずると色々なところからたくさんの大人たちがあやしにやってきて、驚きました。

 

台湾では、子供がいることでたくさんの方との交流ができるんです。そしてみんなが私を褒めてくれました。

 

子供を育てているだけで褒めてくれたという経験が、私たち親子を救ってくれたのです。

 

何が一番大事なことかを考えた

台湾での経験から、私の育児のあり方が少しづつ変わっていきました。

みんなに迷惑をかけない、という育児から、我が子のための育児ができるようになったのです。

 

迷惑をかけない子供を育てようとしていた頃は、息子にダメ出しばかりしていました。

 

だけど子供が子供らしく表現するということは、本来のあり方ですよね。

 

度が過ぎて叱られることもあるけれど、そうやって人は成長するんだな、ということが分かると、育児がどんどん楽しくなっていきました。

 

子供たちのお陰で親になることができましたが、私もまだまだ人間としては成長過程です。

 

子供たちと共に成長させてもらっているんだと思うと、たまに怒られたり悩むことがあってもすべて学びだなと思えるようになりました。

 

そして、周りの目を気にしすぎる癖をつけてしまうのも、私たち大人

 

子育てをしている私たちお母さんが、堂々と育児をしていかないといけないのです。

 

まとめ

 

人に迷惑をかけてはいけないというモラルと自己主張の狭間で、堂々と育児ができにくいという感覚を味わっているお母さんもいらっしゃるかと思います。

 

しかし私たちは、人を育てているのです。

私は「育児は尊い」ということを自覚してからは、子供たちと一緒にいる時間が尊いと感じるようになりました。

 

どんな人でも迷惑をかけずに生きてきた人などいないのです。迷惑をかけ、でも助けてもらったという経験は、私たちの力になると感じています。

 

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