公文 子育て

【公文】まだ続ける?それとも辞める?の見極め方

こんにちは! 主婦ブロガーのミホコです。

公文の記事が思いのほか読まれていて、それだけ公文の宿題で悩んでいる親御さんが多いということが分かりました。

 

悩んでいる人
公文を続けていた頃は、私も悩みっぱなしだったわ、涙

子供に無理やりやらせていることが本当に子供のためになっているのか、他にも子供にとって良い方法があるのか、悩みながらの5年間でした。

 

コツコツとやってきたことは無駄ではなかったなとは思いますが、反対に「公文での弊害」も感じています。

公文をまだ続けたほうがよいのか、それとも辞めた方がいいのかという悩みについて、実際に我が家が感じた「公文を続けてきたことでのメリットとデメリット」を記事にしてみたいと思います。

 

一つ言えることは、子供のタイプによっては公文での勉強方法が合っているお子さんもいらっしゃいます。

大事なことは、我が子がどのタイプで、公文のやり方に合っているかを見極めることではないかなと思います。

 

こんな方におすすめ

  • 公文でのメリット・デメリットを知りたい方
  • 今、公文を続けていこうか悩まれている方

基本的には、勉強でもなんでもコツコツと続けていけば力はついていきます。しかし、続けるのが苦しくてどうしようもないのなら、方法を変える方が効果は出ますよね。

 

それが分かっていても、見極めるのはなかなか難しいことです。我が家の経験を参考にしていただけたらと思います。

 

【公文】続ける?それとも辞める?の見極め方

公文を続けていると、子供が宿題をやらなかったり教室に行きたがらなかったりと、通うのも大変に感じることがありますよね。

そもそも勉強なんて、やる気が起きないのは当たり前。しかも、小学校時代は子どもが自ら学力を上げたいなんて思わないものです。

勉強が分からなくてもさほど困っていないのが小学校時代です。自分で困っていないのだから、勉強を頑張ろうとはしませんよね。

 

子供の様子を心配して、親が無理やり公文に通わせているというご家庭がほとんどだと思います。

公文に通わせる理由

  • 自分もやっていたから
  • 学力を上げたいから
  • 今から学ぶ習慣を身に付けたいから

理由は様々ですが、良かれと思って子供にも公文に通わせているというケースがほとんどだと思います。

 

しかし親が良かれと思っていても、子ども本人がやる気が出なかったら、結局は苦しい習い事になってしまいます。

ヤル気のないお子さんを見て、公文を辞めるのか、それとも続けた方がよいのか、悩んでいる親御さんは多いと思います。

 

我が家が公文をやめようと思ったきっかけ

我が家では、息子が公文を続けて5年。下の子は2年でした。

息子とは、公文の宿題について度々衝突を繰り返してきました。その度に「もう公文はやめてしまおう」と促すのですが、息子はやめたくはないと言うのです。

 

公文に通うのは嫌じゃないけれど、家でやる宿題はやる気が起きない。結局はこれの繰り返しでした。

 

こうして、だましだまし続けてきた公文でしたが、ある日転機が訪れました。

近所の塾に見学に行ったのです。

 

塾では、学ぶ楽しさを味わったようです。公文は基礎学力を身に付けていきますから、時につまらなく感じるんですよね。

反対に塾では応用です。今まで基礎を身に付けていたおかげで、ちょっと難しい問題でもできるようになっていました。

 

実際には塾で出された問題は、とても難しく感じました。

難しい問題を理解できるようになるためには、基礎学力が身についているかというのが重要

しかし、塾の授業はとても面白いようです。塾の先生は、子供が面白く学べるように指導してくださいます。

難しい問題が解けた喜びを味わい、そして楽しみながら勉強できるという夢のような世界が、塾には広がっていたのです。

 

今までコツコツと公文の宿題を頑張ってきたおかげで、息子は基礎学力が身についていたようです。そのお陰もあり、学ぶ楽しさや問題を解く面白さが理解できるようになっていました。

 

公文のプリントは、その子のレベルに合わせて徐々に負荷をかけていくことができます。

毎日ちょっとづつ負荷をかけるというのは、簡単なようで意外と難しいものです。

子供のレベルに合わせて訓練できるという点では、公文はピッタリじゃないかなと思っています。

 

その公文を辞めようと思ったきっかけは、公文の宿題を毎日こなすのが苦痛だったからです。

それほど難しくないはずのプリントですが、どうしてもやる気が起きない。その理由は「面白くない」からでした。

 

塾では、公文にはなかった「学ぶ楽しさ」を味わえるのはとても魅力的に見えました。

 

公文をやめて学力はどうなったか?

公文を辞めるということは「毎日の負荷を、止める」ということになります。

せっかく毎日の勉強の習慣が身についたのに、それを手放すのは勇気のいることでもありました。

しかも、幼稚園の頃から週に2回もお世話になっていた公文の先生と離れてしまってよいのか、、

 

色々な葛藤がありましたが、我が家の場合、公文を辞めても特に困ることはありませんでした。その理由としては次の通りです。

公文を辞めても困らなかった理由

  • 基礎学力が身についていた
  • 学習習慣が身についていた
  • 公文に代わるものを用意した

今までの成果として、基礎学力や学習習慣が身についていたおかげで、新しい環境にもすんなりとなじむことができました。

 

しかも、公文にかけていた時間を他のものに充てることができるようになり、親子共にゆったりとした時間が増えていきました。

 

でも、公文だってそんな大量にやってなかったわよね?
斜に構える人

量としてはそれほど多くはないのに、やる気が起きないというだけでなかなか取り組めません。

もしお子さんが、このような状態でしたら、他の方法を探してあげた方がよいのかもしれませんね。

 

人は楽しいことは勝手に始めるけれど、気分が乗らないものは習慣化してないとなかなかやれないものです。

学ぶ楽しさを感じているのなら、勝手に勉強をするでしょうし、もっとできるようになりたいと思えば、勝手に練習します。

 

子供に最適な学習方法を探す

以前、公文の宿題をなかなか始められない息子にイライラするという内容を書いたら「子供がかわいそう」と言われたことがありました。

 

その時に、なんか虚しく思ったんですよね。

決して、嫌がる子に無理やりやらしているわけじゃないはずなのに、、

辞めたくないと言ってるのは子供なのに、どうして「かわいそう」と思われてまで公文を続けなきゃいけないんだろうって。

 

だけど、もしかしたら本当は辞めたいけれど辞めるという決心がつかないのでは、、

そう思って、半ば無理やり公文を辞める決意をしました。

 

実際には、息子は公文を辞めたくはなかったのだけど、もっと良い方法があれば試してみたいということでした。他の方法を知らなかっただけなんですよね。

 

今まで、気分が乗らないものをどうしたら楽しくできるようになるのか、ということを探し求めてきましたが、気分が乗らないものは、どうやったって楽しめない。

それならば、自分が好きな方法を探した方がよっぽどよいのでは?といった話も子供とするようになりました。

 

楽しく学べる方法を探す

我が家の場合、息子は理解するのが早く、勉強は嫌いではなさそうでした。

しかし、何度も同じことをするのが嫌いなようで、公文のプリント学習に面白みを感じていませんでした。

ヤル気が出ないからか、字が恐ろしく汚かったです、笑

 

下の子は何でも要領よくこなせるタイプでしたが、公文のプリントは適当にやっていたため、ほとんど身についていませんでした。

プリントはあっという間にこなしていましたが、漢字の書き順はぐちゃぐちゃ。

 

ここでプリント学習の弊害を感じました。

やっつけ感が否めないのです。とりあえずやってれば問題ないでしょ、という感じです。しかも、親も公文の先生も毎回張り付いて見てはいませんしね。

 

もしタブレット学習だったら、もう少し楽しく学習できたのかな、、という後悔。

まぁ、こういったものは「隣の芝生は青く見える」んでしょうけどね。

 

スマイルゼミなら、楽しく学ぶ習慣が身についたかな、なあんて今更ながら感じているところです。

 

今や学校でも一人1台のタブレットを持ち勉強する時代です。スマイルゼミの良いところは、電源を入れたらすぐその子の「今最適な学習」が始められるところ!

 

自宅学習って、実は「何をやればいいか分からない」ってことが多いんです。公文ではその都度「これだけやってきてね」と渡されるから続けてこれたんですよね。

タブレットだと、その子の苦手なところがすぐに分かるので、苦手な問題の力を入れて入れてくれたり、解き直しが簡単にできるようになっています。しかも、毎回書き順もチェックしてくれる!

 

コツコツ取り組むのが得意な子もいますし、我が子のようにコツコツが苦手という子もいます。

どの子も毎日の学習習慣が身につけば、学力を上げることはそれほど難しいことではないと思っています。

 

公文が合う子、合わない子

我が家は見事に合わなかった公文式でしたが、それでも何とか頑張ってきた分、身に付けられたものも多いと思っています。

身に付けられたことで良かったこと

  • 学習習慣
  • 継続力
  • 基礎学力

小学校時代にこれだけのものが身につけば十分ではないでしょうか。

「じゃあ、公文でいいじゃないか」となりますが、それは公文の宿題を淡々とこなせる子の話です。

 

家で公文の宿題をやるのに時間がかかりすぎていたり、そもそもヤル気がなかったりプリントをやっていないのなら、他の方法を考えてあげましょう。

 

嫌いなものを克服することに時間をかけすぎてしまうと、好きなことが伸びにくくなってしまいます。

次第に自分が何が好きなのかも分からなくなってしまうかも。

 

その原因は「余裕がないから」です。普通に時間が足りないのです。苦手を克服してばかりいると、好きなものにまで手が回らなくなってしまいます。

公文が合う子、合わない子の見分け方

  • プリントをこなすのに時間がかかりすぎる
  • そもそもプリントをやっていない
  • 時間が足りず好きなことにまで手が回らない
  • プリントを適当に終わらせる

せっかく時間をかけて、お金をかけて公文に通うのですから、有意義なものにしたいですよね。

 

こちらの記事もあわせてどうぞ。

公文は合う子と合わない子がいる。我が家の場合は合わなかった公文式

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【まとめ】

(子供に良かれと思って始めた公文。それなのになんでこんなにも苦しく感じるのだろう。)

私が本気で公文について考えたのは、私自身が子供たちに公文を続けさせるのを苦しいと感じたからでした。

 

やらなきゃいけないものをできるだけ減らしてあげたい。でも学習習慣は身に付けたい。

ここから「楽しく学ぶ」を探し求めて今に至ります。

 

娘はタブレット学習を導入しました。タブレット学習だから夢中でやるかと言えば語弊がありますが、まだ学習習慣が身についていない子にはタブレット学習は合っているように思います。

そして、学習習慣が身についていた息子は、今度は難易度の高い問題に挑戦しながら「解ける楽しさ」を感じてほしいなと思っています。

 

子供のタイプに合わせて学習方法を選んであげられたら、楽しみながら学んでいくことは可能です。

 

 

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