公文

「学力を上げるなら公文に通わないとだめ?」公文辞めても大丈夫!

こんにちは!中学2年生と小学5年生の学力を上げる方法を模索中のオタク主婦です。

その成果がやっと出てきたようで、子供たちの学力が上がり始めてきました。

 

中学2年生になった息子は、幼稚園から小学4年生まで公文を続けていました。

公文のお陰で家庭学習の習慣は身に付いていて、小学校時代の学力はまあまあな感じです。

タヌキさん
大変だったけどね、やっててよかった公文式。

しかし、最近になってテストの点数が伸び悩み、勉強方法を改める時期なのかと思うようになりました。

 

公文をやっていれば大丈夫かと思いきや、そう簡単にはいかないのも公文式のようです。

公文を続けるのが大変な理由

  • 宿題が多い
  • 面白くない
  • 送迎が多い
  • 月謝が高い
  • 親の小言が増える

これは我が家の場合ですが、子供が家で勝手に勉強するようになるには、それなりに大変だという話です。

 

公文のプリントを毎日コツコツとできる子は、もはや公文じゃなくてもよいんじゃないか?とも思えます。

公文だと、先生に宿題を提出しなければならないとか、高い月謝を払っているといった理由から、親も必死にならざるを得ないということです。

 

こんな方におすすめ

  • 公文を始めようか迷っている方
  • 公文を辞めようか迷っている方

 

昔も今も、近所を歩けば必ずあるのが公文の教室。

どの教室でも公文のシステムはほとんど同じですが、先生の力量は差があると思います。

 

息子がお世話になった先生は、かなりのベテランだったせいか、気難しい息子の性格を理解してくださったお陰で公文を続けることができました。

ただ、公文の教室で勉強を行うのは週に2回。ほとんどは自宅での学習になります。

 

自宅学習を促すのは母親。

公文の教室ではさくさくとプリントをこなしていたはずなのに、家では全くプリントをやらない子供に毎回ストレスを感じてしまいます。

 

公文の学習法が合うタイプ

公文は、毎日少しずつ勉強を進めていくので、無理なく学力の向上が期待できます。

しかし、それは毎日きちんと与えられたプリントを進めていればの話。

 

毎日のプリント学習が苦痛になって、公文を辞めてしまう子は多いです。

私自身、子供がプリントをやってくれないので何度も辞めようと思いましたが、その度に息子の気難しい癖が発動し(負けず嫌い)なかなか辞めてはくれません。

 

そこで、親も子もストレスなく家で公文の宿題をこなすために、様々なことを試してきました。

 

子供が公文のプリントをやらない

公文に通っていた5年の間、体調が悪い日以外は必ずプリントをやってきました。

そのお陰で、高進度学習者がもらえる記念品(オブジェ)を合計4ついただくことができました。

ブラック ネコさん
ここまで来るのに本当に大変だったわ。

いやぁ、本当に大変だったんですよ。

この時に、子供のやる気を継続させる事が子供の学力を伸ばす最大の方法だと確信しました。

 

家庭学習の習慣はいずれ身に付いていくのかと思っていましたが、そんな簡単なことではなかったですね。

毎日これだけはやっていこうと決めているのに、公文のプリントを目の前に置いておくだけで一向に進みませんでした。

悩んでいる人
やらなきゃと頭ではわかっていても、行動に移せないことが多かったわ。

公文のプリントをやらなきゃいけないと、本人も分かってはいるのだけど、なかなか始めらず時間ばかりが虚しく過ぎていくという感じです。

この時に、親はどのような声掛けをすれば子供がやる気になるのでしょうか。

 

我が家では、5年間毎日公文のプリントを欠かさなかったのですが、スムーズに進められたことはあまりありませんでした。

その理由として息子に聞いてみたところ「公文のプリントは面白くなかったから」と答えています。

ブラック ネコさん
公文は反復学習が多いからね。

計算スピードを上げるためには量をこなすのが効果的ですが、息子は同じことを何度も繰り返すという事が苦手でモチベーションが下がってしまうのです。

 

公文の学習法が合わないタイプ

ちなみに、息子は公文の学習法が全く合いませんでした。

これものちに気が付いたのですが、公文の学習法は個人のペースで進んでいくため、モチベーションが維持しにくいかなと思いました。

公文の学習法が合わないタイプ

  • 自分に自信がある
  • マイペース
  • 無駄を嫌う
  • コツコツが苦手

学力向上にはコツコツと反復学習が必要なのですが、変に自信があると「こんなことやらなくてもできるのに」といった慢心から、モチベーションが下がってしまいます。

 

公文では、個々に合ったペースで学習が進んでいくので、周りと比べて焦ることもありません。

ある単元をやり切ったとしても、もう一度やり直すという事もあり、これが息子にとっては耐えられなかったようです。

悩んでいる人
やっと終わったのに、また始めからやるのは嫌だと言っていたわ。

同じことを何度もやることで学力が定着するのですが、なかなか前に進まなくてイライラしていました。

息子のようなタイプは、公文のような学習法はあまり合わなかったのかなと思いました。

 

子どもの学力は「家庭学習の習慣」が鍵

その後、息子は公文を辞めて塾に通うことになりますが、塾での学習が楽しくて学力も一気に伸びていきました。

もっと新しいことを学びたいと思う息子と、塾での授業内容が一致したためです。

 

しかし、これは息子が今まで公文に通っていたからかもしれません。

公文に比べたら、塾は楽しいと思えたのかもね。
斜に構える人

そして中学に上がると、勉強量が一気に増えていきます。

学校での授業だけでは間に合わないし、塾も一気にレベルが高くなっていくので家庭学習が必須になります。

 

結局のところ、家庭学習の習慣が身に付いているかが学力アップの鍵になるのです。

 

家庭学習の習慣を身に付ける方法

ではどうやったら家庭学習の習慣が身に付くのでしょうか。

 

息子の場合、公文を辞めて塾に通い出してから家で勉強する時間がほとんどなくなってしまいました。

塾にも通っているし、学校も忙しくなっていたのでしょうがないかなと目をつぶっていたのですが、中学2年になり一気に学力が下がってしまいました。

 

家庭学習の習慣が身に付いている子に、どんどん追い越されてしまったのです。

家で勉強すれば、勉強の定着率がグンと上がりますし、テストでのケアレスミスも防げます。

 

でも、家に帰ってきてくつろぎたい子供に「勉強しろ」とは言えないですよね。

家では休ませてあげたいし、ホッとする時間も必要だと考えると、これ以上の学力アップは難しいのかもしれないと諦めたくなります。

 

人に指図されてもヤル気なんて出ませんよね。

自分がそうなのに、子供にはつい小言を言ってしまいます。

ブラック ネコさん
求めてないアドバイスが1番無意味なのにね。

どんな声掛けをしたら子供が進んで勉強に取り組むのかを試していましたが、そのほとんどが無駄に終わりました。

 

では、自分だったらどうだろう。

「ごはんおいしい」と言われて、嬉しくてモチベーションが上がっていたなと思い出し、息子にもプラスの声掛けをするようにしたのです。

 

勉強もうやったの?→今日も勉強するんだね、よく頑張るね!

復習しといたほうがいいよ→もう一回見ておけばもう完璧だね!

みたいな感じで、プラスの声掛けをする

 

ちなみにアドバイスは、どんなに核心をついているものでもほぼ無駄だと思ってよいです。

本人が自分でやり方を見つけて実践していく方が、何倍も効果があります。

 

ここで悩ましいのが「見守る方がいいか、促す方がいいか」ですが、答えとしては「本人がやる気を出したように仕向ける」です。

 

自分が決めた方法で勉強を進めていくことが大事で、その方法も自分で探したという体にすること。

自分で決めたルールを自分で守ることが、続けるモチベーションに繋がっていくからです。

 

勉強するモチベーションの上げ方

勉強が楽しくてしょうがないという状態が望ましいのですが、そんな簡単にはいかないのが現代の子供たちです。

YouTubeやゲームなどの誘惑が多く、しかも携帯を持っていたら友達との関わりも増え、いくら時間があっても足りません。

 

携帯を取り上げても何の解決にもなりませんし、やはり自分自身が「勉強をする」という行動を自らの意思でする必要があります。

悩んでいる人
勉強好きになるにはどうしたらいいのかしら。

勉強を頑張っても、すぐに結果が出ないとモチベーションが下がってしまいます。

実はモチベーションに頼らない方が、勉強は持続するのです。

タヌキさん
毎日1時間勉強するのが当たり前、みたいな感じにすればOK。

例えば、料理が好きな主婦にとって、毎日の献立を作るのはそれほど苦ではないのかもしれません。

私は料理をするのがあまり好きではなかったので、毎日の献立を用意したり皿洗いなど家事が億劫で仕方がありませんでした。

 

しかし、ある出来事をきっかけに突然料理をするのが楽しくてしょうがなくなったのです。

それは「自分にもできるかもしれない」と思わせてくれるようなYouTubeに出会ってからでした。

 

動画ですから、良い部分だけを切り取って編集しているはずです。

ですが簡単に、しかも美味しそうな料理を楽しそうに作っている動画を見ていて「自分も簡単にできるかも」と思い込んでしまったのです。

 

この「思い込み」が実は大事で、勉強に対してどんなイメージを持っているかで、勉強を進めていくためのハードルはぐっと低くなります。

 

勉強も家事も、やり始めてしまえば淡々と進んでいくのですが、やり始めがしんどいんですよね。

この時に「早くやりなよ」と自分が言われたらどうでしょうか。一気にモチベーションが下がるのは言うまでもありません。

 

学力を上げるために必要なのは「思い込み」

息子が公文に通っていた頃は、公文のプリントを毎日こなすのが苦痛で仕方がありませんでした。

それでも公文を続けてこれたのは「公文を辞めたら勉強ができなくなる」と思い込んでいたからです。

 

どんな理由であれ勉強に取り組むきっかけになるのであれば、それがモチベーションになりますが、危機感をあおる方法は途中で挫折することもあります。

せっかくなら、行動が勝手に加速する素敵な思い込みをしたいものです。

 

学力を上げるための思い込み

  • 自分はやればできる
  • 勉強は簡単
  • できる自分カッコいい

 

このような思い込みは、なかなか自分では植え付けられないものです。

誰かが常に声掛けをするか、視覚で植え付けるのが効果的。ですから、親が子供にどのような声掛けをするかが大事になってくるのです。

 

ですから、公文を辞めても大丈夫ですし、他の方法でも全く問題ありません。

 

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