こんにちは!元浪費家主婦です。
電気代高騰をきっかけに節約に目覚め、今は老後のためにコツコツと資金を貯めています。
我が家は子供が2人の4人家族。小学生の子供たちは食べ盛りで、毎週のように外食に行っていました。
毎月の食費が10万を超えることもあり、私のパート代はほとんど食費に使ってしまうという浪費っぷり。
パートもしてるし、ちょっとくらいお金を使っても大丈夫だろうと思っていたんですよね。
そんなザル家計な私が節約に目覚めるきっかけになったのが、電気代の高騰でした。
ちなみに我が家の先月の電気代が3万円超え。この値段は、今まで生活してきた中で最高値です。
このまま電気代が高騰したら、私のパート代のほとんどが電気代に消えてしまう、、
それだけは絶対に阻止したいので、その日から節約を始めることになりました。
こんな方におすすめ
- 将来のお金が心配な方
- なかなかお金が貯まらないと思っている方
お金を貯めるには、収入を増やして支出を減らせば良いのですが、私のパート代はほとんど食費や生活費に消えていきます。
しかし、自分のさじ加減で結果を出せることを知ったので、節約について本気で調べることにしました。
パート代が全部電気代に消える!?電気代高騰はいつまで続くの?
電気代の支払いに驚いたのがきっかけで、浪費家だった私も焦りを感じました。
元々高級志向ではないし、ブランド物や美容にもほとんどお金を使ってはいなかったので、自分が浪費家だったということの自覚もあまりありませんでした。
その代わりに、美味しいものを食べたり、ワインを飲むのが大好き。家族もみんな食べるのが好きなので、食費はまあまあ高い方。
そこまで我慢しないと生きていけないなんて、生きた心地がしないわ。
せっかく頑張って働いたお金が、たいして使っていない電気代に消えるのかと思ったら、悔しすぎて涙が出てきました。
そもそも我が家は、ドライヤーも使っていないほど節電には自信があったのです。
それなのに、どうして1ヶ月の電気代が3万円にもなるのか謎過ぎて、いよいよ電気代について本気で調べることにしました。
節電をきっかけに節約に目覚める
今までは、電気代が何にどれくらいかかっているのか全く気にしていませんでした。
まあ、だいたい毎月の相場も分かっていたし、節電をしてもあまり効果はないと思っていたんです。
しかし、請求金額を見てビックリ!このまま何もせずに普段通りに電気を使っていたら破産する、、
とりあえず電気の検針票を調べてみたら、去年より電気を使っていなかったにもかかわらず、電気代が1.5倍になっていたのです。
世界情勢が混沌としていますからね、日本だって例外ではありません。
今当たり前にあるものが、徐々に当たり前ではなくなる時代に突入していると感じました。
「このまま電気代が高騰し続けたら、私は電気代のために毎日働くことになるのか、、」
エアコンすら、ほとんど使ってなかったのに。
しかも電気代が上がったのは今年の1月からです。こんな一番寒いときに電気が使えないなんて、、
得体の知れない不安に襲われて、節電について必死で調べるようになりました。
メモ
- エコキュート(給湯器)
- エアコン
- 照明
- テレビ
- 冷蔵庫
- 空調機器(換気扇)
電気について調べてみたら、まあまあ電気を使っていましたね(笑)
我が家で最も電気代が高かったのがエコキュートです。
冬はどうしてもお湯を作るのに電気代がかかってしまいます。それが電気代高騰の主な原因だと分かったものの、これ以上どうやって節約すればいいのか、、
庶民は、お風呂にもゆっくりと入れない時代になってしまったのか。
これが、世界のどこかで戦争が起こっている弊害?これから先、電気代がもっと上がってしまうのかもと思ったら、不安で仕方がありません。
今のうちに手を打たなければ、今後もっと大変なことになるかもしれない。
ですが、電気代の高騰にいち早く気付けただけでも良かったと思っています。
そこで、湯量設定を最低まで下げて、お湯の温度が下がらないように家族が揃ってから時間を空けずに次々にお風呂に入るようにしました。
すると、それだけでも1日100円ほどの電気代が節約できたのです。
逆を言えば、1日100円を無駄にしていたという事にもなります。
1日100円なら、1ヶ月で3,000円です。
このように、結果がリアルに見えるようになって、節電意識がかなり変わりました。
節電も節約も、毎日の積み重ねだったのです。
節電を制する者は節約も制する
私が節電に目覚めたのは、自分の頑張った成果が目に見えて分かったからでした。
毎日の電気代を電力会社のサイトでチェックし、何にどれだけ電気代がかかるのかが分かり、ピンポイントで効果的に節電に取り組むことができたからです。
これと同じように、毎日のお金の使い方も見える化していくことにしました。
家計簿をつけることも効果があるのですが、実は私は家計簿をつけていなかったのです。
パート代は全て生活費に充てていて、足りなかったら家族の預金からもらえばいいよね、みたいな感じです。
ですが、それだとあるだけ使えちゃうという錯覚を起こしてしまいます。
実際には、パート代だけでは生活費は到底賄うことはできないのですが、何にどれくらいかかっているのかが判断しにくいのです。
お金の流れを把握できていなかったので、足りなければ他から充填すればいいという結果になってしまっていました。
節約をしたいのであれば、家計簿をつけることは必須だと今なら分かりますが、家計簿をつけるのは簡単ではありません。
私のようにクレジットカード払いが多い方は、クレジットカードの請求金額をこまめにチェックし、できたらそれを元に家計簿をつけることをお勧めします。
どうしても家計簿をつけるのがめんどくさいという方は、スマホアプリで簡単に家計簿がつけられる「マネーフォワード ME」がお勧めです。
家計簿は細かくつけなくてもよいですが、何にどれだけ使っているのか、あとどれくらい使えるのかを把握するのは節約への大きな一歩です。
現状を把握し節約意識を高める
お金の流れを見える化してから、節約意識がかなり高まりました。
節約とは長丁場ですし、日々自分との葛藤です。
仕事で疲れたときには、スタバに駆け込みたくなることもありますし、晩酌を楽しみに一日頑張れるという方もいるでしょう。
実は、仕事のモチベーションを維持することと、節約のモチベーションを維持することは同じです。
何のために頑張って仕事を続けているのか?の答えと、何のために節約を頑張っているのか?の答えは、同じではないですか?
仕事を頑張るのは、お金を稼ぐためです。そして節約も、お金を貯めるためです。
自分の好きなことが仕事になるのなら、それは本当に素晴らしいことです。
でも実際には、自分の好きなことを仕事にしたつもりなのに、ストレスだらけだったりします。
たいていの場合、人間関係や時間が足りないとか人手不足など、仕事の内容以外でストレスを感じています。
自分の好きなことを仕事にしたとしても、仕事が楽しくてしょうがないという事にはならないのが現状です。
ですが、お金の心配をしなくていいとしたらどうでしょう。
収入が10万円下がったとしても、お金のために働かなくても大丈夫という状態なら、転職だってチャレンジできますし、自分で事業を起こしたっていいのです。
お金に余裕があれば、人生の選択肢が増えるんですよね。
自分の好きな仕事、というか自分の好きな生き方をするために、節約をして自由を手に入れるというわけです。
世の中のお金持ちは、投資でお金を増やしている
では、どうやったらお金の心配をしなくていいくらいの資産を得ることができるのでしょか。
お金が余っている人なんて、会社の社長くらいじゃない?
今の仕事が楽しくてしょうがないという人もいるでしょう。
そのような人でも、人生何が起きるか分かりませんし、今の仕事をずっと続けられるかは誰にも分かりません。
理想的なのは、自分の好きな仕事を一生続けることですが、年齢とともに無理がきかなくなるのも事実です。
今の生活を維持するための労働ではなく、自分の好きな仕事を選ぶためにも、私は資産が必要だと考えています。
では、資産はどのように増やせばよいのでしょうか。
そうなんです。節約を頑張っても、せいぜい1年間で100万円。
10年続けたら1,000万円にはなるけれど、、途中で結婚したり家を購入したりして、なかなかうまくはいかないものです。
しかし、貯蓄の一部を運用に回しておけば、そのお金が種銭となりお金を増やすことがことができるのです。
メモ
お金持ちがやっている、お金の増やし方
- 収入を増やし支出を減らす
- 貯蓄したお金を運用する
よく考えたら、お金持ちって時間にも余裕がある人が多いですよね。
というのも、お金持ちは労働で収入を得るのではなく、お金に働いてもらっているからです。
投資で必要なのは「種銭と時間」です。
ですから、貯蓄が多くそれを運用に回して長い期間続けたら、誰でも早期リタイアは可能です。
節約も立派な資産形成
固定費(電気代)が爆上がりしたのをきっかけに本格的に節約を始めたのですが、はじめは節約に対してマイナスなイメージがありました。
パートを始めたのも、もう少し生活水準を上げるためでしたし、楽しみがあるから仕事も頑張れていたのです。
それが、自分のパート代に迫る勢いで電気代が高騰していたわけですから、パート代はないものとして生活しなければならないのです。
主婦が扶養の範囲内で働いたからといっても、金額にしたらたかが知れていたのです。
それを目の当たりにして、自分の無力さに悔しくて涙が出てきました。
せっかく頑張って働いたお金が、全て電気代に消えてしまうのだけは絶対に嫌!
その気持ちが起爆剤となり、電気代を最小限に抑えることに成功しました。
1日の電気代が100円抑えられたら、1ヶ月で3,000円。
毎日のたった100円ですが、1ヶ月にするとこれだけの差が出るのだと自分でも驚いてしまいました。
ということは、毎日何気なく買い物に行って使う100円も、100円ショップで何気なく買ったものも、1ヶ月毎日買い物を続けていたら3,000円、6,000円、9,000円、、
と、結構な金額になってしまうのです。
安いからといって出費を重ねてしまえば、積もり積もって結構な金額になっていたんですよね。
それに気付けただけでも、節約につながっています。
このように考えてみると、節約できたお金は資産になるという事ですね。
もう、みみっちいなんて言っていられません!節約こそ、自分の将来のための資産形成だったのです。
【まとめ】元浪費家主婦が年金貧乏にならないために始めたこと
電気代が大幅に値上げされた時、得体の知れない不安に襲われました。
電気代が払えなかったらどうしようとか、寒さや暑さに耐えなければならないといった、今までのような普通の暮らしができなくなる不安です。
ですが、そもそも「普通の暮らし」をするのに一体いくらかかるのでしょうか。
自分たちが普通と思っていることは、実はかなり飽和状態になっていて、贅沢慣れしていたのだと気付きました。
節電を始めて、はじめは薄暗い部屋でひもじい気持ちにもなっていましたが、今ではそれが当たり前になっています。
人はどのような環境でも必ず慣れてきます。そして今では節電を楽しめるようになりました。
自分たちでできることが増えたら節約にも繋がります。
節約とは、お金を使わずに生活スキルを上げることなんですよね。
生活スキルが上がると、人生が変わります。
無駄なものや無駄なことを減らして、生活スキルを上げていきましょう。