こんにちは! ミホコです。
今でこそお家で仕事ができるようになりましたが、私も独身時代はお勤め人をしていました。
朝早くに家を出て帰ってくるのは夜の7~8時。12時間ほどの拘束時間です。
しかし、それよりもストレスだったことは「時間内に仕事を終わらせなければならないプレッシャー」でした。
技術職だったこともあり「常に失敗するかも、、」といったプレッシャーがつきまとい、仕事が間に合わないときは、自宅に持って帰って仕事をしていました。
そんなこともあり、結婚したら前職には戻りたくないと、新しい働き方を模索してきました。
仕事を辞めたいと思ったことは、何度もある
辞められなかったときに私がしてきたこと
結局、私は職場を変えたいと思いながらも、寿退社をするまでお世話になりました。今では、そこで学べたことに感謝もしています。
しかし転職をして、新しい場所で一からスタートすることも、自分の経験を積むチャンスだったかなとも思います。
仕事を辞めたいと思った原因
求められることのレベルが高すぎて苦しかった
専門職に就いていました。学生の頃から専門の知識を学んできたので、20年近くドップリとその世界に浸かってきました。
専門職の良いところは、その道のプロフェッショナルになれる
しかし、その仕事を辞めてしまったら何も残らない=その仕事しかできない
職場は、常に戦闘態勢でした。求められるレベルが高すぎて、常にプレッシャーとの戦いでした。
やりがいとしては、魅力のある仕事でした。
しかし、常に能力以上のことを求められ、できなくて怒られ悔し涙を流すこともありました。
プレッシャーって相当なストレスなのですが、実はプレッシャーを全く感じていない人もいるのです。
どんな人でも、何年かやっていると「慣れる」のだそう。
人はどんな環境でも「慣れる」ようになる
そして、私もいつの間にか慣れてしまいました。
時間には追われるのですが「ま、何とかなるっしょ」というようになっていったのです。
ここまで来るのに何年か経っていましたから、それまではやはり苦しかったですね。そしてプレッシャーに押し潰されていた頃は、無駄に疲れてもいました。
愚痴をこぼす人がいなかった
専門職あるあるですが、私が勤めていた所は、職場のスタッフが極端に少なかったのです。
言ってしまえば、経営者と身内の方と、私。みたいな、笑
そうすると、ちょっとした雑談とか、ちょっとした愚痴みたいなことも、気楽に話せる人がいないのです。
代わりに自分の家族には何でも話していたのでまだ救われましたが、気持ちを共有できる人がいないのは地味に孤独でした。
しかし、孤独な環境にも慣れていくのですが、、
元々、それほど人とつるむのが好きではない私でも、仕事での同僚がいてくれたらな、と思ったものです。
プレッシャーばかりで割に合わないと思った
就職して間もなくは、求められる能力に応えられなくて、逃げ出したい気持ちになることが多かったです。
特に新人の頃は、誰だってできなくて当たり前ですが、周りとの能力の差を感じたり、自分に落胆することも多いと思います。
そんなことを常に考えていました。
何より、チームで仕事をしている他の職場の人が羨ましかったり、仲間がいる職場とか、楽そうなところとか、、
自分の職場以外のところが羨ましかったです。
実際に、何度か「辞めたい」と伝えたりもしましたが、その度に励まされ何とか続けてきました。
私が仕事を「辞めたい」と本気で思ったのは、私にはこの仕事は無理だ、と感じた時でした。
どう頑張っても、要求に応えられないのです。自分のキャパを超えたな、と冷静に思えた時、辞めようと考えていました。
仕事を辞めたいと思った時の改善方法
本を読んで、自己啓発をしていた
現実が苦しいと感じていた頃は、未来への希望を求めて自己啓発系の本を読んでいました。本を読んでいる間だけは未来に希望が持てる、というような感じですね。
しかし本を読むことで、自分にはなかった考え方や、自分に起こる出来事の捉え方が変わっていきました。
今までは、与えられたことに対して不満ばかり感じていましたが、様々なジャンルの本を読むことで、全ては自分を成長させてくれる出来事なんだと思えるようになりました。
本はその著者の考え方を学ぶことができます。
ちなみに当時の愛読書は「マーフィーの成功法則」といった海外の啓発本です。
人生に奇跡をおこす新装版 マーフィーの成功法則 [ ジョーゼフ・マーフィ ] 価格:1,650円 |
啓発系の本では、けっこうベタですよね(笑)
しかしマーフィーの本がきっかけで、啓発系の本にはまりました。
人って本気で悩むことがなければ、自分を変えようとか学ぼうとはしないものです。このころから啓発系の本を読むようになり、自分の人生を考えるようになりました。
新しい出会いを探す
学生の頃から専門系の分野にどっぷりと浸かっていたので、知識も偏っていたように思います。
このころから、新しい出会いを通じて新しい環境に飛び込んでみたら、仕事をしている時とそうでない時のオンオフができるようになりました。
華々しく見えていた同期の職場でも、それなりに問題もあることも分かりました。
隣の芝生は、、じゃないけれど、他の人の職場がどうしても羨ましくなりますよね。
実は驚くことに、逆もまたしかりということもありました。
こうして仕事以外の世界を見ることで、オフの日は仕事のことを忘れ、違う自分で過ごすことができ、思いっきりリフレッシュできるようになりました。
気持ちの切り替えができるようになったことで、仕事中のパフォーマンスが爆上がりし、仕事も定時で終わるようになったのです。
気持ちの切り替えができるようになり、思い悩む時間が減った
今までは休みの時も仕事のことを考えては憂鬱な気持ちを引きずっていましたが、それがなくなっただけでもストレスがかなり削減しました。
以前の私は、仕事をしていないときも仕事に支配されていたのです。
新しい学びを始める
新しい知識は、自分に自信をつけてくれます。うまくいけば新しい道も広がるかもしれません。
私は専門技術をみっちり学び、仕事ももちろん専門職でした。
「手に職を持っていると安定しているからいいよね」とよく周りの人にも言われましたし、自分でもそう思っていました。
しかし、逆を言えば「その知識しかない」ということだったのです。
今では、通信教育制度を使えば、自宅でも資格が取れます。
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仕事では全く必要のなかったパソコンの知識は、もっと早くから学んでおけばよかったと実感しています。
パソコンの知識があれば、できることは無限に広がります。
私は、専門知識に関してはかなりの時間を費やしてきましたが、それ以外のことにはほとんど無頓着だったのです。
そこで、当時は海外旅行が好きだったので英会話の勉強を始めました。
できることを増やすのに、遅いということはない
仕事のオンオフができるようになり、仕事以外の時間を自分の学びのために使うようになりました。
「仕事を辞めたい」とばかり考えていた頃は、正直オフの時間まで何かを学ぼうなんて考えられなかったことです。
まとめ
結局のところ、私は職業は変わらずですが転職は2回です。そして今では家で仕事をしています。
もっと技術を高めたいと転職したものの、転職をした先で多くを求められて苦しくなったりもしましたが、ある時期を超えるとそういった環境に慣れることができました。
今すぐにでも辞めるべき仕事や職場、避けるべき環境とは、身体が辛いと反応する場合。
転職も必ず経験となる。長く続ければよいというものではない。
はじめは、自分のできる範囲以上のことを求められたりもするでしょう。
しかし、だからこそ必死で学び成長するんでしょうね。
どの道を選んでも失敗ってことはないし、人はいつからだって成長できるものです。