長男が公文をやめてもうすぐ1年になります。
それまで公文には5年ほど通っていましたから、公文をやめてしまって本当に大丈夫か心配でした。
公文をやめるのは正直言って不安でしたが、公文をやめて1年たった今、長男の学力はどんどん上がっています。
今では勉強するのが楽しいらしく、毎朝少しずつドリルを進めているようです。
こんな方におすすめ
- 公文をやめて塾に行こうか迷っている人
- 公文をやめるのが心配な人
本当に信じられないのですが、公文をやめてからの方が勉強にも意欲的になっています。
しかしそれは、たまたま息子が公文をやめて塾に通うようになったタイミングが良かったからかもしれません。
公文をやめて塾に通うことにしたら、学力は落ちる?
長男は、幼稚園の頃から公文に通いだし、小学5年に上がる直前で公文をやめました。
公文の先生には、塾はまだ早いのでは?とも言われましたが、毎日の公文の宿題が本当に苦痛で、それが原因で子供とけんかしてしまうこともありました。
息子本人も、小さい頃から続けてきた公文でしたから、やめてしまったら勉強が苦手になるかも、と思っていたようなのです。
公文のプリントは、同じような問題を繰り返し学習していきます。なので基礎学力はバッチリと身に付いていきます。
その公文をやめてしまったら、学力が落ちるかもしれないと心配するのはしょうがないことです。
嫌だけどやめられない、、公文をやっていた頃は、そんな葛藤を毎日抱えていました。
小学5年に上がる直前で公文をやめた
このまま公文を続けていくか迷っていたところ、たまたま塾の説明会があったので参加してみることにしました。
すると、まず驚いたのが塾の先生のテンション!
当時の私のやり方といえば、公文の宿題を半ば無理やりやらせていました。
それでは勉強が嫌いになってしまうでしょうし、そもそも何のために勉強をするのか分かりません。
塾では無理やり勉強をやらせるという事は一切ありませんし、宿題もほとんど出されません。
それなのに息子のやる気はどんどんアップし、勉強への意欲が高まり、勝手に勉強するようになったのです。
公文の先生には「塾に通うには、基礎が大事」だと言われていましたし、実際にその通りだとも思います。
実際に塾の授業についていけない子もいるそうですし、塾の授業が分からなければ塾に通っていても苦しいと思います。
長男の場合は、公文をやめて塾に通うタイミングがよかったのかもしれません。
公文をやめて正直な気持ち
長男は、公文を続けてきたおかげで基礎学力はばっちりでした。
家庭学習の習慣は、小学生のうちから身に付けておくことは本当に大事なことだと思います。
しかし、正直言って私は息子が公文をやめてくれてほっとしています。
というのも、何より毎日の宿題から解放されて小言を言わなくて済むようになったからです。
たった5枚の公文のプリントをやり終えるまで、毎日気が気ではありませんでした。
苦手な部分を強化できる公文のシステムは、本当に素晴らしいと思います。
しかし、コツコツと続けていくためには根性が必要です。
公文を続ければ学力は上がる
しかし公文はつまらない
公文の宿題がこんなに大変なら、もっと早くにやめてしまえばよかった。
しかし、ここまで頑張ってきたおかげで、塾に進んでもさほど難しいとは感じなかったようなのです。
しかも、塾で勉強をすることへの抵抗感は全くありません。
むしろ公文よりも楽しいわけですから、自ら率先して塾に通っています。
小さい頃から大変な思いをしていたおかげで、家では自ら勉強をしていますし、難しい問題もスラスラと解くことができます。
ここにきて、公文の恩恵をひしひしと感じています。
公文に通わなくても大丈夫?
長男の場合は幼稚園の頃から公文に通っていたおかげで、公文をやめた後も学力はどんどん上がっていきました。
学力アップのためには、どこかでコツコツと勉強する必要があるのかもしれませんね。
公文の良いところは、その子のちょうど良いレベルのプリントを毎日続けられるようになっていることです。
しかも、定期的に公文の教室に通い先生がチェックしてくれるので、さぼれない(笑)
公文は、勉強を継続できるシステムができているのです。
塾は公文の代わりになる?
公文と塾では、習得できるものが違ってきます。
ですから、塾は公文の代わりにはならないと思っています。
公文はスピードや継続習慣を身に付ける(基礎)
塾は問題の解き方などを学ぶ(応用)
公文では、家庭学習の習慣も身に付けることができます。
私は、ある程度の負荷をかけなければ克服できないことはあると思っています。
もちろん、楽しければ子供は勝手に勉強します。しかし、どんなに楽しいことでも、人は必ず飽きてしまうからです。
継続するという習慣が身についていたら、必ず成果は出ますし、成果が見えることで継続するモチベーションに繋がっていくからです。
長男の場合は、公文を続けてきたおかげで継続する力を身に付けることができました。
それでもなお公文をやめた理由は、公文のプリントをやっていても楽しくなさそうだったからです。
勉強の効率があまりにも悪かったので、改善が必要だと感じていました。
もしお子さんが、今続けている勉強方法が合っていないようでしたら、他の方法を見つけてあげるタイミングに来ているのかもしれません。
長男の場合は、公文から塾に変えて「勉強の楽しさ」を味わっていますが、公文でしっかり基礎を身に付けてきたおかげだと思っています。
学力アップのためのポイントは○○
先日行われた塾の学力テストで、長男は見事10位という成績を取りました。
中には満点を取っている子もいますし、前回のテストでは良い成績だった子が今回はケアレスミスをしたという事もあります。
たった一度のテストでは子供の学力を見定めることはできませんが、この子たちもいずれ「受験」というものを経験するのです。
ですから、本番で自分の実力を発揮するという訓練は多くしておいて損はないと思います。
このような経験ができるのは塾ならではなのかもしれませんね。
学力アップのポイント
目標を持っている
自分に負けない精神力を持っている
負けることが大嫌い
実は息子は、前回のテストでは手応えがあったものの、ケアレスミスが多発しランキングには載っていませんでした。
そのことが本当に悔しかったようで、自分なりに勉強方法を変えたようです。
自分から進んで勉強に取り組むようになったのはこれが初めてですし、テストの点数が低かったことで「今のやり方ではダメだ」と思ったようなのです。
息子が新たに取り組んだのは、まさかの漫画を読むことでした。
つるかめ算や旅人算など、算数の文章問題のやり方をマンガで分かりやすく学んでいました。
学力アップのポイントは、悔しい経験をし、自分でチャレンジするという気持ちです。
公文では自分に負けない精神力を身に付けることができましたが、塾ではより多くの経験を積むことができました。
【まとめ】公文をやめて塾に通いだしたら、自分でチャレンジするようになった
長男の場合は、公文をやめても学力はどんどん上がっていきました。
ですが、もしかしたら今まで公文をやってきたおかげだったのかもしれません。
公文をやっていた頃は、本当に大変だったのですが、自分でも気づかないうちに基礎学力が身についていたのでしょうね。
基礎学力のおかげで、塾に通うようになっても理解できるようになっていました。
教材が良くても、子供が取り組まなければ力はつきませんし、どんなに楽しい教材だったとしても、いずれは飽きてしまいます。
続けていれば、どのようなことも習得できるように、勉強でも日々のコツコツが大事なのです。
お子さんがコツコツと取り組める学習教材が見つかると良いですね。