公文 子育て

公文を辞めて2ヶ月!辞めたら学力は落ちるのか?

こんにちは! 主婦ブロガーのミホコです。

我が家の子供たちが公文を辞めて早2ヶ月。

家での勉強時間が減ったので、後の学力に影響が出るのでは?との心配もありますが、子供たちは全く気にする様子はありません。

悩んでいる人
あれだけ「公文は辞めたくない!」って言ってたのに、、

そりゃあ誰だって、面倒くさいことはやりたくないですよね。

公文を辞めちゃったら勉強ができなくなるかも、、と不安になっていた小学5年の息子も、毎日やる宿題がなくなったら、あっという間にその生活に慣れてしまいました。

悩んでいる人
それが良いのかどうかは分からないけど、、楽なことにはすぐに慣れちゃうよね。

というのも、公文の宿題は毎日の習慣

どんなことでも、コツコツと積み重ねてきたものは自分の力になると思いますが、技術は簡単には手に入れることはできません。

ある日突然アスリートになるわけではなく

ある日突然できるようになるものはない

 

技術は、自分が努力して学び、練習を重ね、身に付けていくもの。

どんなにその能力を欲していたとしても、自分の身体を動かして身に付けるしか道はないのだと思います。

 

それを知っていながら「毎日コツコツやってきた公文」を手放したのですが、結果的には私は良かったかなと思っています。

こんな方におすすめ

  • 公文を辞めようか迷っている方
  • 公文を辞めるのが不安な方

 

今まで頑張ってきたことが無駄になってしまうかも、、と、公文を辞めるのには相当悩みましたし、なかなか決断できませんでした。

そして、息子もまた同じように思っていたようです。

 

しかし今となっては、手放してよかったなと思っています。

小学5年の息子は

  • 幼稚園から公文を始め、3教科やっていた
  • 宿題のペースは最小限に抑え、無理なく進めていた
  • 子供のやる気にムラがあり、イライラの原因となっていた

5年ほど週に2回、公文の教室に通っていて、学力的には申し分ない状態になっていました。

しかし、毎日の宿題が子供の負担となっているのは目に見えていましたし、宿題を促すときにいつも私がイライラしてしまうのなら辞めようと考えていました。

 

公文を辞める決断をした

我が家では、毎日の公文の宿題が習慣となってはいましたが、それでも毎日すんなりとはいきませんでした。

 

やらなきゃいけないのは子供も分かってはいるけど、気分が乗らないということもざら。

その気持ちもよく分かる!

ですので、何か良い方法はないかと色々と試してきました。

  • 時間を決めて
  • 数を減らし
  • 前向きな声掛け
  • 一緒に取り組む

色々と試してきましたが、本人の気分が乗らなければ、ほぼ意味なし。

結局は本人のヤル気に左右されてしまうんですよね。

だから、どんなに枚数が少なくてもできない日はできず、できる日はあっというまにできちゃう!という状態でした。

 

公文の宿題は、なぜやる気が起きないの?

これは私の勝手な感想ですが、公文の算数はやる気が起きにくいプリントだな、、と思っていました。

反対に、あれを毎日やりこなせたら、相当根性が身に付くのでは?

 

単調な計算問題が続く時期があり、ここがヤル気を継続させるポイントだと感じます。

普通に考えて、同じことの繰り返しはつまらない

同じような計算問題が続く算数のプリントは、息子にとっては苦痛だったようです。

それでも毎日数枚をこなしてきたおかげで、算数は得意教科となりました。

 

同じことの繰り返しは、能力を高める訓練にはもってこいです。

しかも同じように見えて徐々に無理なくレベルがアップしているわけですから、力を付けるにはもってこいだと思います。

 

しかし、息子には合わなかった。

「つまらない」という先入観が植え付けられてしまい、やる気が起きなくなっていました。

 

ヤル気を引き出すには、楽しいかどうかにかかっている!

気分が乗らないのに、無理やりやらされたりモチベーションを上げさせられるのは、なんだか嫌ですよね?

勉強なんて、そもそも自らやりたいって思う子の方が少ないのでは?

 

自分のやりたいことだけやって、やりたくないこと(勉強)はやらなかったら、学力は上がるはずはない、と思っていたんです。

悩んでいる人
はじめは嫌だけど徐々に慣れるかもしれないし。

勉強の習慣は「慣れ」だと思っていました。しかし、5年も続けてきたけど一向に慣れる気配もなければ、毎回気分が乗っていない。

ブラック ネコさん
嫌なことって、きっと慣れないんだな、、

そんな風に感じ始めたころ、あることに気付きました。

それは「同じ勉強でも、自分でできた!という喜びを感じると、楽しいに繋がる」ということです。

 

公文は「自分でできるようになるための基礎学力を身に付ける」といった、筋トレみたいな部分なんですよね。だからつまらない。

しかしある日突然、筋肉がモリモリになることはなく、むしろ日々鍛え抜いた努力があったからこそ、喜びもひとしおなのかも知れません。

 

息子も、毎日の公文は決して楽しい~というものではなかったようですが、それでも続けてこれたのは「できた!」という喜びを知っていたからなのかなと思いました。

 

しかし、ここの部分って本当に個人差があるんですよね。

一瞬の喜びのために、淡々とこなせる人もいれば、毎日苦痛に感じる人もいます。ここばかりは個人差があるので、自分や自分のお子さんがどのタイプなのかは把握しておくと良いかなと思います。

 

そして、喜びのための日々の努力は、子供が自分で選択しているか?というところは大事です

まだお子さんが小さいうちは、自分で判断はできないと思いますが、小学生になっても公文を嫌がってしまうのなら、無理やりやらせるメリットはないのかなと思います。

【公文の宿題が毎日ストレス】イライラするなら辞めたほうがいいです

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無理やりやるのなら、やらない方がいい。

私はそう思います。

 

公文を辞めて2ヶ月!子供たちの変化

こうして我が家も長い間続けてきた公文を辞める決断をしましたが、結果としては、家での勉強時間は明らかに減りました。

 

学力的にどうなったかはまだはっきりとは分かりませんが、実は「学ぶ」ということにはむしろ積極的になりました。

どういうことかというと

  • 公文の宿題がなくなり、空いた時間で本を読むようになった
  • グズグズする時間がなくなり、時間を有効的に使えるようになった
  • 嫌なことを促されることがなくなり、家庭環境が改善された

公文を辞めてしまったら学力が落ちてしまうかも、、といった不安がありましたが、それよりも我が家は手放したことで様々なメリットがありました。

 

公文を辞めたらイライラしなくなった

我が家の場合ですが、公文を辞めて公文の宿題を子供にやらせなくてもよくなってから、私が本当に楽になりました。

 

毎日習慣にしていた勉強量が減ってしまうわけですから、不安がなかったといえば噓になります。

しかし、辞めてみて分かったことは「子供は好きなことは勝手にやるけれど、楽しくないものは気分が乗らない」ということです。

この「気分が乗らない状態から持ち上げるのは至難の業」。それを毎回やらなければならないのだから、そりゃあ大変です。

 

どうしたら子供のモチベーションを上げることができるのか?ということも勉強しましたが、自分に置き換えてみればそれがどれだけ難しいことかは想像できるかと思います。

 

ヤル気を起こさせるために、あの手この手で策を講じてきましたが、それでも重い腰が上がらない息子に、ついイライラしてしまうこともありました。

やりたくないのなら辞めちゃえばいいのにーって、何度も思いましたしね。

 

ですが、筋トレもそうですよね。辞めたら筋肉はあっという間に落ちる。

筋肉マッチョでいたいのなら、苦しいトレーニングは欠かしてはいけないのです。

筋肉マッチョでいたいのは誰?

筋肉マッチョの方がカッコいいよーとか思っているのは、本人ではなくお母さんだったりしませんか?

本人が本当にマッチョになりたくて筋肉を欲しているのなら、勝手にトレーニングを始めるのだと気づいたんです。

 

そしてトレーニングの方法は必ずしもこれじゃなくてはいけない、というものではないことも感じました。

子供のタイプに合わせて、できるだけ負担のない方法でトレーニングを続けられる方がよっぽど効果はあります。

 

我が家では断然タブレットでした。

遊び感覚で始められて、やりたいだけできる。

子供の大好きなゲーム感覚で、いつの間にか九九や都道府県が覚えられたら最高ですよね。

◆スマイルゼミ◆タブレットで学ぶ 【小学生向け通信教育】が誕生!

わざわざ苦しい方法でトレーニングをしなくてもいいんじゃないかな~と思います。むしろ楽しく無理がない方がよっぽど効果は出ますしね。

 

公文を続けて分かったこと

公文式は、プリントにこだわっていると聞いたことがあります。実際に子供が鉛筆でプリントに書き込むと、子供の心が字に表れるのです。

 

しかし息子は、鉛筆で字を書くというのもモチベーションを下げるきっかけになっていました。

続けるにはハードルが高すぎた

  • プリントがつまらない
  • 字を書きたくない
  • 字が汚くて注意される
  • だからヤル気が起きない

自分自身が「やりたい」と思うものでなければ、人は続けることはできないと思います。

自分がこうなりたい!という目標を持てるまでは、楽しそうという気持ちがヤル気につながっていきます。

 

息子の場合、注意されるのも嫌だし面白くないしで、公文の宿題は「嫌なもの」という先入観が植え付けられてしまいました。

学校でもえんぴつで字を書くことは避けては通れませんから、克服してほしいなとつい思ってしまっていましたが、かえって逆効果となってしまいました。

毎回苦手なことに取り組まなければならず、モチベーションが下がっていたようです。

 

つい私たちは、苦手なものを克服するために毎日頑張らなきゃ、と思ってしまいがちですよね。

しかし、5年続けてきて分かったことは「苦手なことを無理やりやらせても克服はしない」ということでした。

 

自分で克服しようと思って挑戦するのとは全く違うんですよね。

自らチャレンジしようという身持ちが湧いてきた時、人は伸びるのだと実感しています。

 

【まとめ】公文を辞めたら自由な時間が増えた!

 

公文を辞めて、正直私は本当に楽になりました。子供にイライラすることが極端に減りましたし、子供たちも自由な時間が増えました。

 

と言っても公文の宿題自体は、一日に4~5枚。これ以外に取り組んでいるものも特になかったので、それ程大変だったのかなと聞かれると個人差はあると思っています。

 

プリントを毎日コツコツ、、が実はなかなか難しいんですよね。しかし、そういうものだと思い習慣にしてしまえば、かなりの学力が身につくと思います。

お子さんのタイプに合わせて毎日取り組める教材に出会えることが、学力アップにつながっていくと思います。

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