突然ですが皆さんは、朝起きた瞬間からなんとなく不安だったりモヤモヤしているということはありませんか?

実は、朝は脳が最も素の状態らしく、ごまかしが効かない時間なのだそう。
昼間は、スマホを見たり人と会ったりして気が紛れるけれど、起きた瞬間は「今の自分の状態」がそのまま出やすいというのです。

特に「今日は仕事が忙しい」と分かっている日の朝などは、不安も倍増します。

朝起きた瞬間からなんとなく不安を感じていたりモヤモヤするという人は、不安を解消しようとせずに「不安と共存する」ことをお勧めします。
こんな方におすすめ
- 最近ワクワクしなくなった人
- 朝からなんかモヤモヤする人
大人になると、楽しみよりも不安なことのほうが断然多くなりますよね。
子どもの頃のような「明日が待ち遠しい」とか「夢中になる」といったようなワクワクする気持ちを、もう一度取り戻すにはどうしたらいいのでしょうか。
朝起きた瞬間からモヤモヤする原因

朝起きた瞬間というのは、「今の自分の状態そのもの」なんですよね。
だから、朝起きた瞬間からモヤモヤするのは、なにかしらの不安を抱えているという状態です。
「まだ起きてはいないけれど、これから起こるかもしれない」ということに対して過剰に心配しているのです。
この心配を安心に変える方法はあるのでしょうか?
心配事の9割は起こらない
ペンシルベニア州立大学に所属している Lucas S. LaFreniere と Michelle G. Newmanの研究によると、91.4% の心配は実際には起こらなかったというデータ結果が出たそうです。
ただし、注意点としては、「これは全人類の心配の統計ではなく、対象が不安傾向にある人だった」ということです。
むしろ研究ポイントは「人は不安になると、未来の悪い出来事の確率を、実際より高く見積もりやすい」というところにあります。

脳は“危険予測”をかなり盛ってしまうことがあるということが、研究結果でも明らかになったということです。
ちなみにMichelle G. Newmanは、不安症や心配に対する研究でかなり有名な臨床心理学者で、「不安を避けようとすると不安が強化される」という研究も多く出しています。
これらの研究結果にもあるように、人の脳は「不安はより大きくなる」ため、心配していてもほとんどは取り越し苦労だということが分かります。
現実にはまだ何も起きていないのに、想像の中で不安が膨らむ心理状態です。
しかし、それが分かっていても脳が勝手に嫌なことを想像してしまうんですよね。
止めようと思っても、空気を吸うように嫌なことを考えてしまうとき、一体どうしたら負のループから抜け出すことができるのでしょうか。
不安は消そうとするほど強くなる
先ほどの研究結果でも分かるように、不安は自分の頭の中で勝手に膨らみ、しかも消そうとすればするほど強くなります。
ですから、不安をゼロにすることは正直かなり難しいということだ分かります。

私はモヤモヤと共に生きていくのね。
不安を消すことは難しいかもしれませんが、「頭の中を不安に支配されない状態」にすることはできます。
コツは、考えないようにするのではなく、扱い方を変えることです。
たとえば不安が出てきたときに「考えちゃダメだ」と思うのではなく、あとでちゃんと考える時間を作ると決めます。
そして、あとで考えることリストを紙に書いておく。
これだけで脳は安心するため、今を邪魔しにくくなります。
不安が頭の中でグルグルしてしまう原因は、その不安が曖昧だからです。
だから、紙やスマホのメモに具体化します。
- 何が起きそうで不安?
- 起きる確率は何%?
- 起きたらどう対処する?
これらを書くと、思っていたよりも大丈夫かもと思えるようになります。
不安というのは、ほぼ未来の想像にすぎません。
だからシンプルに、意識を今に戻すだけでも冷静になれることがあるのです。
不安は消すものではなく、扱うもの

不安なことが無くなれば、毎日がどれだけ楽になるかと考えていましたが、このご時世、心配事なんか減るどころか毎日増える一方です。
モグラたたきのように、たたいても毎日勝手に心配事が増えるのですから、いっそのこと不安と共存してしまうことです。
ちなみに我が息子は、生まれながらにして不安をあまり感じないタイプなのですが、環境に恵まれているわけでもなく、もともと持った性格のようです。

たまたま息子が、不安をあまり感じないという特性を持っていたので、どんな思考法をしているのかを元に不安を解消して楽に生きる方法を模索していこうと思います。
不安=準備のサイン
不安というのは、悪者ではなくて「何かに備えたい」というサイン。
例えば、
- 試験が不安 ➝ 勉強すればOK
- お金が不安 ➝ 情報集め・副業スタート
つまり、コントロールできる部分だけ動くことで、漠然とした不安が減っていきます。
体のどこかが痛いと「もしかしたら重篤な病気だったらどうしよう」と思い悩んで不安になることもありますよね。
このような場合でも、情報を集めたり、検査をしてもらうことで、心配しなくても大丈夫だったということは多くあります。
やみくもに思い悩むと、大抵は最悪な未来を想像してしまいます。
しかし、負のループを断ち切ることができるのも自分です。
私はどちらかと言えば不安症ですが、息子はまったく気にしないタイプ。
ですから、たまに息子の思考法を教えてもらうのですが、驚くほどシンプルで笑えてくるほどでした。
息子は、未来のことに対して何も考えていなかったのです。
特に、「こうなったらどうしよう」という類のことは全く考えていませんでした。
そういえば、小さい子どもって将来のことを心配しませんよね。
その時やりたいことに全力で、危険を察知する能力が皆無。だから何でもチャレンジできるんだと思うのです。
大人になるにつれて、危険を予測する能力が高くなり、これを回避しようとする。
不安とは、自分を守ろうとする行為なんですよね。
息子は元々、人から怒られたりすることを恐れていないので、自分を守るという感覚があまりないのかもしれません。
未来のことを考えても無駄
YouTubeでホリエモンが「未来のことなんか考えても無駄だから、一切考えない」と言っていたのを思い出しました。
なぜかというと、未来のことを考え始めると、大抵は不安になるからだと。
何も恐れていなさそうなホリエモンでさえ、不安になるのかとちょっと安心したのを覚えています。

不安というものはそれだけ曖昧なものであり、頭の中で勝手に膨らんだり萎んだりするものなのです。
ならば、自分でコントロールできるようにしたいもの。
- 未来は考えない。
- 不安を消すのではなく、今の行動を変える。
- 今を全力で楽しむ。
ホリエモンは「だから、意地でも考えないようにしている」と言っていました。
未来のことを考え出すと、どうしても不安になっていきます。だから意地でも考えないようにして、今を忙しくしているというのです。
未来に対して漠然とした不安を抱く人は、今を超忙しくするとよいのかもしれません。
今のタスクに追われて、気づいたら一日終わってたというように、考える隙を与えないのです。
不安は自分を守る防衛反応ですが、脳は危険予測をかなり盛ってしまうという性質があり、しかも不安を避けようとするほど不安が強化されてしまいます。
ですから、放っておくと勝手に脳内は不安だらけになっていくのです。

脳内がお花畑な人は、自分の都合の良いように勝手に未来を創り上げていて、その世界で勝手に楽しんでいます。
不安なことを考えていないことで余白を作り、妄想を楽しめているのかもしれません。
不安を解消しようとせずに、共存する

私は過去に、不安を解消しようとして考えないように頑張っていたことがあります。
しかし、考えないようにしても、気づけば勝手にグルグルしていて、無くなるどころかどんどん膨れ上がってしまいました。
どうすれば不安から解消され、毎日ワクワクしながら生きることができるのかを探していたところ、息子の生き方が参考になりました。
そもそも不安とは、こうなってほしくない未来に対しての解決策が見つからないときに感じるものです。
ですから、解決策が見つかればモヤモヤは消えるはず。
息子はリサーチ力が高く、自分が興味を持ったことを調べ抜いてすぐに実行に移していたのです。
気になったことを行動に移すスピードが速く、いつもワクワクしているようでした。
私たち大人は、行動に移す前にあれこれ考えてしまい、結局なにもやらないということもたくさんあります。
これがモヤモヤの正体なのかなと思いました。
不安を消すことは難しいかもしれませんが、それは今に満足していないということ。
より良くしようと必死で考えている証拠です。
自分が感じている不安の正体を探れば、本当に自分が必要としている物事に気づけるかもしれません。
