こんにちは! 2児の子育て中、主婦のミホコです。
子どもたちが小学生に上がり、驚いたのが「毎日出る宿題の量」です。
なかなかの量だぞ!
自分が小学生だった頃、こんなに宿題出てたっけ?
小学校に通うようになったら、勉強なんて自然にできるようになるものだろうと、ちょっとなめてたんですよね。
しかし、これだけ宿題を出されてしまうと、親が子どもに勉強を教えるシーンも自ずと増えていきます。
小学生に上がる前に身につけておきたいこととは?
- お家で学ぶ習慣
- ある程度、字は読めるように
- トイレのタイミング
- 歩く習慣
学校に通い出す前に、ある程度身につけておくと、親も子どももスムーズに学校生活になじめるようになると思います。
その中でも「お家で学ぶ習慣」は是非とも身につけておくと、この先の親子関係もスムーズです!
小学生に上がる前に身につけておきたい、お家で学ぶ習慣
勉強は学校で教えてもらうもの?
私たちの頃は、勉強は学校で習うものでしたよね?
それが今では、学校は復習をするところになっています。
学校で学ぶべきカリキュラムが増える一方で、土曜日は休校になり、道徳などに力を注がなければならずで、、
なかなかみんな一緒のペースで、じっくりと授業を行うことが難しいため、足りない部分は家で補うようになります。
宿題が多いのは、そんな理由からなんですね。
授業についていけなくなると、先生の言っていることが理解できず、子どものやる気まで削がれてしまうことに。
そういった意味でも準備は大事ですね!
学校の授業が楽しいと感じたら、子どもは学校に行きたいと思うでしょう。
学校の先生も、できるだけみんなが理解できるように分かりやすく教えてくれていると思います。しかし、1年生の子どもたちの個人差は、ものすごい幅があるんです。
授業についていけない子が出てきてしまうのは、しょうがないことでもあるのですが、せっかく何時間も勉強しているのだから、授業の時間が楽しく感じられたらうれしいですよね。
そんなことはありません! 人間は「知りたい」という欲求がもともと備わっていますし、成長欲求というのもあります。
実際にどんな子どもでも、興味を持っているものには、もっと知りたいと思うようになっているんです。
そうなんです!勉強だって学校の授業だって「もっと知りたい!」ってなったらいいんですよ。
自分だったらどんな時に「もっと知りたい」ってなるだろう、、
知ることが自分にとってプラスだと感じたとき
- 学校の授業でみんなの前で発表して、「凄い!」と言われたとき
- お友達に教えてあげられたとき
- 先生に褒められたとき
自分に自信が持てるようになる一番簡単な方法が、「勉強ができるようになる」ことではないかなと思うのです。
私も、過去に外人の人に英語で質問され、なんとなく答えられたときの「ウホッ」っていう感覚が忘れられず、英会話スクールに通ったこともあるくらいですから、笑
脳が感じる「快」を上手に使って、子どもを勉強好きにすることは難しいことではありません!
親は子どもに勉強を教えてはいけない
しかし、全く逆のことをしてしまっているお母さんもいらっしゃるんですよ、、
子どものために、と思ってやっていることが、脳が感じる「快」とは真逆の「不快」を与えている、、なんてことになっているかも。
お母さんが子どもに勉強を教えてしまうと、自ずとお母さんが「できる人」で、子どもは「できない人」になってしまいます。
分からないから教えてくれと言われ、しょうがなく教えているのに、です。
子どもは、自分ができた時に「快」を感じるのに、お母さんの前では「できない人」ということになってしまうんですね。
子どもはお母さんにこそ「できる自分」を見てもらいたいし「できない自分」のことは、できたら隠しておきたい。
そこで素直になれない子どもが、お母さんの話を聞かなくて、その態度にお母さんもイライラ、、
と、悪循環が始まるわけなんです。
あながち大げさではなく、子どもにとってお母さんとはそれだけ大事な存在なんですよね。できる自分を見せたい、褒めてもらいたいし認めてもらいたい。
お母さんに、自分の一番かっこいいところを見せたいと思っているのに、お母さんにできない自分をさらけ出すというのは、子どもにとっても屈辱的なことかもしれません。
夢中になる仕組みを活かす方法も、記事にしています。
子どもがゲームにハマる仕組みを、夢実現に活かす!
続きを見る
自分で勉強をする習慣は身につくの?
習慣とは「自然とやれること」
毎朝同じ時間に起きてしまう、無意識のうちに歯ブラシをしている、顔を洗っている、、
習慣とは、自分が「やろう」と意識しないでも、勝手に体が動いているという状態です。
ここに「気付いたら、勉強を始めていた」なあんていうことがあったら、これ最強じゃないですか?
勉強を始めないにしても、始めなきゃという意識が湧く、という状態でもかなりありがたいですよね。
実際に勉強の習慣が身についていなかった頃は、宿題を始めるまでの初動が1時間以上かかっていました。
宿題をやらなきゃ、という気持ちはあるんだけど、宿題という苦しい作業を始めたくない、、
というマイナスな気持ちがあったようです
勉強をするという習慣がまだ身についていなかった頃は、宿題に取り組むまでの時間がかなりかかっていました。
この頃の「宿題」に対するイメージは、、
- 時間がかかる
- めんどくさい
- 難しい
といったマイナスなことばかり。嫌だけどしょうがなくやっていたことになります。
そしてこの頃に私がやっていた大失敗がこちら
「やりたくなければ、やらなくていい」と言っていた。
これは一見、子どもに行動を選ばせているように見えて、子どもに劣等感を与えてしまっていたんですよね。
「やらなくていい」という言葉を素直に受け取れる訳もなく、「やらない」を「できない自分」に置き換えてしまい、息子は悔しい思いをしていたようなのです。
そこで、はじめに設定した勉強量を減らすことにしました。
すると今まで宿題に取り掛かるのに1時間もかかっていたのが、すぐに取り掛かれるようになったのです。
量を減らしたことで、単純に「これなら楽勝だ」と思ったようです、笑
毎日こなす「量」は多すぎると負担に感じてしまうけれども、はじめから少ないと負荷がかけられない、、
この調整が重要だと感じました。
子どもが自分で宿題をするには?
子どもが小学校に通うようになって驚いたのが、宿題の量です。
ひとつひとつはそれほど多くはないのですが、ちょっとしたものが2~3個、しかもほぼ毎日出ます。
これも学校が、家で勉強することを習慣化させるためではないかな?と思うのですが、習慣って身につけるまでが大変なんですよね。
どんなに簡単なことでも、毎日やらなきゃとなると、気分が重く感じたりするものです。
気分が重くなるものが毎日ある、というのは、子どもにとってはかなりの負担です。
しかし、我が家の長男は、学校の宿題は意気揚々と挑んでいました。
息子に聞いてみると「学校の宿題は簡単だし少ないから、すぐにできる」とのこと。
確かに量はそれほど多くはありません。しかし、めんどくさいという気持ちはないのかな、、
息子は学校の宿題は簡単で量も少ないから、すぐに終わるというイメージを持っているようなのです。恐るべし先入観!
ちなみに小学1年生の娘は全くそんなことはなく、学校の宿題は多すぎる、と半べそをかいていました。
この差は一体どういうことなのでしょうか?
これこそが「お家で学ぶ習慣」が身についていたかどうか、の差だと思っています。
お家で学ぶ習慣は「毎日コツコツ」
毎日コツコツ、一定量の勉強をすること
毎日コツコツ、一定量の勉強をしていくのに、ちょうどよいのがスマイルゼミです。
タブレット教材なら、勉強習慣がなかったお子さんでも興味を持ってくれるのではないか思います。
我が家では、幼稚園の頃から公文式を始めていましたが、習慣化するのにとても苦労しました。
ちなみに今、高校生の姪っ子は、小学生の頃からタブレット教材のみで、「お家で学ぶ習慣」がバッチリ身につき、お母さんは一度も「勉強しなさい」と言ったことがないそうな。
ポイントは、導入時に「楽しい」と思えるものです。ファーストインプレッションは本当に大事!
そして、できるだけ飽きずに続けられるもの。子どもはすぐに飽きてしまいますからね。
この時期に、勉強をするという行動を習慣化することができたら、あとは勝手にやってくれるようになります。
必ずやり続けること
とはいえここが一番難しいですよね。
ポイント
勉強を習慣化させるポイント
- 例外なく毎日やる
- 辛い日は、量で調節
- お母さんはバカを演じること ← 笑
- 達成感を味わう
高熱で動けない日を除いて、ほぼ毎日やることです。旅行に行っている日でも、時間が足りない日でも例外なく行います。ただし、苦しい修行にしてはいけないので、時間がない日は量を減らすなどで調整します。
子どもが「快」を感じられるように、お母さんは何も分からない人を演じて、子どもが解けた問題を教えてもらうというのもありです。
これは、ただ褒めるよりも数倍の効果がありました! お母さんに教えてあげられた自分を、誇りに思うようです。
あとは、毎日決めた量は必ず終わらせることで、達成感を味わいます。大変だった日でも「できた!」の積み重ねが、やがて「もっとできる」につながったり自信になっていくからです。
まとめ、「お家で学ぶ習慣」が身につくと勝手に勉強する
「お家で学ぶ習慣」を身につけるまでは、根気も必要です。しかし習慣にしてしまえば、あとは勝手に宿題に取り組んでくれるようになります。
習慣を身に付けるまでは、毎日コツコツと取り組む必要があります。
ある程度まで習慣化されると、今度は「やらなきゃ気持ち悪い」という感じになるんですよね。ここまでくれば、子どもは勝手に宿題をやるようになります。
やがて「知ることの楽しさ」に気付き、もはや止められないくらい集中して勉強するようになりますよ!