公文 子育て

「みんなどれくらいやってるの?」公文の宿題は何枚がベスト?

こんにちは! 主婦ブロガーのミホコです。我が家では幼稚園の頃から公文を始めて、5年間続けてきました。

 

公文に通っていると、悩みの種となるのが「毎日こなす宿題の枚数」だと思います。

基本的には、公文の先生が毎日の宿題としてその子の適正な枚数を渡してくださいますから、それをそのままこなせばよいのですが、そう簡単にはいかないのが家庭学習。

 

我が家でも、たった5枚のプリントができずに悩みの種となっていました。

たった5枚の宿題なのに、始めるまでに何時間もかかっちゃうのよ。
斜に構える人

ですが、試しにプリントを5枚、私がやってみたのです。

たかが5枚だし、簡単でしょ!そう思っていたのは初めのうちだけで、2枚目、3枚目となるにつれて「まだあるのかよ」という気持ちが湧いてきました。

 

そう!同じような計算問題が続くので、果てしなく長く感じるのです。

これは自分が体験してみて分かったのですが、公文のような繰り返して行うものを淡々とこなせるタイプの子もいれば、苦しく感じてしまう子もいるようです。

繰り返し学習が合う子と合わない子がいる

基礎学力を高めるためには、繰り返し学習は効果絶大なのですが、同じことを繰り返すのが合わない子にとっては、苦しい時間となってしまいます。

 

飽きっぽい性格ならなおさら。

これは私自身が感じたことなので、皆さんに当てはまるとは限りませんが、飽きっぽい性格の人にとっては、公文の学習方法は合わないように思います。

 

こんな方におすすめ

  • 公文の学習方法でよいのか悩んでいる方
  • 公文の宿題を減らそうか悩んでいる方

 

「公文の宿題は減らしてはいけない」というお話もちらほら聞きますが、我が家では公文の宿題は協力減らしてもらっていました。

なぜそうしてもらっていたのか?それによって学力はどうだったかについて、記事を書いていきたいと思います。

 

公文の宿題は減らしても大丈夫?

「そりゃあ勉強なんてやればやるだけ身につくんだから、公文の宿題は絶対に減らしちゃダメでしょ!」

そう思っているのなら、要注意です。

 

「やればやっただけ」というのは一理ありますが、何より大事にすべきは子供のモチベーションです。気持ちが乗ってないのに数だけこなしても、効果はあまりないように思います。

それどころか、突然反発して何もやらなくなってしまうことも。

 

何のために、そして誰のために毎日公文の宿題をやってるのか?ということを、お子さんがきちんと理解しているということが大事なのではと思います。

 

公文の宿題は量を調整すべき

私は「公文の宿題は、量を調整する必要がある」と思っています。

その代わりに毎日必ず行うということを大事にしてきました。

 

公文は、ステージごとに算数と英語は200枚、国語は400枚のプリントをこなしていきます。

そのプリントをスラスラできるようになったら次のステージに上がれるという仕組みなので、できるだけ多くのプリントをこなせるほうが早く次のステージに上がれます。

 

ステージアップを目指し、プリントの枚数をこなすためには、毎日の宿題は欠かせないのです。

ですが、我が家では毎日の家庭学習を習慣にするために公文を続けてきたので、子供の無理のないスローペースだったように思います。

国語、算数、英語の3教科でしたが、教科の進み具合によって毎日の宿題の枚数をコントロールし、一日にこなす枚数を「4枚~5枚」にしていました。

他の方に聞いてみたら「一日4枚は少ない」のだそう。

確かに、もう少しぐらいはできるかも?とも思えましたが、無理はしないことにしていました。

 

というのも、息子は公文の宿題に取り掛かるのに、ものすごく時間がかかっていたからです。

自分で納得しないとなかなか始められなかったので、毎日無駄に時間がかかっていました。

 

悩んでいる人
早く始めちゃえばすぐに終わるのに、、

とつい小言を言ってしまい、いつも喧嘩になっちゃうので。トホホ

本人も宿題をやりたくないので、何かしら理由を付けては始めようとしませんでした。

どんなに、やる気を出そうと促しても、嫌なものは嫌。かと言って公文を辞めるのも嫌。

 

バンジージャンプを飛ぼうか、でもやめようか、となかなか勇気が出せない人のように、何時間も飛ばない、、ということをやっていましたね。

その悩んでる時間がもったいないから、早く飛んじゃいなよ!というと、ものすごく怒る。

 

こんなことが2日に1回はあるものですから、見ている側もいつもイライラしていました。

ですので「今日もできた!」という達成感を感じられるように、公文の宿題の枚数は少なめに設定していました。

 

「達成感」を味わうと、また頑張ろうと思える。

まだ小学生のうちは「将来の自分のために、今頑張ろう!」と思える子は稀です。子供なんて今楽しいものに惹かれますし、今興味のあるもののことしか考えていないものです

 

それを、親の感覚で「今から頑張っておけば後から楽になるから」と言って行動を押し付けても、気持ちが乗らないのは当たり前のことなのです。

 

我が家の場合はさらに厄介でした。

公文を辞めることは自分に負けることだと勝手に思っていて「辞めたくはない」というのですが、やる気が起きずグズグズしている状態が続いていたのです。

毎日、自分との葛藤です。

だけど、毎回「しゃあない、やるか。」と自分で納得してからのスピードはとても速かったです、笑

 

自分で納得するまでに時間がかかる子もいます。その時間が数時間もかかってしまう子もいるし、スッと始められる子もいる。

でもどちらのタイプの子も、やり切ったという達成感を味わえたら、また次回も頑張ろうと思えるんですよね。

 

毎回ハードルが高いと、毎回しんどくなります。負荷をかけすぎてしまうと、ただの苦行にしかなりません。

公文の宿題は少なくて大丈夫です。

 

宿題のプリントは減らしてはいけない?

子供が自分で目標を立てて、自分で挑戦するプリントの枚数を決めているのなら、何枚やったって良いと思います。

コツコツとプリントをこなしていくのが、それほど苦にならないという子もいるからです。

どんなことも継続していけば、やがて自分の力がついていき、簡単にこなせるようになる。

初めからできる人なんていませんし、はじめはどんなことでも大変だと思うものです。

しかし何回もこなしていくうちに、だんだんと力がついていき、はじめは大変だと思っていたことでも簡単にできるようになるものです。

 

しかし、これは「できないことをできるようにしたい」といった場合の話です。

本人ができるようになりたい!と思ったら、子供も勝手に練習したり勉強したりするものです。

 

公文の宿題のメリット、デメリット

自分の子供のレベルに合わせて、毎日コツコツと勉強をしていくことは学力アップのためには欠かせません。

それを5年続けてきた息子は、国数英全て申し分ないレベルにまで達していました。

ここに関しては、毎日の継続が効果を発揮したんだろうと思っています。

 

しかしながら、公文のプリントを続けてきたことでのデメリットも感じていました。

これは息子の場合ですが、字を丁寧に書くのをめんどくさがり、乱雑に書く習慣が身についてしまったのです。

悩んでいる人
とりあえずやってればいいんでしょ的な。

もう本当に、やっつけ感が否めない、、

 

やはりもう少し楽しく勉強ができたらよかったな、という反省点です。

 

公文を続けてきての率直な感想

  • 公文の宿題をこなすのにひと苦労で、字まで丁寧に書けなかった。
  • 毎日「嫌なこと」がある日々だった。
  • 母子ともイライラしてしまうことが多かった。

自分に力を付けたいのなら継続していくことは大事なのですが、犠牲にしてしまったこともあったなぁと思っています。

公文の宿題を最小限にしても、気分が乗らないと大変でした。だからこそ、子供のタイプに合わせて学習方法を選ぶのは大事なことだと思います。

 

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子供が楽しみながら勉強する方法はあるの?

そもそも、単調なプリントをこなすのが苦手なタイプの子もいると思います。

公文の宿題が苦手なタイプの子

  • 飽きっぽい子
  • 字を書くのが苦手な子
  • まじめな子

一見これらを克服するために、毎日公文の宿題を習慣としている人もいるかもしれませんね。

 

基本的に、習慣にして身につくことは「できないことをできるようにしたい」と子ども本人が思っている場合です。

我が家でも散々「字を丁寧に書くメリット」を話してきましたが、本人が求めていなかったので、たいして変わりませんでしたね。

 

しかし最近になって、多少は読める字を書くようになりました。公文を辞めて、時間に余裕ができたからかもしれません。

 

公文を辞めたら

  • 心に余裕ができた
  • 時間に余裕ができた
  • 小言を言われないで済む

公文を辞めたら、その分勉強時間が減り学力も落ちるかも、、と思っていましたが、今のところさほど気になりません。

公文のプリントに1時間以上もかかっていたのですから、それがなくなった代わりに他のドリルをやったって、時間はまだまだたっぷりとあるのです。

 

しかも無駄な時間が無くなったおかげで、こちらもイライラする時間が減り、家庭内の雰囲気も向上しました。

学力よりも、家庭内の雰囲気の方が断然大事ですよね。

そして面白いことに、字も丁寧に書くようになり、褒められることも増えたことで、字を書くのが楽しくなってきたというのです。

 

本人のやる気は「できた!」という気持ちから

どんなに理屈で理解したとしても、ヤル気にはなかなか繋がらないということを体験した出来事です。

 

ちなみに息子は社会の都道府県が苦手だと自分で言ってたのですが、ゲームの「桃太郎電鉄」のお陰で、今は完璧に覚えてしまいました。

 

 

楽しみながらいつの間にか覚えちゃった!なんて、理想ですよね!

勉強なんてこんなんでもいいのかな、と最近思うようになりました。

 

ゲーム好きなお子さんだったら、断然タブレット学習をお勧めしています。何より苦手意識を持たせないことが大事だと考えると、子供が興味を持つような方法で勉強するほうが効率が良いです。

 

「タブレットだと勉強っぽくないし、字も書けなくなるのでは?」と思われがちですが、そのようなことは全くありません。

 

タブレット教材のおすすめはスマイルゼミです。

ご興味のある方は、お得になるクーポンがありますので、こちらも併せてお読みください。

 

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我が家では、苦手を克服するためにプリント学習を続けてきた結果、ますます苦手意識を植え付けてしまいました。

苦手を克服できるのは、本人が苦手を克服したいと思っている時だけです。

 

思考力を身に付けるという点では、プログラミング思考を身に付けるのは効果的です。

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【まとめ】公文の宿題は減らしてもいい

その子のタイプにもよりますが、公文の宿題は減らしたっていいと私は思います。こなす量を増やしても子供が吸収できる量は限られていると思うからです。

 

半ば無理やりこなしても、面倒くさいというイメージだけが残ってしまいますし、本来子供は面白くないものは自らやろうとはしないものです。

とやかく言われたくないからやっている、というケースも多いのです。

 

しかし、じゃあ気分が乗らないものはやっても意味がないのかと言われると、それも断定できません。

「公文のプリントを毎日頑張ってきた」という実績は、息子の中で揺るぎない自信に繋がっているようです。

 

毎日めんどくさいし気分が乗らなかったけれど、頑張ることができた!

大変だったけどあの時もできたじゃないか、と自分への信頼に繋がっているんですよね。

 

毎日継続を続けるコツは、少ない量でもいいから毎日続けることです。「今日も頑張った」を味わうことで次に繋がると思っています。

 

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