我が家の子供たちは幼稚園から公文に通っていました。
息子は5歳から10歳まで5年間通い、娘はベビー公文を経て2年ほど公文に通いました。
公文に通っていれば、毎日やらなければならないプリントがあります。
しかも週に2回、教室に通ってプリントを提出するので、さぼれないという環境があったからか学習習慣は身に付いたかなと思いました。
毎日勉強をする習慣が身に付くので、学力もどんどん上がっていくというわけです。
公文の良いところは、自分で課題を用意しなくてもよいというところです。
子供の学力に合わせてプリントを進めていくので、無理なく課題に取り組めます。
ただ、公文の算数は単純計算ばかりなのでつまらないんですよね。
計算ミスをなくすには計算問題を繰り返すのが効果的ですが、同じようなプリントを何度もやらなければならず、どうしてもやる気が起きなくて時間ばかりがかかります。
とりあえず公文に通っていれば安心かな、と思っていましたが、実際に続けていくにはなかなかの努力が必要でした。
やる気が起きない息子と毎回バトルが繰り広げられ、なら辞めてしまえばと言うと辞めたくはないってなる、、
公文に通っていた5年間は、正直言って大変でした。
しかし、その努力のおかげで息子の基礎学力は上がったと断言できます。
こんな方におすすめ
- 公文に通っているが、辞めようか迷っている親御さん
- タブレット学習に興味のある方
結局のところ、勉強は質と量です。
自分に合った勉強方法を見つけ、続けられるかどうかが鍵です。
とりあえず公文に通っていれば大丈夫?
最初の習い事として選ばれやすいのが「公文」。
実際に、公文に通っている子は算数が得意ですし、家でもコツコツと勉強をする子が多いというイメージがあります。
実際に我が家の子供たちも公文に通ってみて、息子は算数が得意になりましたし、家庭学習の習慣も身に付きました。
しかし、私的には公文を堂々とお勧めできません。
でも公文のプリントって、その子のレベルに合わせて用意してくれるものだし、量だって毎日数枚やるだけです。
それのどこが大変なの?ってなりませんか?
我が家の息子の場合ですが、はじめは淡々と公文のプリントに取り組めていたのですが、次第にやる気が起きなくなってしまいました。
その理由の一つに「レベルが合っていなかった」というのがありました。
「とりあえず公文」の落とし穴
息子は、公文のプリントを毎日5枚ほどやっていました。
時間にしても20分もあれば終わるような内容を1時間以上もかけてやっていましたから、相当やる気が出なかったようです。
プリントを前にしてもなかなか始めようとはせず、結局何もやっていないという、、
それを見ていて、毎回イライラしてしまうのです。
辞めてもいいって言ってるのに、そういう時だけ負けず嫌いが発動するわけです。
公文は、毎日の家庭学習の習慣を身に付けるのに最適だと思います。
しかし、それはプリントに対して拒否反応が出ていない場合です。
息子は「公文のプリント=面白くないもの」と認識したようで、プリントを見るだけで拒否反応か出る始末。
そんな状態でプリントをこなしていても、果たして効果があるのか疑問です。
公文のプリントが嫌すぎて、それ以外の問題集が面白過ぎるという現象が起きました。
まあまあむずかしめの算数の問題集でも、問題が解けた!という喜びを存分に味わっていました。
結局は、できたという喜びにはかないませんよね。難しそうな問題ができたことで自信がつき、さらに頑張ろうと思えたようです。
ただ単にプリントをやりこなしていた時とは比較にならないくらい、勉強が楽しくなったといいます。
とりあえず公文に通っていれば勉強をする時間が増えると思っていましたが、公文のプリントがつまらないと感じていたら要注意です。
公文のプリントに時間をかけていたら要注意
公文のプリントは、毎日の家庭学習の習慣を身に付けるには最適です。
ただ、習慣を身に付けるために取り組んでいるのに、毎日苦痛を味わっていたら勉強自体が苦手になってしまいます。
算数の計算問題などは、反復練習によって力を付けていきますが、淡々とした内容なので面白くないんですよね。
同じような内容が続くので、子供はすぐに飽きてしまいます。
しかし、この時期に基礎をしっかり固めた子は、後の学力の伸びが違っているようにも感じています。
計算のパターンが感覚で理解できるようになるので、算数の読解力が上がるようです。
この感覚を身に付けるには、反復練習しかないんですよね。
公文のプリントに拒否を起こすようになったり、やたらと時間がかかるようになったら、新しい方法を取り入れた方がよいかもしれません。
タブレット学習は公文の代わりになる?
ちなみに、娘は公文式の算数をやっていなかったので、算数の計算には苦労しています。
基礎的な数の計算ですら時間がかかるので、その後の九九やひっ算、掛け算引き算といったもの全てに影響が出ています。
息子の時に公文で苦労したので、娘には公文をやらせなかったのですが、兄妹の差を見ていて、やはり勉強は量をこなすしかないなと反省しました。
そこで、娘にはタブレット学習を導入しましたが、なかなか良かったと思います。
タブレット学習のメリットとデメリット
公文では、息子は3教科、娘は最初から公文を嫌がっていたため国語だけやっていました。
そもそも読解力が身に付いていないと、算数は理解できないということです。
理想は国語に算数、そして早いうちから英語は身に付けておきたい。
でも、それらを全て網羅するには時間が足りないのです。
しかも、今の子供たちは学校の宿題も多く、それに加えゲームやYouTubeなど、とにかく時間がない!
せめてやる気の出る教材だったらサクサクこなせるのになぁ、と思って探してみたところ「スマイルゼミ」がヒットしました。
スマイルゼミの魅力は
- 塾や教室に通う必要がない
- 専用のタブレット端末で学べる
- 書く、読む、聞くがタブレットと専用ペンだけで学べる
- 全ての教科が網羅できる
- 安い
などなど、公文にはない魅力がたくさんありました。
教室で先生や仲間がいる環境は魅力的ですが、日々の送迎も親にとってはなかなかの負担です。
タブレットなら家ですぐに始められるので、毎日勉強するのが苦になりません。
私は、子どもが家で勉強するという習慣を身に付けられれば、公文のプリントでも市販のドリルでも構わないと思っています。
その点、スマイルゼミのタブレットは、子どもでも簡単に操作できますし、楽しみながら勉強が続けられる工夫がたくさん詰まってるので、楽しみながら取り組むことができます。
スマイルゼミ入会時に紹介者IDを入力すると、デジタルギフト券1,000円分がもらえます。
紹介者が知り合いでなくてもIDを使って大丈夫です。(個人情報は特定されませんので、安心してお使いください)
当ブログの紹介者ID:3800-7542-0256
タブレットって目に悪そうだし、紙に書く習慣が身に付かないかも、と思っていましたが、むしろタブレットでよかったという事もたくさんありました。
これからの時代は、デジタルがどんどん進んでいますから、子供のうちからタブレットに慣れておいてもいいかなと思います。
塾でも、今はタブレット端末を使い授業をしていますし、学校でもパソコンを使って資料作りをしています。
大人もデスクワークではパソコンスキルが必須ですし、紙に書くという作業自体が少なくなっているので、今からタブレットを使いこなせるようになることは大きなメリットです。
ちなみに、タブレット学習ならではの落とし穴も感じるようになりました。
スマイルゼミを始めてから、できるだけ毎日タブレットを開くようにしていましたし、何をどれだけやっていたかを確認していたつもりでしたが、学校のテストではあまり効果が出ていなかったのです。
そこで、こどもがどのように勉強をしているのかをコッソリ覗いてみたら、かなり適当にこなしていました。
タブレット学習は、子どもが簡単に取り組めるのですが、実は形だけの勉強になっていたようです。
よく見ると、漢字などもかなり適当に書いても丸になってしまいますし、テストは何回もやり直すことができます。
そして子供も100点を狙うことが目的になってしまい、頭には全然入っていなかったという結果です。
タブレット学習のメリットとしては、子どもが自分でできるという点ですが、全て子どもに任せてしまうと危険かもしれません、笑。
子どもの数だけ勉強法がある
公文に通っていた時にも言われていたのですが、やはり養育は人が行うのが良いと思います。
なぜかというと、子どもそれぞれ何が理解できていないのかを、こちらも理解してあげなければならないからです。
公文もタブレットも、反復学習として活用するには良いと思いますが、分からないことを分かるようにするにはマンツーマンで教えるのが望ましいです。
子ども自身も、何が分からないのか、本人もよく分かっていないことが多いですからね。
理解する力=読解力を身に付けられるようになると、一人で勉強できるようになりますが、それまでは子供に張り付いて一つ一つ教えてあげなければなりません。
同じことを同じように教えても、理解できることなかなか理解できない子というのは個人差があります。
我が家の場合は、息子は勝手に理解できるタイプなのに対し、娘はなかなか理解できないタイプ。それもよくよく観察してみると、自分で勝手な解釈をしてしまっていたのです。
兄妹でもタイプが全く違いますから、その子に合わせた勉強法を探してあげるのは本当に大事なことだと思います。
読解力を高めるには、プログラミング学習が最適です。
息子は幼稚園の頃からプログラミングに興味を持っていましたから、論理的思考力が身に付いていたのかもしれません。
おすすめのプログラミング教室はこちらです→Tech Kids Online Coaching
体験会は無料ですし、オンラインで行われるので安心です。
反対に娘のようなタイプの子は、九九や漢字など知識をできるだけ多く増やしておくと良いと思います。
この部分は子供一人でもできるので、タブレットなどを活用するのもよいでしょう。
【まとめ】「とりあえず公文」の落とし穴
「とりあえず公文に通っていれば」勉強ができるようになると思ったら、なかなかそうはいきません。
子ども本人がやる気がないのに無理やり勉強をさせても、かえって勉強嫌いになってしまいます。
(まだ小学生だし、勉強なんていつかできるようになるでしょ)と、私自身もそう思っていました。
しかし、勉強ができる子とそうでない子の差は、能力ではなく性格に左右されているように思います。
負けず嫌いな子は、悔しい思いをすると俄然やる気を出しますし、勝ちたいという一心で努力も惜しみません。
一方で、競争心があまりない子は、たとえできないことがあってもそれほどストレスを感じていないように思います。
どちらが正しいとか良いというのではなく、やはり勉強はモチベーション維持が不可欠なのです。
ですから、子どもがどんな時にやる気を見出すのか、どういう時に達成感を感じるかを知る必要があります。
今の子供たちは本当に時間が足りません。
効率のよい、自分のベストな勉強方法が見つけられると良いですね。