こんにちは! 主婦ブロガーのミホコです。
子どもたちのゲーム熱がどんどんヒートアップしているのを見ていて、この熱量を有益なものに置き換える方法はないかと考えていました。
これだけ熱い気持ちを持って「やりたい!」と思うことって、大人になるとあまりないですよね。
しかし私自身も子どもの頃はゲーマーだったし、今の子どもたちがゲームにハマる気持ちも、分からないわけでもないんです。
ゲームにハマる理由を探り、その熱量を他にも応用できないか?
こういったことを深堀りしていきたいと思います。
子どもがゲームにはまる理由
子供がゲームにハマる理由なんて、そりゃあ「楽しいから」ですよね。
常に新しいステージが繰り広げられているわけですから、楽しいに決まっています。
楽しくて夢中になる状態って、最高な状態ですよね?
例えば他のことでも、この状態で突き進んでいけたら、夢だって叶えられるのではと思うんです。
スポーツ選手や歌手など、もともと才能があったのかもしれませんが、それ以上に「夢中になって突き進んだ結果」なのかなと思います。
子供の「夢中になる能力」を夢実現に活かせないか、考えていきたいと思います。
ゲームには中毒性がある?
ゲームには中毒性があります。
中毒性とは、それにドップリとのめり込んでしまう状態をいいますが、それによって健康などに害をもたらす場合が多いことから「毒」という言葉が使われているのだそうです。
確かに、ゲームも朝から晩まで続けてしまうと、体にはよくなさそうですよね。
しかし、なぜ体に悪いと分かっていても、やり続けたいと思ってしまうのでしょうか?
ポイント
ゲームにハマるといっても、実はゲームの中に広がる世界にハマっている
子どもたちは、ゲームを始めたらその瞬間からゲームの世界に入り込みます。
「ゲームの中に作られている世界」の中に生きているって感じですかね。
ゲームをやっている時の子どもは、ゲームの世界の住人になっているのです! ゲームのキャラになり切って冒険をしていたり、敵と戦っていたり、、
そんなことが簡単にできるのが、ゲームの魅力なのではと思います。
つい、やりたくなる仕組みを応用できないか?
ではその世界(ゲーム)で、子どもたちは何を得ているでしょうか?
そんなことはありません! 基本的にゲームにハマれる能力がある人は、他のことにもハマれるということです!
もし、一途な気持ちが続いたら、、
野球にハマった長嶋茂雄さんのように、
魚にハマったさかなクンのように、
将棋にハマった藤井聡太二冠のように、
ゲームにハマったプロゲーマーのように、、
みーんな、ただ好きなことに一途だったから、才能が発揮されたんですよね。
ということは、誰でも自分がハマれることを見つけられたら、その道のプロになれるのでは?
なぜ子どもがゲームにはまるのか。ここの仕組みを知ることで、自分が何にハマるのかが探れるかもしれません。
なぜ子どもはゲームにハマるのか?その仕組み
- 新しい世界が次々と繰り広げられ、ドキドキが続く
- 想像力が掻き立てられ、ワクワクする
- 達成感を得られる
- 刺激を得られる
ここに行けば必ず楽しい! 絶対に楽しい! そんな場所が、ゲームの世界では手に入るんです。
これは、子どもがゲームにハマらない訳がありませんよね、笑
大人だって何かにハマれる
私自身も過去にゲームにはまった時期がありました。もしかしたら今でも何かを始めたらあっという間にはまってしまうと思います。
しかし、今はゲームをやってはいません。理由は「面倒くさいから」
ハマってしまうと、楽しいに決まってる。でも、今は他にやらなければいけないこともあるし、きっと体も疲れちゃうかな、、
そうやって自分にブレーキをかけているのです。
ゲームにハマれたら、他のことも続けられる
子どもたちの様子を見ていて、ひらめいたことがあります。
例えば私は本が好きなんですけど、よくよく考えてみたら、子どもたちがゲームにハマる状態と似ていることに気が付きました。
なぜ新刊を読みたいのか?
- 新しい世界が次々と繰り広げられ、ドキドキが続く
- 想像力が掻き立てられ、ワクワクする
- 達成感を得られる
- 刺激を得られる
「これで自分が変われるかも」といった期待を胸に新刊を買う様子は、新しいゲームを手にした子どもとさほど変わりません。
大人だって、ハマる何かを見つけられたら、勝手に続けていくものです。
しかし大人は、、
- 想像力が複雑になった(ネガティブなことも想像してしまう)
- 経験しすぎて刺激に鈍感
- 損得勘定してしまう
- 時間がない
といった理由で、はじめから何かを始めることにも消極的になってしまいます。
想像力が複雑になった(ネガティブなことも想像してしまう)というのは、大人ゆえに冷静な判断をする癖がついてしまい
「楽しそう!→ でも時間がもったいないよね」などといった判断をするようになることです。
私も、ゲームを始められないのは「ハマってしまったら時間がもったいないから」と思っているからです。
「ハマってしまいそうだから、はじめから知らない方がいい」って、「めんどくさいから出かけない」というようなのと一緒ですよね、苦笑
そう。やれば楽しそうだけど、もしそれほど楽しくなかったら? とか、睡眠不足になるしなーとか、余計なことを考えてしまうんですよね。
実は、私が大人になってからハマったのはゲームではなく「ポイントサイト」でした。
お家でお小遣いを稼ぎたいと見つけたのが、ポイントサイト。ポイントサイトは始めるのも無料だし、頑張ってた頃は、無料でいろいろなものをもらっていました。
しまいには、ポイントサイトにハマりブログまで始めました。そのブログがきっかけで、今のこのブログに繋がっていきます。
主婦でもできるポイント活動「ポイントサイトのはじめかた」
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「ハマる」という感覚は、頑張って手に入るものではありませんね。気がついたらハマってた、といった方がピッタリです。
脳が「快」になる瞬間を見逃さない
何かにハマるというのは、特別な人にしか与えられたものなのでしょうか?
いえいえ、そんなことはありません。
誰だって子どもの頃は、何かにハマる経験をしているはずです。ゲームだって立派な「ハマれるもの」。
しかし、他にやることがないから、とりあえずゲームをやっていたという人もいると思います。
どんな時にハマるのか
- たまたまやってみたら上手くいった
- 誰かに褒められた
- アイデアが湧き出た
- どんどん上手くなる実感があった
こういった経験が、自分の「快」に繋がっているのだと思います。
例えばゲームなら、それプラス「初体験の繰り返し」によって、飽きることなく続けられてしまうのです。
この「初体験の繰り返し」をうまく盛り込むことで、他のことにもハマってしまうという仕組みが作れるのかなと思いました。
ゲームにハマるように、勉強にもハマれるのか?
ゲームにはまるように、たとえば勉強にもハマることはできるのでしょうか?
いやいやそんなことができたら、この世の勉強好きで好きで溢れかえっているはずですよね。
でも、勉強だって捉え方を変えたら「脳の快を得られるきっかけ」となりうるものです。
基本的には、人はコントロールできない
コントロールすることを諦めた途端、我が子が勉強を始めたというケースはたくさんあるようです。
たいていのお母さんは、子どもを立派に育てたくて、子どもが身に付けるべき行動を促します。
しかし、親の話を素直に聞くのは幼稚園までです。
私たちはどういう時にハマるという経験をしたでしょうか。
無理やり親か誰かに「やれ」と言われて、ハマったものはありますか?
きっと、たまたまそれに出会ったとか、偶然の出会いがあったとか、ちょっと勧められたとか。きっかけはそれくらいのものだったと思います。
最終的に人が「ハマる」のは、その人の脳が決めるから
誰かにとって楽しいものでも、自分にとってどうなのかは、やってみなけれが分からないものです。
そして、はじめてそれと出会ったときに、脳がどんな反応をしたか?によるのだと思います。
ポイント
しかし、偶然の出会いは装える
人はコントロールできないのだから、奇跡が起こるのを待つしかないよね、と思った方に朗報です。その奇跡は、自分で掴むことができます。
- 今まで将棋なんて興味もなかったのに、藤井聡太二冠を見て憧れた
- ゲームは娯楽だと思っていたのに「スポーツだ」という人がいた
- ゲームの攻略法を動画で撮ると、YouTuberになれると知った
知らなかった世界を知ることは、選択肢が増えるということです。ちょっと興味が湧いたという時に、チャレンジする勇気があるかという、ただそれだけのことです。
そして、ちょっといいタイミングできっかけを与えてあげる。情報を得ておくことは大事ですね。
ゲームにハマるように、勉強にハマる方法
では、なぜ勉強は楽しくないのでしょうか。
自分でやっているわけではなく、やらされているから
私の持論ですが、勉強が楽しくない理由は、自分が興味も持たないうちからやらされるからだと思っています。
しかし自分が興味を持てば、やってみたいと思うようになります。
勉強にハマるポイント
- 「つまらない」と感じるより前に「面白い」を経験しておく
- はじめのうちは「簡単なステージ」から
- だんだんと、攻略法が必要になってくる → 頑張ってクリアできた!を味わう
勉強もゲームと同じですね。
ちょっと難しいことを毎回クリアできた喜びが次へのモチベーションに繋がり、途中レベル上げも必要ですが、ボスとの戦いに挑む力を身に付けていく、みたいな。
勉強もゲームのように「自分というキャラのレベル上げ」だと考えると、ステージクリアした時に得られる喜びもなければモチベーションも上がりませんね。
大人もゲームにハマるように、夢にハマってみよう
いかがでしたか?
何かにはまるって、ものすごい熱量ですよね。その熱い気持ちを自分の夢の実現のために使えたら凄いだろうな、、と思ったのがきっかけで、この記事を書いてみました。
【寝る間も惜しんで、自分の夢に向かって没頭する】
そんな夢中になれる何かに出会いたいな。そう思っている方にだって、必ずハマれるものはあると思っています。
私が散々迷って試して見つけたのが「ブログ」だったように、何に夢中になれるかなんて分かりませんよね。
ハマるステップ
- 「つまらない」と感じるより前に「面白い」を経験しておく
- はじめのうちは「簡単なステージ」から
- だんだんと、攻略法が必要になってくる → 頑張ってクリアできた!を味わう
ゲームと同じように、ちょっとづつクリアし達成感を味わえるようにステップを踏んでいきましょう。