子どもたちが公文をやめて、1年以上が経ちました。
幼稚園から5年間も公文に通っていたこともあり、公文をやめるのは勇気がいりましたが、結果として良かったかなと思っています。
その一番の理由は「私のストレスが大幅に減ったこと」です。
公文のシステムも公文の教材も、毎日続ければ学力は上がると思います。
しかし、公文のプリントをこなすのは、なかなか大変です。
ちなみに公文のプリントは、1日に4~5枚です。
1枚に5分~10分かかるので、プリントを終えるのに20~30分以上はかかります。
公文のプリントが終わるまでは、こちらもホッとできず、つい「早くやっちゃいなよ」などと口を出してしまっていました。
それが原因で、息子と喧嘩になることも増え、公文のプリントがストレスになっていました。
こんな方におすすめ
- 公文を始めようか迷っている方
- 公文を辞めようか迷っている方
我が家には、公文を5年続けた息子と、公文を2年続けた娘がいます。
息子は国語、算数、英語と3教科受講していたので、その分宿題も多く毎日こなすのが大変でした。
ですが、家庭学習の習慣を身につけたおかげで、公文をやめた後でも学力を維持することができています。
学力を上げるためには、毎日コツコツと勉強をするしかないのですが、できたらストレスなく楽しみながら続けていきたいですよね。
公文時代の失敗や経験を元に、今では無理なく家庭学習ができています。
公文を始めた方がいい?公文のメリットデメリット
我が家の息子は、幼稚園の年中から公文に通っていました。
何か習い事を始めた方が良いかなと、軽い気持ちで公文を始めてしまいましたが、続けていくのは本当に大変でした。
毎日コツコツと公文のプリントをこなすのはかなりのストレスでしたが、やった分だけ力になるという事も分かりました。
「毎日これだけはやる」と決めていかないと続けることはできませんし、続けていかなければ力は身につかないからです。
公文を続けてきたメリット
公文のプリントにストレスを感じながらも、毎日コツコツと続けてきたおかげで、息子の学力は上がっていきました。
学校のテストでも100点を取るようになり、成果が見られるようになりました。
しかし、学校の宿題の他に、公文のプリントを毎日5枚。
毎日30分ほどかけてプリントをやっていたので、子供にとっては大変だったと思います。
しかし「今日はやらなくてもいいよ」という特別な日をあえて作らないことで、コツコツと続ける訓練ができたと思っています。
公文を続けてきたおかげで、基礎学力が身についたと同時に、家庭学習の習慣が身についたと思います。
習慣を身に付けるのは本当に大変ですが、一度身に付けてしまえばその後は当たり前のように続けることができます。
公文を続けてきたメリット
- 学力が上がった
- 家庭学習の習慣が身についた
公文の算数は、単純計算を何度も繰り返し解くことでスピードと正確さを身に付けていきます。
しかし、ただひたすら計算問題を解くのは面白くないようでした。
つまらないからやる気が出ず、なかなか始められない。
その時間がもったいないから、早くやってしまえばいいのに、、
このように、公文を続けてきたおかげで学力は上がりましたが、毎日プリントをこなすのは簡単なことではありませんでした。
公文を続けてきたデメリット
公文のプリントは、息子にとってストレスだったと思います。
きっと本心では公文のプリントはめんどくさいしやりたくはなかったようですが、辞めてしまったら学力が下がってしまうと思っていたようです。
毎日、嫌なことがあるという状況は、息子にとってはどうだったのだろうと考えることもありました。
公文を続けてきたデメリット
- 公文の宿題をなかなか始めない息子に対して、ついイライラしてしまう
- 公文の宿題があると思うと、毎日憂鬱になる
- 字が汚くなった
公文に通うようになって、スピードを重視するようになってから、字が恐ろしく汚くなってしまいました。
多少字が汚くても、プリントをこなすことを優先してしまった結果ですが、後になってこの癖はかなり困りました。
公文じゃなくてもよいと思う理由
そうなんです。
公文のプリントは、面白くないんですよ。
だから、子供もやりたがらないし、やる気が起きない。
国語のプリントは多少は面白かったようですが、算数はもはや拷問(笑)
ですが、計算問題をひたすら解くのが得意な子も中にはいるわけですし、計算が速くて正確な方がよいに決まっています。
毎日、一定量の勉強ができる子は、別に公文じゃなくてもよいのかもしれません。
公文のプリントは、正直言って面白くはない
先ほども言ったように、息子は嫌々公文のプリントをやっていたおかげで、デメリットもありました。
もっと楽しく勉強ができたら、無駄にイライラする必要もなかったし、時間を無駄にする必要もなかったのではと後悔することもありました。
もう一つのデメリットは、公文は月謝が高いことです。
1教科7千円以上で、3教科だと×3。兄妹も通っていたらさらに倍ですよ。
しかも送り迎えの手間もあったり、それが週に2回もあるのですから、親御さんの負担もかなりのものです。
お金も負担もかけているのに、本人がやる気がなかったら本当に意味がありません。
ましてやイライラする原因になるのであれば、今すぐに辞めた方がいいです。
息子も、なかなか公文をやめる決意ができないでいましたが、いざ辞めて塾に通いだしたら勉強が楽しいと言うようになりました。
公文で基礎学力ができていたので、塾の授業も理解ができるようでした。
基礎学力は、量をこなせばある程度は身に付きます。
しかし、応用は理解しなければ身に付きません。
そろそろ応用の時期かも、、という場合は、次のステップに進んだ方がよいでしょう。
公文の代わりになる勉強法
公文は、継続しやすい仕組みが整っています。
教室に先生がいることで、宿題を提出しなければならないからです。
計算ドリルなんか、自ら進んでやる子はあまりいませんよね?
基礎学力を身に付けるには、コツコツと何度も計算や漢字を練習する必要があるわけですが、公文に通っていれば嫌でもやらないといけません。
大人だってやりたくないと思うことを、子供が自らやるわけがないんですよ。
でも、勉強ってそういうものだと思っていませんか?
公文に通っていた頃は、勉強は面倒くさいものだと思っていました。しかし、塾に通い出してからは子どもが勝手に勉強するようになって驚きました。
マンガだけどね。
マンガだから子供でも勝手に読むし、学力もグングン上がっていくではないですか!!
その本がこちら。
「マンガだから」とバカにできないほど効果があって、自分でもびっくりです!
たまたまドラえもんが好きで、世界観にはまりやすかったのかもしれません。
好きな分野から学べば、勝手に勉強するという事も分かりました。うちはたまたまドラえもんでしたが、他の漫画でもよいと思います。
ゲームが好きだったらゲーム感覚で学べるタブレット教材だってありますし、動画が好きならYouTubeで勉強というのもありだと思います。
子どもが分かりやすくて、しかも続けやすい勉強法を見つけてあげることが、子どもの学力を上げる一番の方法です。
今すぐに公文を辞めた方がいいタイプの子は?
公文に行くのが憂鬱だったり、宿題に何時間もかかってしまうのなら、このまま続けていてもあまり効果はありません。
結局はどのような方法でも、継続していれば上達していきます。
ならば、楽しく続けられる方が良いですよね。
公文のプリントも、子どもが楽しいと思える程度のレベルなら、楽しく続けられると思います。
ですが、公文のプリントが毎回ストレスに感じているのなら、違う方法を探してあげた方がいいかなと思います。
計算のスピードが上がったら、公文を辞めた方がいい
公文の算数は、計算のスピードと正確さを訓練するようになっています。
ですから、公文をやっている子は計算が正確でとても速いです。
ですが、同じような計算問題を何度も解くわけですから、正直言って面白くはありません。
ある程度の基礎学力が身に付いたら、応用問題にチャレンジしてみてもよいかもしれません。
特に算数では、いくら公文を頑張っていても、テストの問題が解けなければ点数を取ることができません。
文章問題は解き方のパターンがあるので、結局は解き方を知っている子の方が点数が取れます。
公文で計算の力が身に付いていたら、あとは問題の解き方を習得していきましょう。
公文と塾では全く違う
公文で培われるものと塾で学べることは全く違います。
ですから、塾に通っている子の半数は公文にも通っていたりします。
お金もかかるし子供も大変そう。
公文にも通っている子は、家でもプリントをやっているので計算がとても速くテストの点数も高いです。
ただ、時間もお金もかかるので、我が家は公文を辞めてしまいましたが。
公文を辞めて分かったのですが、我が家の息子は本当に公文のプリントが苦手だったようです(笑)
公文を辞めたら自由な時間ができ、自ら勉強するようになって、結果として学力が上がりました。
今までどれだけ無駄な時間を費やしていたのか、、
30分もあればできることを2時間くらいかけてやっていたわけだから、無駄と言っちゃあ無駄かもしれません。
我が子のように、公文のプリントに拒否反応が出ていたら、他の勉強法を試してみてもよいかもしれませんね。
【まとめ】公文のプリントに拒否反応が出たら公文を辞めるべき
どのような勉強方法でも、ある程度は面倒くさいとかやる気が出ないといった気持ちになることもあります。
それでも毎日続けていくことで自分の力になっていくのですが、それが苦痛と感じるようになったら他の方法を考えた方がよいと思います。
勉強が楽しいと感じるタイミングは
- 問題が解けたとき
- テストでよい点数が取れたとき
反対に、勉強が苦痛と感じるタイミングは
- 勉強が自分の力で解けないとき
- 同じことの繰り返しで飽きた
公文のプリントは、同じことの繰り返しが多く、しかも問題が解けても「できた!」という喜びを感じにくいです。
毎日の勉強時間が苦痛に感じるようになると、徐々にやる気を失ってしまいます。
本来勉強とは楽しいもののはずです。
分かる楽しさや自分でできた!という喜びを子ども自身が感じられたら、自ら勉強するようになります。
お子さんに合った勉強法が見つかるといいですね。
子供向けのプログラミング教室もおすすめです。
自分から進んで勉強する子になる「プログラミング思考力」とは?
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