こんにちは! 主婦ブロガーのミホコです。
我が家の子供たちは、公文式をやっていました。
小学4年の息子は、幼稚園の年中から公文を始め、5年ほど続けてきました。
国語、算数、英語と3教科です。
公文は週に2日。3教科だと教室にいる時間は1時間半くらいでしょうか。
しかし、もっとすごいのは「毎日の宿題」です。学校にも行って、学校の宿題もあって、さらに公文の宿題でしょ⁉
ひとつひとつは少なくても、毎日こなさなければならないというのは、子供にとっては大変なことだと思います。
公文のプリントは反復練習が多く、大人が見てもやる気が出るものではありません。
そのプリントを、毎日こなしていくことができず、お子さんに宿題をやらせるたびにストレスを感じてしまうお母さんも多いと思います。
公文の宿題がストレスと感じる方におすすめ
- 我が家での公文の宿題への取り組み方
- なぜ公文なのか? 代用を考えてみよう
公文の宿題には散々悩まされてきましたが、5年もの間、一度も休むことなく公文の宿題をやりこなしてきました。
その結果としてどうだったかについても記事にしていけたらと思います。
公文の宿題がストレス! 宿題は習慣化できるのか?
公文のメリットは「基礎学力の向上」。
ですが、基礎学習ってつまらないんですよね。何度も同じことの繰り返しだったり、何より面白くないからやる気が湧いてこない。
それを家で取り組むということが子供にとってどれだけ大変なことなのか、、
しかし、この大変だと思われることを習慣化できたら最強だとも思えます、笑
公文の宿題は、家だとやる気にならない
子供が小さい頃から公文の先生にはお世話になっていたのもあり、公文の教室の雰囲気を知る機会は幾度とありました。
教室では、子供たちがそれぞれ自分の課題に取り組んでおり、みんなヤル気に満ちているといった印象でした。
その中には我が子の姿も!
その姿を知っているので、家では甘えも出てしまうのでしょう。子供のやる気というのは環境に大きく左右されるのではないかと思います。
家だと誘惑も多く、頑張るといっても自分ひとりじゃスイッチが入らないのは、なんとなく分かるのですが。
学校で頑張ってきて家に帰ってホッとしたのもつかの間、お母さんから「学校の宿題は?公文の宿題は?いつやるの?」と毎日言われたら、ヤル気も萎えますよね。
しかし、お母さん側からすると「宿題を早く終わらせて、本当の意味でホッとさせてあげたい」という気持ちがあるのです。
学校の宿題はできても、公文の宿題をやるには気分が乗らず、なかなか始められないというお子さんも多いと思います。
学校の宿題は「もしやらなかったら先生から怒られるかも?とか、友達から馬鹿にされるかも」といったネガティブな気持ちから、やらなければいけないと思っている。
しかし公文の宿題はどうでしょう?
先生からは注意を受けるかもしれませんが、怒られるというほどではないと思います。そして、友達同士でも宿題の量は人それぞれですので、誰かからとがめられることはないですよね。
だから、もし公文の宿題がやれなかったとしても、子供にとってのデメリットはあまり感じられないのです。
怒られるということが必要だと言っているのではなく、子供にとってメリットがなければ行動はしないということです。
「怒られないために」ということも、自分にとってはメリットとなりますよね。
しかしどの親御さんも、子供の恐怖をあおってまで公文の宿題をやらせたいなどと思ってはいないはず。
子供が自ら公文の宿題をやるようになってくれないかなぁ、と願っているのではないでしょうか。
公文の宿題は、お母さんにとってもストレスの原因
本当は口うるさいことを言いたくはない。
でも、何も言わないでいると、いつまで経っても公文の宿題を始めない、、
お子さんの様子を見ていて、だんだんとイライラしてきて、つい「公文の宿題はやらないの?」と言ってしまう。
すると「今やろうと思ってたのに!」と怒り出す。
今やろうと思っていたら、とっくに始めていたはず。それは分かっているけど、一向に始める気配がない。
余計なことを言ってしまうとまた怒らせてしまう、、
そういったジレンマがストレスに感じてくるのです。
家に何もなかったら、公文の宿題もすぐに始められるかも。一緒に頑張る仲間がいたら、やる気もアップするのかも。
しかし実際には、家には自分の興味のある本もたくさんある。兄弟がいたらおしゃべりを始めてしまいます。
お腹が空いただの、トイレに行きたいだの、様々な理由をつけて違うことを始めるのです。
時間を決めてチャレンジしてみようと言ってたのに、そういう時に限って「トイレ」。
子供にとって公文の宿題は、メリットが感じられないのでなかなか始められない。
事実、今の子供たちは本当に忙しいです。学校も朝早くから夕方まであり、その後お友達と遊んだり習い事に通ったり、その合間に学校の宿題もやらなければならないのです。
それぞれ時間にしたら、大した時間ではないのかもしれません。公文の宿題も、すぐに取り掛かれるのなら20分もあればできてしまいます。
でもやらない。やらずに時間だけがダラダラと過ぎていく。
その姿を見ていて、ついイライラしてしまうのです。
公文の宿題を習慣にする方法
公文の宿題を家でこなすということがどれだけ大変なことが分かっていただけたでしょうか。
「なら辞めちゃえばいいのに」となるのですが、実際にはなかなか辞めたがらないお子さんも多いということが分かりました。
その理由の一つが「公文の教室」にあるのではないかと。
公文の教室に行くと
- 先生に褒めてもらえる
- 頑張る自分になれる
- やり切ったという達成感が味わえる
みんなの前で先生に褒められるというのは、子供にとって格別に嬉しいのでしょう。さすが公文の先生、子供をその気にさせるのがお上手!!
教室でのやる気が家でも続けば、公文の宿題なんてあっという間にできちゃうはずです。ここはお母さんの腕の見せ所なんですよね。
(しかし実際には簡単にはいきません。お母さんだからこそ、子供も甘えてしまうんですよね。)
公文の宿題はダラダラやっても意味がない
公文の宿題はその子のペースに合わせて、多くも少なくもできます。
しかし実際は、ヤル気が出なければ1枚だってやりこなすのは至難の業なのです。
ちなみに公文の宿題は、ダラダラと時間をかけて取り組むものではありません。本来は時間を計って、何分でできるかを把握しながら取り組むようになっています。
公文の教室でしたらその方法で取り組めたものが、家だとやる気がないので時間を計ろうとしても「ちょっと待って」となる。
「言い訳を言えば逃げられる」という甘えが出てきてしまい、チャレンジどころかどうやったら逃げられるか?という気持ちになっているのですから、なかなかスタートが切れません。
それでもしぶしぶ始めるのですが、公文の宿題に対する苦手意識は強くなる一方。
やっぱり宿題は大変だ!といったイメージを、子供が勝手に植え付けているようにも思えました。
公文のプリントに対して、子供がどんなイメージを持っているか。
ここがポイントだなと思いました。
「みんなどれくらいやってるの?」公文の宿題は何枚がベスト?
続きを見る
我が家では、おうちでこなすプリントは極力少なくしてもらっていました。
家でやる公文の宿題は「簡単に終わる」くらいでちょうどよいようにも思います。
量が多いだけで、はじめから難しいと思い込んでしまい、ヤル気が出なくなってしまうからです。
こちらの記事も併せてお読みください。
【公文式】公文の宿題でイライラしないために取り組んできたこと
続きを見る
公文の宿題をやるメリットを知る
公文式のメリットと言えば、なんといっても「自宅学習の習慣が身につく」というところではないでしょうか。
コロナ禍で、学校が休校となった昨年度は、子供たちは自宅学習を余儀なくされました。
突然のことで、誰もが戸惑い何をしていけばよいのか迷ってしまっても致し方ないというときに、「自宅学習の習慣」が身についていた子は、自宅にいても自分のペースで学習ができたというのです。
自宅学習の習慣が身についていると、単純に勉強時間が増えます。
一度学んだことを復習したり、気になることを自ら調べるといった「学ぶことに意欲的」です。
分からなくても、チャレンジすることで分かるようになったり、できなかったことができるようになった。
この経験を積むことができるのが、公文式のメリットです。
ただし、公文の宿題に取り組む度に子供が嫌がってしまったり、お母さんがイライラしてしまうのなら、他の方法を検討してみてもよいのではないでしょうか。
意味がないどころか、お家で勉強をしたがらなくなってしまうかもしれません。
本来、子供は褒められたらもっと頑張ろうと思うものです。
しかし、公文の宿題をなかなか始めないお子さんを褒めることができない、、
家だとどうしてもやる気が出ない、、といった葛藤を抱えているのは、実は子供なんですよね。
ならば、子供が楽しく取り組めて、自宅学習の習慣が身につくものを探してあげたらよいのかなと思います。
今の子でしたら断然タブレットでしょう!
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余計なものがないというのも、お母さんにとっては魅力的ですよね。
何よりお母さんが余計な小言を言わなくてもお子さんが勝手に始めてくれるので、お母さんのストレスも激減すると思います。
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【まとめ】公文を辞めて思うこと
我が家では、小学4年の息子と小学1年の娘が公文式に通っていました。
しかし、実は昨年の2月で公文を辞めてしまいました。
公文を辞めてからの様子はこちらに記事にしています。
公文を辞めても学力が上がり続ける理由とは?その子に合った勉強法
続きを見る
週に2回も通っていましたし、子供たちが公文を辞めることを受け入れられるのか、正直不安でもありましたが、案外すっぱりと気持ちが切り替わっていたので驚きです。
辞めた理由としては
- 高学年になったら塾を検討していた
- 公文で培ってきた基礎学力を応用できるか気になっていた
- 公文の宿題で子供ともめるのが嫌だった
私が子供に小言を言いたくなかった、というのが一番の理由です。
子供の成長とともに塾に通ったりもするでしょうし、宿題は避けては通れないとは思いますが、お母さんがストレスを溜めてまで子供に勉強をさせるのは意味がないと判断した次第です。
公文に通うお子さんの中には、おうちでの宿題も難なくこなせる子もたくさんいらっしゃいます。我が家の子供達も、今までよく頑張ってきたなという思いがあります。
面倒くさいことや嫌だなと思うことでも頑張ったという経験は、子供たちの自信につながっていくことと思っています。
今まで続けてきたことを辞めるというのは、子供にとっても不安なようです。
私もこの選択が本当に子どもたちにとって正しかったのかずっと考えてきましたが、今の晴れやかな気持ちを味わうと、この選択でよかったんだと思えるようになりました。
今はたくさんの方法があります。たくさんあってどれが一番良いものなのか迷ってしまうのも無理はありません。
子供のタイプに合わせてベストな方法を探していくしかないのですが、一番大事なことはお母さんがストレスに感じないことだと思っています。
我が子のためにと奮闘する気持ちは、どのお母さんでも同じですね。私も迷いながら模索しながら今に至ります。
自分の経験がお役に立てたらと願っています。
自分から進んで勉強する子になる「プログラミング思考力」とは?
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