こんにちは! 主婦ブロガーのミホコです。
春休みも終わり、子供たちは新学期を迎えました。
この時期は、新しいこと続きで子供たちも緊張していることと思います。
ちょっとしたことで不機嫌になったり、泣いてしまったり、、
それも「新しい世界に飛び込もう」と頑張っている気持ちの表れですね。
そうと分かっていながらも、子供がグズグズ言って、ことがなかなか進まず、ついイライラしてしまうお母さんもいらっしゃるかと思います。
我が家の子供たちは3歳差でしたので、上の子が小学校入学の時期に下の子の幼稚園入園が重なり、私の気持ちも緊張しっぱなしでした。
当時を振り返って、大変な時期をどう乗り切ったか、記事にしていきたいと思います。
このような方におすすめ
- 子供の入学と入園が重なったという方
- ハードスケジュールで疲弊しているお母さん
当時、私は専業主婦で、下の子は私にベッタリな女の子。実家は遠く離れていて頼ることはできず、夫も仕事で忙しい。
子育てのほとんどをこなしヨレヨレでしたが、やっと自分の時間ができるんだ、、と楽しみでもありました。
しかし、ホッとしたのもつかの間、小学校と幼稚園のタイムスケジュールにバタバタな日々が待っていました。
やはり一番大変だったなと思われるのが4月でしたので、当時を振り返っていきたいと思います。
小学校と幼稚園が同時にスタート!
小学校と幼稚園に通うようになると、お母さんは入学準備で大変ですよね。
私も、この時期の記念写真はズタボロ、笑
準備しなければならないものや書類の準備に大忙しで、睡眠不足が続きました。
入学準備期間にやっておくと良いこと
小学校や幼稚園など、通うところが増えると子供の持ち物が増えますよね。
当初は、子供部屋にランドセルや学校のものを置く予定でしたが、すぐに置き場所を変えるはめになりました。
親が把握しなければならないものが多すぎて、自分の近くに学校のものがある方が便利だということに気づきます。
リビングに全ての持ち物を置いておくスペースがなかったとしても、毎日入れ替えが必要なものは、できるだけ一か所において、無駄な行動を省けるようにしておくと、管理する自分が楽だわ、と感じました。
リビングで保管すると楽になるもの
- ランドセル
- 教科書、ノート
- 体操服
- ハンカチ、マスク
- 服
本当は、リビングにはごちゃごちゃ置きたくないのよね、、
そう思って見えない収納にも憧れましたが、この時期ばかりはそうも言ってられません。
学校に通うために必要なものは、お母さんが用意しやすい場所にあった方が断然楽です。
ちなみにランドセルをリビングに置く場合、どのような棚が良いか迷いませんか?
我が家は、はじめはカラーボックスに入れて収納していましたが、ランドセルを入れるにはピチピチなんですよね。
しかも、棚にランドセルを置いたまま開け閉めできる方が準備が楽ですので、こちらを選びました。
こちらのIKEAの商品はランドセル収納にぴったりですよ。
我が家では、こちらの棚を横にして、ランドセルや教科書、そして学校に着ていく服も収納しています。
服装は、同じようなものを3セットほど用意しておけば、朝が楽になるかと思います。
「迷う」という行動を少しでも減らし、朝のグズグズを回避していきましょう! オー!
朝の機嫌は夜作られる「早寝早起きのすすめ」
朝起きるのがつらいと、朝の準備にも時間がかかりますよね。
気分が乗らない子を動かそうと声をかけても、なかなか動いてくれず、お母さんもついイライラ、、
我が家の子供たちも、夜になるにつれテンションが上がっていくという「夜型」だったので、朝はギリギリまで寝ていました。
それでも息子は朝起きられるのですが、下の娘は眠くてグズグズ。
そこで、何とか子供2人とも朝型人間にするべく昼間の運動量を増やしたり、私も一緒に早く寝たりと色々と試してきましたが、どれも長くは続きませんでした。
ここで導入したのが「夜9時半までに寝られたらポイントゲット」という方法です!
子どもにとってメリットがあるものなら、喜んでチャレンジしてくれると思ったからです。
ただし、チャレンジできなくてもポイントがもらえないというだけなので、チャレンジするかどうかは子供が決めるというものにしました。
すると、息子は果敢にチャレンジしています。
ポイントが貯まると、ゲームの時間が増えるといった内容なので、ヤル気もすごい!!
反対に、娘は未だチャレンジできる日とできない日があります。
どうしてもお母さんと一緒に寝たいとグズッてしまう日は、無理にチャレンジさせないようにもしています。
このチャレンジは「アメかアメなし」といって、罰を一切与えないという考えのもとにできています。
ですので、チャレンジする子供たちも、そして私たちお母さんもマイナスな気持ちが起きにくいのです。
「できたらラッキー」ぐらいな気持ちでいいし、もしチャレンジできたら子供と一緒に大いに喜んであげられます。
子供がチャレンジできたときにシールを1枚貼るようにしたら、ますますヤル気が湧いているようです。
我が家では、チャレンジできた日はカレンダーに、100均で買ってきたシールを1枚貼るようにしています。
過去には何かを書き込むといったこともしていましたが、つい書き込むのを忘れてしまうんですよね。
シールでしたら子供も喜んで貼るようになり、貼り忘れということがなくなりました。
シールを1枚貼る→アイテムを集める→意欲につながる
もっとシールを集めたい、という気持ちになり、もっとチャレンジしたいといった意欲につながってるようです。
きっかけを与えてあげると、子供がだんだんと早寝早起きのメリットを感じるようになるんですよね。
そうすれば、いつかはシールなんかなくても勝手にチャレンジするようになります。
子供が自ら行動するように促す
「100均のシールを貼り、それに応じてプレゼントがもらえる」
これだけのことですが、かなりの効果が表れましたので、これはほかにも応用が利くのでは?と思うようになりました。
まず、お母さんが無理やり子供を動かすような声掛けは、ほぼ無駄だということに気づきました。
言っても全く効果が出ないのでイライラするだけ。
子供が自ら行動するように促すなんて、不可能に近いようにも思われますが、小さなお子さんでも「自分にメリットのあることなら、自ら行動するもの」です。
子供にとってメリットのあることとは?
子供だけではなく私たち大人でも、誰かに褒められたりするとうれしかったりしますよね。
よく「褒め過ぎてしまうと、褒めなければ行動しなくなる」ということも言われていますが、私は子供をどんどん褒めています。
だって自分だって褒められてうれしいんだから、子供だって嬉しいはずです。褒めたり認めるという気持ちを出し惜しみする必要はないと思っています。
しかし、褒める理由が「相手を思い通りに動かすため」だとしたら、相手の裏の気持ちは案外と読み取れるものですよね。
それは、子供でも同じです。
ですので私は、自分が心から感じたことを惜しみなく伝えるようにしています。
子供を動かすために頑張って褒めちぎったとしても、やはり心の裏を読まれてしまいますからね。
自分の行動を褒められる(認められる)と、もっと頑張ろうと思う
「ごはんおいしいね」と、よく息子が私に言ってくれます。その言葉が聞きたくてもっとおいしいご飯を作ろうと思えるのです。
反対に、どんなことでも自分にとってメリットがないと、自らやろうとは思わない。
その努力が将来の自分のためになるから、辛いことでも頑張ろうという考え方は、大人だから理解できるものです。
しかし「今を生きる子供」は、そう簡単には理解できません。
今楽しい方に簡単になびくし、今辛かったら平気で投げ出します。
自分の将来を真剣に考えられるようになるのは、もう少し先のことですよね。それなのに、大人の考えをそのまま子供に押し付けて無理やりやらせようとするからイライラしてしまう。
公文の宿題を子供に続けてほしくて色々と試してきた結果、子供のことが理解できたということを記事にしていますので、こちらも併せてお読みください。
【公文式】公文の宿題でイライラしないために取り組んできたこと
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自分にとってメリットを感じれば、誰かにやれと言われなくても勝手にやるんですよね。
ただ子供は「今楽しいものにしかメリットを感じない」ので、挑戦するものに対してメリットを感じさせてあげるという部分は、お母さんの器量なのかな、と思います。
子供が頑張ったときにご褒美が得られるようなシステム
頑張らなくても自分の欲しいものが得られるような生活をしてたら、アメの効果は半減してしまいます。
私も今まで、このような方法で子供の対応をしてしまっていました。
外で静かにしてくれないからと、お菓子を与えてしまう。
こちらの思い通りにしてほしいからと、アメをあげてしまっていました。
子供が赤ちゃんの時は「泣いたらミルクを与える」というようにお世話をしてきたからかもしれません。
その延長で、子供も「泣いたら与えられる」と思っているでしょうし、親も何の疑問も持たずに与えようとします。
子供が成長するとともに欲求もどんどん増えていきます。
子育てをしてきて、ここが一番難しかったなと思います。
ゲームの時間やYouTubeなどの動画を見る時間など、とめどなく与えることが子供にとって本当に良いことなのだろうか、と悩む親御さんは多いかと思います。
一度与えられたものを減らされたら、子供は駄々をこねて手に入れようとするのでは。
反対に、自分の努力で手に入れものは嬉しいでしょうし、またゲットしたいと思うようになります。
【まとめ】
我が家では、子供にゲームを購入する時に時間制限を設けました。
本当はもう少し遊ばせてあげたいな、、と思う時もありますが、ちょっと物足りないくらいでちょうど良いのかもしれません。
小学生も高学年になると、平日はそもそも時間がないですし、時間を決めていたおかげで休みの日にはボーナスがもらえたりするのです。
自分の努力で手に入れた特別な時間は、かけがえのないものになるようです。
「取り上げる」より「与える」ほうが、こちらも心地よいですしね。
この時期は、お子さんも新しい環境に慣れるために緊張もしているでしょうから、家に帰ってからグズグズしちゃうと思います。
ですので出来るだけ睡眠を多くとり、体力を万全にして乗り切っていけたらと思います。