こんにちは! 主婦のミホコです。
専業主婦からパート主婦になり、早5ヶ月。仕事にも徐々に慣れ、あの時勇気を出して仕事を始めて良かったなと思います。
というのも、私は専業主婦になってから、ずっとお金に対して劣等感を抱いていたからです。
買いたいものがあっても、食べたいものがあっても、お金を稼げない自分は我慢するしかないと思っていました。
でも本音は違っていて、、
主婦だって立派な仕事なのに。家族のために家のことをしているのに、認められていない虚しさを感じていました。
主婦って損だよな、、。どんなに頑張っても、お金をもらえるわけでもないし。
それなのに、フルで働いている夫から見たら主婦はお気楽に見えるんだろうな、と、やりきれない不満を抱えていました。
その気持ちが爆発した出来事がありました。お金の使い方について夫婦で意見が割れたのです。
今までも節約やお得活動をしてきましたが、楽観的な私に対して、慎重派の夫はもっと節約していかなければといった危機感を感じていたようです。
お金への意識に違いによって、お互いに不満を持っていました。
こんな方におすすめ
- お金を稼ぎたいと思っている専業主婦の方
- 主婦ってなんか損だよな、と思っている方
子育て中に感じた、不平等感。
どうして私ばかりが我慢しないといけないの?と、いつも不満を感じていました。
その子育てがひと段落し、やっと自分にも自由時間が持てるようになったら、今度は「お気楽そうでずるい」と思われているように感じたのです。
その頃からブログで稼ぐという夢を持っていましたが、なかなか稼ぐことはできず。
だんだんと、お金を使うたびに劣等感を抱くようになりました。
専業主婦からパートを始めて5ヶ月。もう辞めたいと思った。
そんな私も、パートを始めて5ヶ月が経ちました。
思い切ってパートを始めて良かったと思う反面、やっぱり働くって大変だということが分かりました。
子供が学校から帰ってくるまでに家に戻らなければならなかったり、子供が病気にでもなったらどうしようという不安をいつも抱えながら働くのは、想像以上に大変。
もし急に仕事を休むことになったら、誰かに迷惑をかけてしまいます。
子育て中の主婦が働くというのは、想像以上にプレッシャーがあるということが分かりました。
専業主婦がパートを始めるということ
独身の頃に社会人として働いていましたが、子供ができて仕事を辞めてから10年もの間、専業主婦で過ごしてきました。
専業主婦は、家族のサポートが仕事ですから、生活の質を上げるために日々頑張っていました。
子供たちが学校や習い事に行くためのサポートや、家のことをやっているだけでもなかなかの作業です。
自分一人なら働くことだってできるのに、子供がまだ小さいと、急な体調不良などで予定が崩れることはざら。
仕事を急に休むことになったら、周りの人に迷惑をかけてしまうかもしれないと思うと、仕事復帰はできませんでした。
ですが、気が付けば子供たちも小学生。自然と体が丈夫になり学校を休むこともほとんどなく、私も時間の余裕ができるように。
更には、コロナで夫のリモートワークが増えたおかげで、私が家を空けても大丈夫になりました。
そこで、思い切ってパートに出ることにしましたが、はじめはなかなか仕事が見つかりませんでした。
主婦が仕事を見つけられない理由
- 子供の体調などで、急な休みがある
- 平日の昼間にしか働けない
- 子供の夏休みや年末年始の問題
子供たちの夏休み期間は、どうしよう、、
子供たちだけで家で待っててもらうには、まだ心配だし、、かといって夏休みという長い間、仕事をお休みさせてくれるところなんて、あるわけもないし。
そんなときに「学区こどもの家」を知りました。
そこでは学校が長期の休みの時でも開いているので、お母さんが働きに出ている間、子供たちはそちらで過ごすことができます。
大抵の地域では、このような施設があるかと思いますので、一度調べてみるのもよいかと思います。
このように、主婦が働きに出ると家を空けなければならず、まだ小さい子供がいる場合はどうしよう?といった悩みがあります。
繫忙期にお休みをいただくのは心苦しい。
そして、最もつらいのは「年末年始やお盆休みなどの繫忙期にお休みをいただくこと」
職種にもよりますが、飲食店などは、世の中がお休みなときほど忙しくなります。
お店側としては、土日祝日や年末年始、お盆休みに出勤してくれると有難いものですが、主婦はそうはいきません。
お休みをいただけたとしても、他の人が忙しくしているのに自分だけ休んでいるのは心苦しいものです。
自分一人だけなら時間の制限もないのに、、 だけど、そもそも何のために働きに出たのかといえば「家族のため」なんですよね。
でも世の中そんなうまくいかないものです。
専業主婦からパートを始めて感じた「壁」
このように、専業主婦がパートを始めてみて感じた「壁」は、まだまだ他にもありました。
パートだと、どうしても仕事に関わる時間が少なく、フルで働く方からしたら仕事への責任度が低く感じられているように思いました。
フルで働いていた頃は「仕事が終わるまで」作業をするのが当たり前でした。
しかし、パートタイマーというのは「その時間だけ」働くというスタイルです。
仕事が終わらなくても、投げ出して帰れるのがパートタイマーです。ですが、この立ち位置が更にパート主婦を苦しめているという現実を知りました。
主婦=お気楽という呪縛
家庭でも、お手伝いさん的な立場で家族のために雑用をこなし、職場でも、大した責任感もなくその時間だけ働けばいい。
「パートってなんだかお気楽だよな~」と、ここでも自分の立ち位置が薄いという事に気付いてしまったのです。
結婚して退職をするのはたいていが女性です。
子供ができたら、つわりがひどくて働きたくても働くこともできない。
子供が産まれたら、子供の世話で寝る暇もないのにお金は一銭も貰えない。
ましてや、家事育児はやるのが当たり前。
今まで気付かないようにしていた「男女不平等感」がムクムクと沸き上がり、シンクに皿が溜っているのを見たときに、不満が爆発してしまったのです。
家事はほとんどが「マイナスからリセットする」作業です。やってもやっても終わりがなく、正直うんざりしていました。
更には子供がいると食べ物や飲み物はこぼすし、散らかすし、本当に終わりが見えません。
そんな不満を感じていた時にふと思ったことが「家事でもお金がもらえたら頑張れるのに」ということでした。
家族のために家事をして、感謝はしてもらえてもお金はもらえません。
しょうがないことだと分かっていてもいても、私のこの奥から湧き上がってくる不満の原因が「お金」だという事に気付いたのです。
でもパートはどうでしょう。働いた分だけお金をもらえます。
お気楽だと思われたとしても、もうそれだけで十分ではないか、と思うようになりました。
子育てに比べたらパートなんて楽なものです。時間が限られているだけで、こんなにも気持ちが軽くなるのかと正直思いましたね。
その時間だけ全力で働こうと決意し、自分のできることをパートの時間に詰め込めるだけ詰め込もうと決めたら、仕事のスピードもどんどん上がっていきました。
パート主婦だからこそ、できることがある!
職種によっては繫忙期があり、そして一日のうちでも忙しい時間帯というのがあります。
子育て主婦が働けるのが「平日の昼間」だとしたら、ランチタイムに忙しくなる飲食店やスーパーなどでは仕事が見つかりやすいかもしれません。
私自身も、土日祝日に出勤できず心苦しいという経験をしましたが、もうそこは心を無にして「自分のできることを全力で」というスタイルでいくことにしました。
そこで負い目を感じていてもしょうがないので、その代わりに「仕事は120%全力で」行うことにしました。
仕事が早い人や必要なものをさっと出せる人って、どこでも重宝されますよね。
どのような仕事でも「できる人」というのは存在していて、結局は仕事ができる人が「正義」。ならば「パートだから」という言い訳はもうやめて、短時間であっても重宝される人を目指そうと思うようになりました。
当然、意識が変わればできることもどんどん増えていきます。できることが増えると、仕事がどんどん楽しくなります。
「自分なんていても役に立たない」と思い込んでいた頃から比べると、仕事の効率もよくなったと思います。
どんな仕事でも、はじめは覚えることで精いっぱいで、周りの人に迷惑もかけてしまいます。それに耐えられず辞めてしまうパートさんもたくさんいらっしゃいました。
しかし、この時期が最もつらい時期で、どんな人でも半年くらい経つと徐々に環境に慣れていくものです。
私自身も、パートを始めて1ヶ月頃から、同じパートさんからちょくちょく嫌味を言われるようになりました。
それを他のパートさんに相談したりもしましたが、同じ作業をしている時に毎度嫌味を言われるのが苦痛で、仕事を辞めようと思っていました。
「主婦はお気楽だ」と思われる理由の一つに、パートだから辛い思いまでして働かなくても正直食べてはいける、といった甘えがどこかにあることです。
そう思われたくなかったはずなのに、結果として自分も楽な道を決断していることに悩みました。
そんな葛藤から、ある日また嫌味を言われた時に気持ちが爆発して、激しく言い返してしまったのです。
もの凄い勢いで怒ってしまったので、嫌味を言ってきたその人もとても驚いていました、笑
しかし、そこから状況が一変し、その方と顔を合わす機会が減ったのです。人はなかなか変えることはできませんが、我慢をしていても何も解決しません。
自分の意見を伝えることで状況が変わる、という経験をしました。(私の場合ブチ切れただけですが、笑)
パートはお気楽だと思われることに劣等感を抱いてきましたが、それに対しても「だからこそ、気楽に新しい挑戦ができるんだ」と思えるようにもなりました。
それこそが、主婦である私たちの特権なのだと堂々と思えるようにもなったのです。
専業主婦からパート主婦へ!パートを始めて1ヶ月の感想。
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【まとめ】専業主婦からパート主婦への道は、険しく楽しい!
パートを始めて、だいぶ逞しくなりました。
お金を得ることで、堂々とお金を使えるようになったこともありますが、たくさんの経験をしたことで自分の限界値を大幅にアップできたとも思います。
体力的にきつい作業もありますし、正直言って汚い作業もこなさなければなりません。
嫌味を言われていたころは精神的にも疲弊していましたし、「使えないやつだ」と周りから思われているのかもしれないという被害妄想にも襲われていました。
それらを克服し、仕事で重宝される人材になるのには、簡単なことではありません。
しかし、自分だけができないというわけではなく、誰しもそのような時期があったはずなのだから、自分にだってできるはずだと信じるしかないのです。
人はいつからだって成長できる。そのきっかけが私の場合パートに出ることでした。
成長しながら体も徐々に引き締まり、精神的にも強くなり、そしてお金までもらえるなんて、、
「もう新しいことはできない」と決めてしまう前に、ぜひ一度パートにチャレンジしてみませんか?